群馬県を多文化共生の介護先進県にしたい!!
有限会社ミヤマの天田さんは国際経験豊富な若き経営者であり、群馬県内で地に足をつけて介護事業をしながらも、その目は常に世界を見ていました。今回、アトツギ部の支援をきっかけとして世界に踏み出し始めました。
自己紹介
日本人の父とフィリピン人の母を持つ生粋の群馬っ子の天田さん。20代は東証一部メーカーの営業職として国内、海外(中国・台湾・香港・フィリピン)で奮闘。30代に入って、ミヤマの経営者から誘いを受けて入社、現在に至ります。
事業紹介
天田さんは介護業界の人材採用にSNSを活用。優秀な広報担当を起用し「おそらく群馬の介護事業者でNo.1のフォローワー数ではないか」と話します。こんな楽しそうな職場なら働いてみたいと思わせる元気あふれるSNSはコチラです。
そんなミヤマの経営理念は「いま幸せです。ともに想える人生に」
遊園地はハード重視、テーマパークはソフト重視だとしたら、
ミヤマはテーマパークのようなソフトにも重きを置いた介護施設を目指しています。
施設利用者の心の豊かさを追求。
「食べられる」の先には「家族と美味しいものを食べたい」。
「歩ける」の先には「お孫さんと一緒に公園に行きたい」。
利用者一人一人の想いに寄り添って、叶える介護を目指しています。


今回の取り組み!!
その背景
ご存知の方も多いとは思いますが介護業界は深刻な人手不足です。
従来の採用方法では人材を確保できない上に、生産性を上げるために情報技術を取り入れようとするにもITリテラシーの問題もある。忙しさから人間関係が悪化し職場を去ってしまうこともある。
このままでは介護サービスの質が低下していき、業界全体の継続性すら危ういのが実情。周囲の介護施設でも人手不足を理由に閉業に追い込まれる施設もあります。

介護スタッフとしてフィリピン人に注目
あるフィリピン人スタッフHさんのエピソード。笑顔あふれるHさんはジョークや歌・ダンスを披露して場を和ませることも。そもそもフィリピン人はラテン系のノリで明るく、ホスピタリティも兼ね備えた国民性で、かつ多国籍文化で柔軟性もある。
「フィリピン人が介護業界の人材不足解決の切り札になる」と思うに至ります。

実は現社長の時代からフィリピンに注目
現社長は当時製造業を経営しており人材不足に悩んでいました。フィリピンと日本を繋いでいた大沢清さんと出会い、技能実習制度でフィリピン人に群馬に来てもらうことになりました。やがて群馬町(現、高崎市)はフィリピンのモンテンルパ市と提携し、その交流は今でも続いています。
今回の取り組み
1つ目の取り組みはフィリピン人を介護人材として招聘する人材事業。
その手法として「インターンの活用」「特定技能制度の活用」を考えています。
2つ目の取り組みは現場のリーダー人材育成。


支援者紹介
アトツギ部を通じて人材をテーマにした支援者を募集。支援者として手を挙げてくれた中小企業診断士の小口さんに注目。小口さんとは既に議論を開始しており、毎回、広く深い視点で相談に乗ってくださっています。

目指すゴール 〜群馬県を多文化共生の介護先進県に〜
日本の介護は待ったなしの状況であり、介護人材受け入れの基盤を作りたい。民間1社だけでどうにかなる問題ではなく、行政と民間がタッグを組んで取り組むべきテーマ。
「群馬県を外国人材が働きたいと思う場所に!!多文化共生の介護先進県に!!」と壮大な夢を語る天田さんでした。

(編集後記)
アトツギ部事務局担当が天田さんと初めて面談した時に感じたのは、優しい人柄の中にも揺るがない信念とまっすぐな眼差し。1時間のアポイントでしたが、引き込まれるようなお話で気づいてみれば1時間半を過ぎておりました。
”この人は群馬から世界に出ていく人に違いない”と興奮を感じながら帰路についたことを鮮明に覚えています。今回のご支援が天田さんの世界進出のきっかけになればアトツギ部としてこんなに嬉しいことはありません。
今後も天田さんに大注目です!!
