インドで取り組むSDGs
こんにちは。一般社団法人Glocal Solutions from Classroom(GSC)の小山田です。
今回もインドで出会った中高生のインタビュー内容をお伝えしたいと思います。今回は環境問題への取り組みについてです。
彼らは私たちGSCが開催するオンライン国際交流にインドから参加してくれている生徒さんで、日本の生徒と楽しくオンラインで交流してくれています。
この学校ではSDGsへの取り組みも盛んです。2024年には実際にこの学校からCOP29(国連気候変動枠組条約第29回締約国会議)に選ばれた生徒もいるんです!そして模擬国連にも参加しています。
彼らはまだ12〜14歳。どんな話を聞けるか楽しみです。

ー 今の活動内容について教えてください。
この環境活動には、さまざまな段階で関わっている人たちがいます。
現場レベルで動いている人たちは、私たちのために仕組みを設計し、必要な材料を作ってくれています。
私たちはそれらを実際に社会の中で活用し、社会の発展につなげています。
また、自分たちの考えを発信し、人々に理解してもらうことで、社会の成長や環境汚染の削減につなげています。このようにして、持続可能な未来のために社会を支えています。
ー 一緒に活動する仲間はいますか?
私たちは、海外の学校ともオンラインでつながっています。昨日は、トルコ、ウクライナ、インド国内(西ベンガル州を含む)などの国や地域とオンラインセッションを行いました。
ー 取り組んでいるSDGsについて教えてください。
私たちは「SDGsの17の目標」に沿って活動しています。それぞれが3つから4つほどの目標を担当し、その目標について話し合いながら、どのような解決策が考えられるのか、どんな問題が起きているのか、そしてそれをどのように解決して、より良い社会をつくれるのかを議論しています。
毎月、定期的にミーティングを行っています。時には週に何度も集まり、合計で月10回ほどミーティングをすることもあります。
昨年はここで大きな会合も開かれ、国連から来られた方が参加してくださいました。その方からは、多くの解決策や、それらをどのように社会へ届けていくべきかについてお話をいただきました。
会合は「グランド・セントラル・フォレスト」で行われ、そこで多くのことを学びました。Earthsite、Earth grove、Forestといった、3〜4種類のアプリについて学び、また、メンバーのうち2人は、WordPress.comを使って私たちグループのウェブサイトも制作しました。
私たちはすべてのSDGsの目標に取り組んでいます。16歳のメンバーは「食品ロス削減」に取り組み、農家支援やインフラ整備に関する活動を行いました。私は、持続可能性の促進と国の経済成長をテーマに活動しました。そして、この活動のためにバッジも作成しました。

ー 模擬国連に参加した時のことを教えてください。
住宅に関するプロジェクトもあり、その取り組みは国連で発表されました。私たちは全員、模擬国連(Model United Nations)にも参加しています。
そこでは各国が抱える問題について発言し、社会に向けて解決策を提案します。議論を行い、時には各国政府に対して課題を投げかけることもあります。昨年、私は模擬国連で日本代表の大使になり参加しました。その中でWHO(世界保健機関)のメンバーとして活動したり、別の委員会にも所属していました。
ー これからのことを聞かせてください。
将来的には、日本の学生の皆さんの前でスピーチをしたいと考えています。現在日本の学生さんとも交流があり、彼らから色々なことを学びたいと思っています。
日本は技術力が高く、とてもテクノロジーに強いと感じています。私たちは、まだ学び始めた段階で、これで十分だとは思っていません。これからも、さらに多くのことを学び続けていく必要があります。
ー どのようにして仲間を集めているのですか?
友人や身近な人、近くに住む人を通じて同じ目標を持つ人たちとつながりを広げています。また、課題解決に意欲のある生徒を学校内で見つけています。最近では、新しいクラブも立ち上げました。名前は「カピバラ・クラブ」です。
ー クラブメンバーはどのように集めているのですか?
各クラスから生徒を選び、担当する役割を決めます。それぞれが与えられた仕事に取り組み、成果を生み出していきます。
クラス単位だけで活動しているわけではなく、他の国際的な団体にも参加しています。学校内でのクラス間の連携は限られていますが、国際的な協力はとても重要だと考えています。

インタビューを終えて
今回のインタビューに参加してくれた生徒さんはまだ中学1〜2年生。自分たちの勉強の合間にこのような活動を精力的に行っています。SDGsに沿って自分たちで課題を見つけ、世界中で仲間を増やし活動していく姿はとても輝いていました。またそんな生徒達を支えてさまざまな機会を与えてくれる先生の存在も大きいですね。

