雨音はヴィブラフォンの調べ|極私的プレイリスト
雨の季節ですね。
今週は私が住んでいるところでも雨が多かったです。
大地を潤す恵みの雨に感謝しつつも、高温多湿は苦手です。
窓ガラスを伝い落ちる雨の軌跡を眺めつつアンニュイな心持ちになるワ・タ・シ。
時に強く、時に弱く降る雨は…そう、ヴィブラフォンの音色…
なんつって、そんな季節にこじつけて、ヴィブラフォンが主役のしっとり&スカッとジャズ5曲を選んでみましたよ。
◎ ◎ ◎
♪ "Montara" by Bobby Hutcherson(1975)
物憂げな雨の午後をやり過ごすのにぴったりな、大御所の涼しい名曲。
これまでに数多くの後進のサンプリング元となりました。
マリンバからヴィブラフォンに移るところなど、景色が変わるような気さえします。
◎ ◎ ◎
♪ "I Know Love" by Stefon Harris(2024)
お次はグッとリリカルに、ニューヨーク新時代のジャズを牽引するステフォン・ハリスさん。
「特定の和声進行が聴き手の多彩な心理的反応を引き起こす」と語る彼の、まさに「愛」の暖かさ・歓び・切なさを音に込めた曲。
こちらもヴァイブとマリンバの使い分けがお見事。
◎ ◎ ◎
♪ "I Get A Kick Out Of You" by Shirley Scott(1960)
女性オルガン奏者の草分け、シャーリー・スコットさんのリーダー作より。
ここでヴィブラフォンを演奏するのは、ニューヨーク・ラテン・シーンの巨匠、フィル・ディアスさん。
疾走するリズムの上のパーカッシヴなオルガン、高音域で舞い踊るヴィブラフォン、全員がお互いを高めあうようなグルーヴがスゴイ!
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♪ "Don't Expect To Be" by The Soultrend Orchestra(2025)
イタリア人プロデューサーPapikさんが手掛けるソウル/ファンク・プロジェクト。
タイトなボトムが支えるメロウ・ファンクが気持ちいいことこの上なし。
イタリアの熟練プレイヤー、クラウディオ・ピセッリさんの抑制されたヴィブラフォンがクール&クールです。
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♪ "ルパン三世のテーマ" by 大野雄二 & Explosion Band(2022 Live)
みんな大好きルパン三世!
残念ながら先ごろ亡くなってしまった大野先生率いるフルサイズのビッグ・バンドをヴィブラフォンでリードするのは日本ジャズ・ヴァイブの重鎮、大井貴司さん。
分厚いサウンドが問答無用でカッコイイ!
もうここにいる人全員がカッコイイ!
