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「教わる場がない」経営者が見つけた、成長し続けるためのヒント ——僕と私と 今瀧さんが語る、GrowthHubで得た学びと実践

カンファレンスでは登壇する側になることが多く、他のコミュニティでも「教える立場」として求められることが増え、深く議論しながら学べる場は少なくなりがちー。そんな中、今瀧さんはGrowthHubに参加し、アウトプットとインプットのバランスが取れた学びの環境に魅力を感じたと言います。なぜ経営者として学び続ける場が必要なのか?GrowthHubで得た気づきや実践への活かし方とは?GrowthHub共同発起人の大前が、その思考と経験を深掘りしました。

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今瀧 健登

1997年生まれ。Z世代への企画・マーケティングを専門とする企画屋。
ハッピーな共感をフックに購買行動を促す「エモマーケティング」を提唱し、「NewsPicks」「日経クロストレンド」など多数のメディアに出演。小瓶のお酒「クライナー」を販売する株式会社シトラムでは執行役員CMOを務める。
著書に『エモ消費』(クラスメディアパブリッシング)、『Z世代マーケティング見るだけノート』(宝島社)など。

経営者(CEO、CMO)として、成長し続ける環境を求めて

大前:今日はお時間をいただきありがとうございます。まず、ご経歴と現在のミッションについて簡単に教えていただけますか?

今瀧:もともと教育の道を志して教育学部に進学しました。しかし、教育現場での経験を通じて「現場の仕組みを変えるには民間からのアプローチが有効ではないか」と感じ、大学卒業後は教育系のコンサルティング会社に就職しました。
就活を終えて卒業までの約1年間は、社会をより深く学ぶために、期間限定のつもりで「花×コンサル」の会社を立ち上げました。その後、コンサルティング会社での勤務をしながら、2020年11月にZ世代向けの企画・エモマーケティングを手掛ける「僕と私と株式会社」を設立しました。現在は、「僕と私と」のCEOを務めると同時に、ドイツ原産のお酒「クライナー」を販売する株式会社シトラムのCMOも担当しています。

大前:教育の道からスタートし、マーケティングや事業開発へと転身されたんですね。そんな中で、GrowthHubに参加したきっかけを教えていただけますか?

今瀧:もともとX(旧Twitter)で大前さんをフォローしていて、「マーケティング業界ですごい人がいる」と噂を聞いていました。それでGrowthHubの存在を知り、応募しました。

大前:ありがとうございます。マーケターや経営者とのつながりが多い中で、GrowthHubにはどんな期待を持って参加されたのでしょうか?

今瀧:現在、「僕と私と」の代表と「シトラム」のCMOという2つの立場を担っていますが、共通して感じるのが「経営層になると、学ぶ場が極端に減る」ということです。

一般的なカンファレンスでは登壇者として話す機会はあるものの、参加者同士で深くディスカッションする機会は少ない。また、他のコミュニティに参加しても、自分の立場上「教える側」になることが多く、インプットの機会が減りがちです。
しかし、GrowthHubではアウトプットとインプットのバランスが絶妙なんです。講義を聞くだけで終わらず、「では自分の会社ではどう活かすか?」という具体的なディスカッションが自然と生まれます。料理に例えるなら、「レシピの紹介」で終わるのではなく、「じゃあ実際に作ってみよう」というところまで進む感じですね。

大前:なるほど。「紹介だけで終わるのではなく、作るところまでやる」イメージですね。

今瀧:そうです!さらに、その場にいるメンバーからフィードバックがもらえる。「ちょっと塩入れすぎじゃない?」みたいに、他の参加者の視点を得ることで、自分だけでは気づけなかったことに気づくことができます。
例えば、「味噌ラーメンと塩ラーメン、どっちがいい?」と悩んでいるときに、山代さんから「でも健登はこっちじゃない?」とアドバイスをもらうような感覚ですね(笑)。

大前:それはまさにGrowthHubならではの学びですね。
セミナーや勉強会では自分が登壇側になる機会が多く、相手にGIVEすることが中心になりがちですが、GrowthHubでは第一線で活躍する方々の経験則や知識を得られるだけでなく、講義後の懇親会で受講生同士がディスカッションできるため、インプットとアウトプットのバランスが絶妙ですよね。
また、欠席が多いと受講を継続できない文化も、熱量の高い人たちが集まる場としてすごく魅力的だと感じました。

「別世界の視点」を手に入れる

大前:GrowthHubで特に印象的だった講義はありますか?

今瀧:全講義、本当に学びが多かったのですが、特に印象的だったのは北尾さんの「商品ど真ん中クリエイティブ」の講義です。
これまでの自分の視点では考えもしなかった切り口に触れたことで、「マーケティングの世界が急に別の言語で書かれたものに見える」ような感覚になりました。

大前:別の言語、というと?

今瀧:例えば、AからB、AからCといったように「アルファベットの世界」で論理的に組み立てられたものの中に、突然「ひらがなが混ざってくる」ような衝撃です。
つまり、「自分の視野の範囲でしか選択肢を見ていなかった」ということに気づかされました。それを実際のクリエイティブに落とし込むにはどうすればいいのか?という具体的なアプローチまで考えさせられましたね。

大前:それは大きな気づきですね。

今瀧:また、受講生同士で「大前さんならこの状況をどうする?」「山代さんならどう考える?」といった話が自然と生まれていたことも印象的でした。それだけ講義を受けた後に、他のメンバーの視点を借りながら思考を深める習慣ができていたんです。
GrowthHubの講義は「聞いて終わり」ではなく、実際にどう行動に移すか?まで考え、行動することでさらに価値が生まれるんですよね。

成長の起点となる「多様なバックグラウンドの人たち」との対話

大前:講義以外で印象的だったことはありますか?

今瀧:「新卒を育てる重要性」について話した受講生との会話が特に印象的でした。
私は当初、「新卒を育てるのって大変じゃない?」と思っていましたが、その受講生に「自分の脳みそがもう一人増えたら最高じゃない?」と言われて、確かに!と納得しました。
CMOとしてマーケティング戦略を考えるだけでなく、組織全体をどう成長させるかが重要なんですよね。クライナーのチームでも、単なる指示出しではなく「自分の視点をどう伝授するか?」という観点で接するようになりました。

大前:GrowthHubのメンバーの中で特に印象に残っている方や、意外な学びがあった人はいましたか?

今瀧:もともと私の周りのマーケターや経営者は50〜60代の方が多かったのですが、GrowthHubでは30〜40代の「自分より少し上のレイヤー」の人たちと話す機会が増えました。

大前:ただの交流会とは違い、リアルな経営視点を共有できるのがGrowthHubの良さですね。

今瀧:まさにその通りです。GrowthHubは単なる情報交換の場ではなく、リアルな経営の視点を持った人たちと深く対話できる場なんですよね。

大前:なるほど。今日は貴重なお話を聞かせていただきました。ありがとうございました!

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