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ネットの誹謗中傷に問題提起するドラマや映画について

たった今、ラストマンのスペシャルドラマを見終わったところだ。それなりに面白かったのだが、若干気になるところがある。

最近はこういったドラマで、SNS社会への問題提起がなされることが多くなってきた。どういうことかというと、ネット上の憶測やデマを簡単に信用すること、また、その不確かな情報に基づいて簡単に他人を糾弾することを断罪するものだ。これについて、私は大いに賛成の立場だ。古いネット語録で言うなら、激しく同意である。だから、そういう問題提起については大いにやってほしいと思っているのだが、私が引っ掛かっているのはその描かれ方だ。

映画「爆弾」の中でもそういうシーンがあった。爆弾犯のスズキタゴサクがYouTubeに動画をあげる。民衆が面白がって再生する。次の動画でタゴサクはこんな感じのことを言う、最初の動画の再生数が規定の数値を超えたので爆弾を爆発させました。あなた達が何も考えずに再生、拡散するからです。みたいな感じだ。映画の中では、その声明を聞いたネット民(主に若者)が、恐ろしくなり次々とアカウントを削除しだすのだが……ちょっと待ってほしい。それは流石に製作陣分かってないだろ、と思う。

だってそういう奴らは絶対まともに取り合わないもん。

そういう奴らがそんな物分かりがいいわけないだろ、と思ってしまうのだ。思ったより中毒患者であるし、アカウントを消すことはそんなに軽いことではないだろう。

また、反省もしないだろう。どころか逆ギレするのがオチだ。

先ほども述べたが、こういった問題提起をドラマでしてくれるのは良いことだとは思う。ただ、それで反省するような奴は最初から誹謗中傷とかしないような気はするけど、やらないよりはやった方がマシだと思う。

ただ、ドラマにするなら寧ろ、そういった問題提起をされた側が、それでもなお反省などしない様を醜く描いた方が効果的なのではないかと思ったりするのだ。

最後にもう一つ、最近はAIが言ったことを全て真実だと思っている人も多い。実際には結構誤情報が混ざっているので鵜呑みにするのはAIを使いこなせているとは言えないだろう。これからそういう問題提起もドラマで扱ってくれないかなと思うのであった。

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