黙々と削る(3行日記)
ついに我が家にベルトサンダーがやってきた。
とはいえ、両手に収まるほどの小さいものだ。
そもそも、家に届いた時の箱自体驚くほど小さかった。玄関カメラに映る配達員が胸元に抱えている箱の大きさを見て、何か間違えたのではないかと思ったほどだ。
だが、これが本当によく働く。驚くほどよく削れる。あれほどデコボコしていたアルミがあっという間に平らになっていく。
そしてこれが本当に楽しい。
仕事でも若干感じていたのだが、俺はどうやら「綺麗な面が出る」というのが本当に好きらしい。削っては研磨面を見て満足し、また削る。それを延々と繰り返す。完成。この間、一言も発することはない。
ただひたすらに、機械の駆動音と研磨音、そして摩擦熱で熱くなっていく温度を聞く。これが本当に楽しい。
新たな趣味を見つけてしまったかもしれない。
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