✍️ ジーンズのロマン、ビンテージレプリカのお話
ジーンズと言えばやっぱり501。リーバイスが生んだ名作中の名作です。
ただ、この501というモデルは“1本”ではなくて、年代によって仕様が大きく違います。
ボタンの刻印、赤タブの文字、パッチの素材、デニムの織り方……それぞれ個性があって、もうギターの世界そのままです。
同じストラトでも年代ごとに性格が違う、あの感じですね。
そして、ジーンズの世界でもビンテージはとんでもない価値が付くようになりました。
でも、本物のビンテージは高い。めちゃくちゃ高い。
そこで“ビンテージレプリカ”という文化が生まれます。
手頃な値段でビンテージの風合いが楽しめて、普通におしゃれ。
僕も正直、いくらでもレプリカジーンズが欲しいです。危険です。
その需要の多さは、ユニクロがビンテージレプリカジーンズを販売していることからも分かります。
ユニクロ、舐めてはいけません。本当に昔ながらの機械で織られたデニムを使っていて、この価格帯では異常なクオリティです。
「どうなってるんだ……?」と思わずにはいられません。笑
僕も2本持ってます。
でも、ユニクロはあくまで“入り口”。
ここから深い沼が始まります。
年の為調べましたが現在ユニクロからビンテージレプリカと呼べるタイプのジーンズはギリギリ1モデルだけしか出てなくて、シルエットからするとレプリカとは言えないんじゃないか、みたいなデニムしか売ってません。後述する「66(ロクロク)」がギリ近いかもですけど。
🕰 501の歴史をざっくり振り返ると…
僕の記憶を整理しながら書くと、501の歴史(の一部)はこんな感じです。
多少ざっくりですが、方向性としては大体合っていると思います。
■ 60年代 ― 通称「66(ロクロク)」モデル
1966年前後に製造されたモデルを、コレクターの間では“66モデル”と呼びます。
縦落ち(縦方向に色が落ちる)が非常に美しく、人気の高い年代です。
※注意
「66」はあくまで“通称”で、リーバイスの正式名称というわけではありません。
■ 50年代 ― “XX” から “Big E” の時代
革パッチに「XX」と書かれていた時代から、赤タブが大文字の“E(Big E)”だった頃まで。
縦落ちに加えて横方向にもうっすら色落ちが入り、本物のビンテージ感がすごいです。
■ 40年代 ― 大戦モデル(WW2仕様)
第二次世界大戦中は資材不足でジーンズにも制限がかかり、
・パッチが紙製になる
・リベットが省略される
・ステッチが簡略化される
など、“戦時中ならでは”の独特な仕様が存在しました。
これがまた無骨でかっこいい。
🧵 レプリカを買うなら、あえて“老舗レプリカブランド”が粋
もちろん、リーバイス自身も LVC(Levi’s Vintage Clothing)という形で
ビンテージレプリカを出しています。
でも、個人的にはあえて“レプリカ文化を育てた老舗ブランド”から選ぶのも粋かなと思っています。
その筆頭が WAREHOUSE(ウエアハウス) です。
日本の職人さんが、糸から生地、縫製、パーツに至るまで
「当時の一本」を徹底的に研究して再現している。
履き心地も色落ちも本物に限りなく近い。
高いですけど、正直、値段以上です。
🔗 Amazonにあったウエアハウスのモデル
WAREHOUSE Lot 1001XX(ノンウォッシュ)
WAREHOUSE S1003XX-LTD(大戦モデル)
WAREHOUSE 2nd-hand / USED加工系
など、Amazonにも意外とあります。
在庫や価格は日によって変わるので、リンク先で確認してみてください。
90年代のアメカジブームもあり、ビンテージジーンズブーム→ビンテージレプリカブームとなっていったと思うんですけど、老舗はウエアハウスだけじゃないです、一番早かったのは多分DENIM(ドゥニーム)じゃないかと思います。SUGAR CANE(シュガーケーン)も当時から人気がありました。FULLCOUNTもですね。もっと色々あった気もしますけども。EVIS(エビス)ジーンズも懐かしいですね。
👖 最後に
ジーンズは履いて育てる楽しみがあるので、
1本こだわりのレプリカを持つだけで生活がちょっと楽しくなります。
ギターを育てるのと同じで、
「自分だけの一本」になっていく感じがたまらないんですよね。
