宙組黒蜥蜴 東京初見でした
7/29(水)1800
団体観劇会にお声がけをいただきました。
15列上手にて。
大劇場(兵庫)以来一ヶ月ぶりです。
❏黒蜥蜴
演出などどこが違うか、はっきりとはわかりませんが、やはりあちこち変わっていたと感じます。
自分自身も観劇を重ね、見えるところが変わってきているのかもしれません。
今日とても強く感じたのは雨宮(マイティ)の狂気でした。黒蜥蜴を慕うあまり彼女から嫉妬されたと思い込み、ニヤつく様はまさに狂っているように見えました。報われない思い、かなわないライバル、くいちがう恋模様に振り回されるかわいそうな男を演じて気味悪く感じるほどでした。原作寄りだと、雨宮は風采が上がらないむしろ醜い男だったようで、それなら黒蜥蜴に邪険にされるというのは容易に納得できますが、彼女の演じる雨宮はみずみずしいいい男なので見た目から入ることが難しそう。それだけに狂気をはらむ方向へ振ったのでしょうか?
それにしても警察に捕まってから、護送される?までの短い間に、彼に何があったのかが気になります。「私たち愛し合ってます」と早苗(葉子?)に高らかに宣言されるには、何か決定的な出来事があったからなのか、それとも黒蜥蜴が毒をあおって明智の腕のなかで死んだことで、心の均衡の糸がプッツリ切れてもはやどうでもよくなったところにつけこまれたのか?自分の欲望をかなえるためにはウソもつく。葉子のような女にはそういうところがあるように思います。葉子であれば、愛らしい容貌に似合わないしたたかさをもっていますもんね。となると、このラストシーンは早苗ではなさそう。
観劇前に食事をした店のお隣の席で、今日初観劇のお友達にあらすじを話してきかせている人がいたのですが、その人はホテルから連れ去られた早苗が帰ってきた時には既に「葉子」で、その後はずっと葉子が早苗に入れ替わっているのだと解説していました。(なるほど…そんな読みですか)
見る人や見る回によって印象も変わりそうですね。
黒蜥蜴については、三人の薔薇を持つ女性の話やら、時代がかったセリフやら、印象に残る場面がたくさんあって、このあとも観劇の都度思ったことを記録していきたいと思います。幕間に芝居について話をしている人が多いのも印象的でした。多くの人の心に刺さった作品となったのでしょう。
❏Diamond Impalse
東京が始まって4日目。
桜木会か水美会の総見なのか?と思うほど(→未確認)、拍手•手拍子が揃っていました。音楽も盛り上がってはけるというよりは、ピアノのソロでポロンと終わることもあり、はっきりとした区切りのつきにくい展開なのですが、東京開幕から浅いのに、入れられるところにはシッカリ入れて、きちんとショーを盛り上げているのに感心しました。おかげさまで私もその拍手に合わせることができました。
ロケットは初舞台ロケットでなく、組子で構成されているはずですが、「112」というデコレーションは残してありました。センター(背丈から見て娘役)の方が回ったあとのポーズを決めて(どや?)みたいな表情をしたのがおもしろく、人数もおそらく30人以上は出ていて、初舞台生が抜けたようには感じられませんでした。下級生大忙し。誰もケガなどしませんように。
