《284》”普通の水”が500円で売れるわけ
こんにちは、田中梓です😊
数ヶ月前から、とある飲食店のブランディングにかかわるお仕事を始めました。
その飲食店の看板商品は、オーガニックでヘルシーなワイン。
一般的なお酒よりも価格も高くなります。製造工程やコンセプトを知っていれば、値段が高くても納得できますが、前提がなければ“ただの高いワイン”にもなりかねません。
実際に、お客様のなかには価格がネックと感じる人もいるそうです。
”普通の水”が500円でバカ売れした理由は?
いきなりですが、リキッド・デスという水をご存じでしょうか?
楽天市場で見たら、18本入りで7946円です。つまり、1本あたり約444円。ほぼ500円という金額です。
500ミリリットルのペットボトルの水が100円くらいで購入できる世の中から見れば、このリキッド・デスは5倍くらいの金額になりますね。
スーパーやコンビニで売っていても、なかなか買う勇気が出ない価格ですよね💦
「500円あればお酒が買えるのでは……」と思ってしまいましたが、なんとすでに190億円の売上をたたき出しているそうです。
パッ見はまるでビール缶のようなかっこいいデザインですよね。いわゆるパケ買いしやすい点も、500円の水が売れたポイントと言えます。
何と比較される市場で戦うか
私はリキッド・デスを会社の人に聞くまで知りませんでした。
頻繁にスーパーやコンビニのドリンクコーナーに行き、水を購入する私でも見たことがありませんでした。
なぜなら、リキッド・デスはスーパーやコンビニに売っていないからです。
リキッド・デスのメインマーケットは、バーやコンサート会場です。
さて、ここで想像していただきたいのは、「バーやコンサート会場で購入されるドリンクは何か?」ということ。
おそらく、多くの人はビールやカクテルなどアルコール飲料を思い浮かべるでしょう。
リキッド・デスのライバルは、ビールやカクテルなどのお酒となります。
ビールやお酒は、スーパーやコンビニにおいても単価が高い傾向にあります。バーやコンサート会場であれば、その価格差はさらに広くなるでしょう。
リキッド・デスは100円のペットボトルの水と比べると割高でも、バーやコンサート会場のお酒と比べると”優しい価格”になるのです。
また、バーやコンサート会場でかっこよくお酒を飲みたくても飲めない人にとっても、一見お酒っぽいデザインのリキッド・デスはありがたい存在となりますよね。
リキッド・デスはライバル設定が上手で、ターゲットのニーズをうまく捉えたからこそ売れたのだと思います。
飲食業界はライバルが多く、おいしさだけでは売れない時代になっています。だからこそ、私もライバル設定と市場設定にこだわって、高単価なブランディングを成功させます✨
ここまで読んでいただきありがとうございました😃
今後ともよろしくお願いします✨
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