フリーランスが契約を切られる理由5つ|更新されない人の共通点と対策
こんにちは!グル実です。
フリーランスが契約を更新されず、切られてしまう理由は、大きく次の5つに整理できます。
理由①:発注側の予算・体制の都合(相手側の問題)
理由②:スキルのミスマッチ
理由③:コミュニケーションが取りづらい
理由④:単価と成果が釣り合っていない
理由⑤:「この人じゃなくてもいい」と思われている(代替可能性)
このうち①は自分ではコントロールできませんが、②〜⑤は事前にサインに気づき、対策すれば防げる可能性があります。
私は現在、フリーランスのDX系ITコンサルとして、エージェント経由の業務委託案件で働いています。
以前、無事に契約更新が決まったとき、ほぼ同時期に入ったフリーランスの方が更新されずに契約終了となるケースを間近で見ました。
「これは…明日のわが身では…!?」
この記事では、その実体験と、発注側(お客様側)の論理も知る経験から、契約が切られる理由・事前に気づくサイン・具体的な対策、そして「切られた後の動き方」まで解説します。
フリーランスで契約更新がされるか不安な方は、ぜひ最後まで読んでください。
1.フリーランスが契約を切られる理由5つ
理由①:発注側の予算・体制の都合(コントロール不可)
まず知っておいてほしいのは「あなたに何の落ち度がなくても、契約は切られる」ということです。
プロジェクトが予定より早く終了した
お客様側の予算が厳しくなった
正社員の採用が進み、外部人材が不要になった
こういった「相手側の都合」は、フリーランス側ではどうしようもありません。
【事前に気づくサイン】
予算会議の時期(四半期末・期末)に、体制見直しの話が出る
プロジェクトの縮小・凍結の噂が聞こえてくる
正社員の中途採用が活発になっている
【対策】
「何となく切られそうな雰囲気」を感じたら、契約終了を待たずに次の案件探しを始める
詳しくは後半の「切られた後の動き方」で解説します。
理由②:スキルのミスマッチ
「期待したスキル・成果が出ない」は、更新されない典型的な理由です。
ただし、発注側の本音を言うと、会社が欲しい人材に100%マッチしたフリーランスを雇えることは、ほぼありません。
特にIT業界は常に人材不足で、私自身も、会社が求めるスキルを100とすると、60〜80くらいのレベルで採用されている感覚です。
つまり発注側が見ているのは「今のスキル」よりも、足りない部分を自分で学習して埋められるか、です。
私も今回の案件で、まったく触ったことのないサービスを使う必要が出てきたため、業務時間外にも毎日勉強してキャッチアップしました。
逆に、スキルが足りず、それを自走で埋めることもできない場合は、更新が厳しくなります。
【事前に気づくサイン】
振られるタスクが減ってくる、簡単な作業しか任されなくなる
「〇〇はできますか?」という確認が増える
【対策】
足りないスキルは業務時間外でもキャッチアップする
「今△△を学習中で、来週から□□に対応できます」と学習計画ごと共有し、自走できる姿勢を見せる
理由③:コミュニケーションが取りづらい
フルリモートも増えている今、発注側との接点はチャットと定例ミーティングだけ、というケースも多いです。
この限られた接点で「扱いづらい」と思われると、契約更新に直結します。
具体的には、こんな人です。
お願いしたことをやってくれない
感情的に話す(相手が気を使う必要がある)
相手の意図をうまくくみ取れない
問題が起きたとき、すぐに報告しない
【事前に気づくサイン】
会議に呼ばれる回数が減る
チャットの返信が素っ気なくなる、依頼が減る
【対策】
意図が伝わりにくいと感じたら、チャットではなくWeb会議で直接話す
会議ではカメラをオンにする
→これは「ザイオンス効果(単純接触効果)」といって、顔を何度も見せることで相手との関係性が格段に築きやすくなる、地味に有効なテクニックです出社を求められたら、基本的に応じる
→直接会うと信頼構築のスピードが段違いです
理由④:単価と成果が釣り合っていない
発注側は毎月、「この単価に見合う成果が出ているか?」を見ています。
私の案件では、最初の契約は2カ月間で、最初の1カ月が終わるタイミングで次の更新が検討されました。
つまり、最初の1カ月で何らかの成果(または安心感)を見せられないと厳しい、ということです。
ここで大事なのは、成果を出すことと同じくらい、成果を「見える化」することです。
どんなに頑張っていても、発注側に伝わっていなければ「高いだけの人」と判断されてしまいます。
【事前に気づくサイン】
成果物へのフィードバックが減る、リアクションが薄くなる
進捗確認が細かくなる(=信頼が下がっているサイン)
【対策】
週次で「今週やったこと・成果・来週の予定」を簡潔に報告する
成果は数字や具体的なアウトプット(資料・改善結果)で示す
理由⑤:「この人じゃなくてもいい」と思われている(代替可能性)
最後は、責任感・プロ意識の問題です。
急な休みが多い、突然連絡がつかなくなる
自分の担当業務を、すぐ他の人に任せてしまう
分からないことを、調べずにすぐ質問する
こういう働き方をしていると、「この人でなくても、別のフリーランスでいい」と判断されます。
実際、休暇時の調整もなく突然連絡がつかなくなってしまう方もいて、そうなると残念ながら契約継続は難しいです。
【対策】
自分の仕事は最後まで責任を持ってやり切る
分からないことは、ある程度自分で調べてから有識者に聞く
逆に、自分の強みで他の人を助ける
余裕があれば、会社が困っているとき(急な欠員など)に手を貸す
→これは比較的少ない労力で信頼を得られるので、おススメです。
ただし、自分の担当業務のクオリティが下がっては本末転倒なので、あくまで余裕があるときにします。
2.【重要】契約を切られた後の動き方|案件パイプラインの復旧手順
どんなに頑張っても、相手都合で契約が終わることはあります。
ここでは、契約終了が決まった(見えてきた)ときに、収入の空白期間を最短にするための手順を紹介します。
手順①:最終日を待たずに、エージェントへ連絡する
契約終了が見えた時点で、すぐに複数のフリーランスエージェントに「〇月から稼働可能」と連絡し、案件紹介と面談を再開します。
契約終了日から動き始めると、次の稼働まで1〜2カ月の空白が生まれがちなので、契約終了が見えてきたらすぐ、次の案件探しをスタートします。
手順②:スキルシート・職務経歴書を直近案件の成果で更新する
今の案件で「何をやって、どんな成果を出したか」を具体的に書き加えます。
記憶が新しいうちにやるのがポイントです。
次の面談で、直近での成果を含めてアピールできるようになります。
手順③:現場の人脈に「次を探している」と伝える
知り合いや、過去の同僚・上司に、次の案件を探していることをさりげなく伝えます。
知り合いからの紹介などで、企業からの直接受注につながる可能性があり、エージェント経由より条件が良くなることも多いです。
手順④:貯金の残高から、猶予期間(何カ月持つか)を確認する
生活費と貯金から、無収入で何カ月耐えられるかを計算します。
猶予期間が短い場合は、単価や稼働条件の希望を一段下げてでも、早く次を決める判断が必要です。
手順⑤:条件(単価・稼働日数・リモート可否)を見直す
空白期間を短くするため、こだわる条件と妥協できる条件を整理します。
週5日フル稼働にこだわらず、週2〜3日 × 複数社という選択肢も視野に入れると、リスク分散になり、案件の幅も広がります。
具体的な案件の探し方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
3.平時からやっておくべき備え4つ
切られてから動くのでは遅い部分もあるので、普段からの備えも紹介します。
私自身、今回契約終了になった方を見て「明日のわが身…」と感じ、以下を実践しています。
(1)ある程度の貯金をためておく
契約が切られた後、すぐに仕事が見つからず、数カ月無収入…というケースは珍しくありません。
私の場合は子供もいるので、1年くらい無収入でも過ごせる貯金を貯めてから独立しました。
収入が入ると贅沢しがちですが、普段からの節約と貯金が最大の保険です😅
(2)他の案件も継続して探す
契約中でも、より良い条件の案件がないかは常にチェックしています。
他の案件を知っていれば、突然切られても慌てませんし、現在の案件の更新時に価格交渉の材料にもなります。
(3)収入源を分散する
例えば、2社から週2〜3日ずつ業務委託を受けていれば、1社の契約が終わっても収入はゼロになりません。
エージェント経由だけでなく、企業からの直接受注の実績を増やすと、さらに収入が安定します。
私も現在、複数の仕事に分散して、より高単価の案件があれば、低単価の案件と入れ替えていくようにしています。
(4)撤退ライン(うまくいかなかった場合の策)を決めておく
半年〜1年無収入が続いたら正社員に戻る、など、撤退の基準を決めておくと精神的にラクです。
私は退職時に、同僚や上司に「うまくいかなかったら戻ってきます!そのときはリファラルお願いします!」と伝えていて、上司からも「いつでも戻ってきていいよ」と言ってもらえています😅
今はどこも人手不足なので、フリーランスがうまくいかなければ会社員に戻る、というのは十分アリな選択肢だと思います。
4.まとめ|「成果・信頼」を示し、「お金・案件・収入源」を分散する
契約が更新されない理由には、コントロールできる部分とできない部分があります。
だからこそ、以下の2点が、フリーランスの生存戦略です。
コントロールできる部分では「成果・信頼・責任感」をしっかり示すこと
コントロールできない部分に備えて「お金・案件・収入源」を分散しておくこと
そして、もし契約終了が見えてしまったら、最終日を待たずに動き始めることが大事です。
「明日のわが身かもしれない…」と不安を抱えるより、今日からできる備えを少しずつ始めていきましょう!
案件獲得の具体的な方法はこちら↓
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