卒業…そのあとは?
小学校の卒業式からもうカルチャーショックでしかなかったけれど、最近の卒業式の派手さにはちょっとした違和感を覚える…のは、わたしだけかしら
自分たちの頃を考えると、無駄なようにも思える仰々しい服装やら2次会のフォーマルはどこまでいくのか!?
古い話をすると・・・・わたしの小学校の卒業式は、中学の制服を着るのが決まりだった。セーラー服でなかったことだけが悔やまれるけれど、制服というものを着るのは実に幼稚園以来だったし、在校生が普段着でいるのに対し、ストッキングなんか履いちゃってるものだから、ちょっとお姉さん気分でテンション高めだったことを覚えている。高校に至っては制服がAラインのワンピースだった。⇐プリンセスラインっていうらしいの、それは素敵だと思うけれど、来ていた当時はどうでもよかったかもね。制服ってその時にしか着れないのに、もっと楽しめばよかったなぁなんて、今になって思うのですがね。私立校だったので、短大、大学にも制服が存在し(いまどき?って思うでしょ)わたしが袴をはいて卒業式を迎えることはなかった⤵⤵
そして・・・・まもなく我が娘も最後の学生生活を終えようとしている。袴の予約は夏休み前から始まっていましたが、うちは盆明けに予約を入れた。しかし、わたしの娘は小柄なので袴のサイズも最小(S)だ。ゆえに、もっと早くに手を打たねばならなかった
昨今、小学生が袴で卒業式を迎える時代。さすがに娘が小学校を卒業式する頃は派手な衣装こそ見受けられたものの、まだまだ袴で卒業式を迎えようとするような児童はいなかった。このほんの10年程度しか経っていない近年は、早めに手を打たねば最小(S)の袴は小学生の予約で埋まってしまう…というありさまだ。買うより難しい、いや買った方が早いのか? でも、袴なんて教師にでもならない限り、いつ使うというのだ?
しかも娘、成人式とは違う着物を着たいと言い放った
成人式にはわたしの振袖を着た。袴をはいて下半身は見えないのだから、別に同じでもいいだろうと思っていたのだが、そこは女なんだわね・・・・
わたしの母親は着物が好きで、それも時代なのでしょう、若い頃からコツコツとお金を貯め、訪問着やらその他のお着物をとり揃えていたので、わたしのクローゼットも…もとい婚礼箪笥(持ってる人いる? これもギリギリ時代なの?)には観音開きの着物用箪笥がついている。ゆえに季節の着物はそれなりに持っており、高額のレンタルその他をする必要は省かれる
それはそれでいいのだが、現実は、ひとセット借りてしまって写真撮影までつけた方が金銭的にも時間的にも本当は楽だったりするのだ
でもね、わたしたちはずっと母親に着付けをしてもらっていましたので、その辺は頑なに…といいますか、なんとなく伝統行事のように受け継ぎたいと(とかなんとかいいながらわたしは着付けを習っちゃいない)
さらに驚くべきことに! 現在は袴用に裾丈が膝ぐらいの薄っぺらい着物があつらえてあり、昔のように着物の上から袴をはくよりもとても楽そうだ。そちらの方がいいのでは?…とも思ったのだけれど、これも時代なのかなんだか柄がみんな似たり寄ったりといいますか、今の流行なのか大柄(お花ぼ~んとか、矢羽根ど~ん)で原色! ちょっと見、浴衣のようなものが多かったりする。まぁ膝丈の、袴使用時にしか着ない着物に「辻が花」や「大島紬」があるのも無駄なのかとも思うけれど、それがレンタルの限界かと…
思えば成人式に限らず、結構な金額が式のために羽ばたいている
小学校こそ卒業後の「打ち上げ」は止めたものの、中学校ではさすがに許した。高校は高校主催の親娘参加の高額な「謝恩会」そして成人式・・・・
着物はわたしのものがあったし、着付けはわたしの母親がするので気にもしていなかったのだが、前撮り! なにそれ、前張り? いえいえ前撮りよね。100歩譲ってそれが現代の常識と考えよう。だが・・・・
娘は見開きの定番写真とは別にスナップ写真のアルバムが欲しいといった。まぁそれは思い出でもあるし、そう何度もあることではないので承諾した。だがそれを受け、祖母(わたしの母ね)が「自分にもスナップ写真を」と言い出した! なので、見開きと、L版のアルバムを2冊作る羽目に…Σ(・ω・ノ)ノ!
もったいないから同じアルバムではなく、全部違うショットで娘用と祖母ように作ったのだけれど・・・・
うちの母親だけだともう一方の祖母(義母)にも不公平が生じるかと思い、引き伸ばして額入りのものも作った。⇐これは完ぺきに押しつけだけど、孫の写真が欲しいというので…(わたしも嫌いじゃないのね、つまりは)
そんなわけで、写真だけでゆうに着物のレンタル料金を越えました。着物、借りずに済んだのが良かったのか、それゆえに写真を残せたのか、なんだか狐に化かされた状態でなぁなぁにされている着物マジック
それが2年前・・・・が翌年には、息子の成人式が控えておりましたので、またこれを繰り返すのは正直しんどいと思ったので、息子には袴を諦めてもらって(本人はそれほど興味もないようですし)、大学入学時のスーツを着せ、無理矢理成人式の前撮りの前倒しをさせていただきました!
本当は息子に関してもいろいろと夢はあったのよ。袴を履かせるのはもとより、せっかく長く続けて来た剣道の胴着や防具をつけて見開きの写真を作ってやりたい…とかなんとかね。でもそれはむしろ拒否されてしまい・・・・
結果、姉弟仲良く(まるで新婚夫婦のように)アルバムに収まりました~…でもコレって、息子には大変申し訳ないけど1冊に納めさせていただいたことには実は、わたし(母親)的にはものすごい宝物になりましたのよ。成人式の写真なんて、本人にはいつの間にか必要のないものになってしまいますけどね(事実わたしは自分のものは見たくもない)、これは母親のエゴですから~
自分の母親が、不細工なわたしたちの成人式の写真を持ち歩いて親戚の家に行っていたことを思い出しましたよ。えぇ、えぇ、我が子は自慢ですもの、おっほっほっほっほっ…
こちらの写真『オスカルな女たち』でも使用しておりますが、実は一番左端が娘だったりするんです(親ばか)↓ ↓ ↓

この次お金がかかるのは、結婚式かしらねぇ・・・・まだいいかなぁそれは
先週やはりというかとうとうというか、娘の大学の「卒業式中止」の連絡がありました。あ~そうなっちゃうよね~って思いました
そのすぐ後から、レンタルの払い戻しがどうとか、卒業旅行のキャンセル云々など、ざわざわとツイッターなどで騒がれておりましたが、わたし的には特に慌てることもなく、せっかくの袴ですし「小学生に先を越されたね」なんて言いながら、あんなに心躍らせて選んだのに…って、ハイカラさんみたいにブーツで…って、せっかくなので我が家は予定通りに髪をセットし、祖母に着物を着せてもらって写真だけでもと思っております。これも時が経てばどうでもいいものになってしまうのかもしれないけれど、わたしにとっては大切な娘の記録だったりするんです
しかもわたし、娘の袴の試着時に「お嫁に出すときはこんななのかしら~」なんて感傷的になってしまったりして、行くばかりか頬を濡らし、その挙句のこれでしたから、なんとなく複雑ではありながら、慌ただしくなくていいのかななんて
そして来年、次は息子の卒業式が控えておりますが、こちらはそれほど騒ぐことなく済むのかな…なんて。しかし、成長は嬉しいけれどわたしの子離れに対する心は未だ成長をとどめており、なんとも言い難い・・・・
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