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【お礼】第二回すべて失われる者たち文芸賞

花澤薫さん企画 note内コンテスト「第二回すべて失われる者たち文芸賞」で佳作を受賞しました。

ありがとうございます!

作家・編集者である花澤さん企画の文学賞は、純文学的な作品をnote上で評価してもらえる数少ない機会、と私は思っていまして。
(そううたわれているわけではありませんが、そういうテイストの作品が集まってくる)
昨年から応募したいと思っていたコンテストなので、時間をかけてじっくり取り組むことにしました。

せっかくの機会なのでこれまでの作品でできなかったことを思いきりやってみようと、様々なことを試みました。
公開前、執筆仲間の友人に読んでもらい、遠慮のない感想や意見をもらったり。
人物やエピソードを足したり引いたり設定を変えながら、何度も改稿を重ねたり。

公開後、オープンな場では温かいコメントをいくつも頂戴しました🙌
それとは別に、クローズな場でも何人かの方に「ぜひ」とお願いし、忌憚のない感想をいただきました。こちらが想像した以上に深い「こう読まれるのか」に驚いたり。

それもこれも、2000文字かつ「喪失の物語」というテーマのあるものだからできたと思います。
やはり数万字でフリーテーマだと、何人もの方に感想を求めることは難しいので……(何度も改稿するのも大変だし)


そして結果発表とともに、花澤さんの寸評にはこのようなコメントが。

最後から三行目にどうしてもリアリティーが感じられませんでした。映像的な効果を狙った一文が実は大袈裟で、どうイメージしても現実に起こるようには思えませんでした。「惜しい」の一言に尽きます。

「茶色の瞳」寸評より

このラストの描写も、あれこれ考え抜いた中のひとつでした。
でも考え抜いたつもりが安易になってしまった、リアリティを追求する粘りが足りなかったのかもしれません。
「このくらいでいいかな」は読んでいる人に見透かされるんですよね。。
「『惜しい』の一言」は、とてもありがたく温かいエールと受け取りました!


書く前も書いた後も「どう読んだのか」を周囲に聞きまくり、「こう読まれるのか」と「私はこう書きたいんだ」を何度も行ったり来たり。

でも結局「小説は、自分の世界を伝えてなんぼだ」としみじみ思いました。
プロを目指すなら、読者や世の中のニーズはもちろん大事なのだけど。

いろいろ考え濃い時間が持て、個人的にとても思い出に残る作品になりました。


改めて、素晴らしい機会をくださった花澤さまに心から感謝申し上げます。
そして読んでくださった方、感想をくださった方、本当にありがとうございました。


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