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絵 「空の下で耳を澄ます / Under the Listening Sky」 空中回廊アート館 GreenPost No.4

 Webマガジン GreenPost の誌面を飾るに相応しいアートとは? どこに探しに行けばいいのか? そこで、あえて遡上したら、絵や詩や言葉が、あの空中回廊アート館に現れたのです。


2026/05/08 空中回廊アート館 GreenPost
 

 一枚の絵「空の下で耳を澄ます/ Under the Listening Sky」

 遥かな天空と名もなき街角が、同じ呼吸の中で結び合わされる。

 
 夜の街路は、昼の世界が失ったものを静かに取り戻している。石畳に落ちる灯火は、単なる光ではなく、人の営みがなお絶えず続いていることの証である。窓辺にともる小さな明かり、言葉少なに歩く影、遠い空に瞬く星々。そのすべては、孤独でありながら互いに深く結ばれた存在として、この世界に漂っている。夜とは闇ではない。むしろ、人が昼の喧噪を脱ぎ捨て、自らの魂の気配を聞き取るために与えられた静かな器である。遥かな天空と名もなき街角が、同じ呼吸の中で結び合わされるとき、人ははじめて、生きることのかすかな尊厳に触れるのである。

2026 - GreenPost -

「夜の灯の下で」

今夜、星々は
自らの遠さを忘れている。

静かな屋根の上に身を傾け、
耳を澄ます心のように輝いている。

石畳の道には、
人の暮らしの小さな温もりが漂う。

誰かの手に寄り添う手、
窓辺で立ち止まる影、
見えない夢の重さを抱え、
ひとり歩く者。

家々はまだ眠らない。

揺れる灯の奥では、
誰かが待ち、
誰かが思い出し、
誰かが赦している。

そして夜は、
深く青いまま、
人間から離れて存在するのではない。

それは静かに、
生きる者たちの足音のそばを
歩いている。

 (英詩の和訳)

“Under the Lamps of Night”

The stars have forgotten
their distance tonight.

They lean above the silent roofs
like listening hearts.

Along the stone road
wander the small warmths of human lives —
a hand beside another hand,
a pause beneath a window,
a solitary figure carrying
the invisible weight of dreams.

The houses do not sleep.
Behind their trembling lights
someone waits,
someone remembers,
someone forgives.

And the night, vast and blue,
does not stand apart from us.

It walks softly beside the footsteps
of the living.

(Joe Vahi)
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 ■ コメント-

 深い青の夜空が広がります。
そこには大小の星が散りばめられ、ただの点ではなく、黄色や白の厚い絵具で強く輝くように描かれています。一枚の絵と詩「空の下で耳を澄ます / Under the Listening Sky」。GreenPost空中回廊アート館第四作目。

 空は単なる背景ではなく、街と同じくらい生きた存在として感じられます。
 この回廊は、まだ続きます。 (2t)

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