【ま(間)】富士山見てたら、テレビ局からメールがきた話
シリーズの合間に書く【ま(間)】
先月、東京へ向かう朝の新幹線。富士山を見てたらnote経由でメールが届いた。
関西のテレビ局、夕方のニュース番組のディレクターを名乗る人からだった。高校授業料無償化についての取材依頼だった。
正直、最初は迷惑メールかと思った。noteを始めて4カ月。こんな世界が広がっているのか、と思った。
考えてみれば、これまで書いてきたエピソードには、キラーワードみたいなものが多い気がする。
双子。4人の子育て。受験期が重なる家庭。新聞社からNPOへの転職。
一つひとつは自分にとっての日常だったけど、並べてみると、確かに興味の湧く素材かもしれない、と思った。
テレビ局の思い出
そういえば、そのテレビ局には学生時代に少し縁があった。報道局のカメラアシスタント(CA)のアルバイトをしていた。サッカー部が忙しくて、月に3~4回しか行けない幽霊部員ならぬ幽霊バイトだったけど、それでも4年間は続けた。
タクシーで現場に行き、数十キロはする機材バックを肩からかけ、走りながら三脚の足を延ばした記憶が蘇った。三脚を置いた瞬間、白!と叫ばれズボンのポケットからメモ帳を取り出し、カメラの前に差し出す。三脚の水平を整え、撮影が始まる。テープのキャプションはとりあえず「雑感」と書いていた。
まさかそこから、20年以上経って、今度は取材される側で連絡が来るとは思わなかった。
何話せばいいんかな??
ディレクターさんとは、電話とメールで何度かやり取りした。noteに書いている、正直な感想が欲しいという。受験のこと、お金のこと、制度のこと。
飾らずに書いてきたものを、そのまま欲しいと言われ、少し不思議な気持ちになった。
取材は、今年受験を迎える3女も一緒にということになった。家族に話すと、3女はもうその気になっていた。
「何話せばいいんかな??」
まだ出るかどうかも決まっていないのに、すでに出演する気満々で、こっちが驚いた。
踏み出してみた一歩
noteって、こんなことも起こるんやな、と思った。
誰かに届くかどうかもわからないまま、ただ自分の考えを整理するために書いてきた。それが、思ってもみなかった形で、思ってもみなかった場所とつながった。
もともと、なんとなく人に言われて始めて、強い目的があったわけじゃない。書きたいことがあったというより、書いてみよか、というくらいの軽さで始めた。
でも、書いているうちに、「書くの好きなんやね」と言われることが増えた。
取材を受けて
高校無償化など制度の拡充で選択肢が広がった。でも選んだ後に子どもたちが主体的に動けるかどうか、なんとなくでも選んだ先にどんな未来があるか、みたいな話をしたかったが、、
いざ取材される側になると、、うまく話せなかったですねww
でも、なんとなく始めた一歩でも、世界は広がるんだよと。将来の選択に悩む子どもたちには伝えたいな、と思う。
あとがき
そんな取材を終えたばかりの3女がオーストラリアに1週間の交換留学に行く。
数十万も払えるような余裕はうちにはないので、たまたまあった学校と自治体の交換留学プログラムになんとなく応募した。格安で行けるのはありがたい。探してみると、チャンスやきっかけって、意外ところがってるのかも。
3女のなんとなくも、大きく世界と広がった!!……と、かっこよくまとめたかったけど、荷造り大丈夫なのか、、
明日出発なのに。


