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きのうのつづきからはじめる、2026年

新しい年のはじまりは、どこか特別でありながら、実際にはきのうのつづきでもあります。だからこそ私は、元日だからといって大きな宣言をするよりも、これまでの歩みをいったん振り返り、その延長線上にある「次の一歩」を静かに見定めたいと思っています。

この文章は、2025年をふりかえりながら、2026年をどう歩いていくかを、現時点での言葉で仮置きしてみる試みです。計画は途中で変わるかもしれませんし、思うように進まないこともあるでしょう。それでも、考えたことを言葉にし、残していく。その姿勢だけは、ことしも変えずにいたいと思っています。


2026年のはじまりに──ことしもよろしくお願いします

2026年が始まりました。ことしも、どうぞよろしくお願いします。

元日は、毎年少しだけ背筋が伸びる日です。とはいえ、「ことしはこれを成し遂げる」「この一年で人生を変える」といった、勢いのある目標を掲げるには、私はもう少し慎重でありたいとも思っています。元日だからといって、身の丈に合わない目標を立ててしまうと、その多くは途中で折れてしまう。これまでの経験から、そう感じるようになりました。

だからこそ、きょうは「新しいことを始める日」であると同時に、「きのうまでの延長線上に、少しだけ先を見積もる日」にしたいと思います。

目標は、ふりかえりの上にしか立たない

目標を立てるという行為は、実はとても時間のかかるものなのだということに気づいたのは、恥ずかしながら、割と最近のことでした。

目標を達成するためには、以下のような流れが必要です。

  1. ふりかえりを十分に行い

  2. SMARTな目標を設定し

  3. 行動計画を描き

  4. 継続するための習慣や、そのために「あえてやらないこと」を決め

  5. それから実行に移す

そう考えると、元日の一日でできることは限られています。きょうできるのは、せいぜい「SMARTな目標を設定」することくらいでしょう。逆にいえば、それだけでも十分なのだと思います。

そしてその前に、基本姿勢としての、華々しい成果や派手さを追わず、学びを言語化し、共通理解を紡ぎながら淡々と歩む姿勢は、ことしも大切にしようと思います。

昨年をふりかえる──変化の多かった一年

昨年を振り返ると、いくつもの出来事がありました。

ITパスポートを受験したこと。スーツを着るようになったこと。AIを本格的に使い始めたこと。とにかく忙しかったこと。そして、50歳台に入ったこと。

その中でも、最も大きな変化は、やはりnoteを始めたことでした。

30secインテリジェンス・レビュー

情報セキュリティやインシデントを、短時間で読み解き、学びと対策に落とし込む試み。

ひとすじのノート

日々の内省の中から、かすかな気づきをすくい上げて並べていく静かな記録。

自分あらば「好き」語り

自分の「好き」を言葉にし、残していく試み。

マネ×ゴト

マネーとシゴト、マネジメントとシゴト、その交差点で考えたこと。

これらの記事を書く中で、「学びを言語化すること」そのものが、自分にとっての実践であり、呼吸のようなものになっていった感覚があります。

できなかったことから目をそらさない

一方で、できなかったこともはっきりしています。

Astroを使った個人サイトの構築、技術同人誌の制作、あすけんを使った食生活管理。

あすけんを使った食生活管理はきょうからはじめていますが、その他は行動計画の設計と行動そのものがいまひとつでしたので、あらためて目標のSMART化と行動計画をまず作成していきます。

セルフブランディングを取り入れる

ところで、noteにはあまり書いていないことなのですが、最近になって、技術系勉強会に足を運ぶ中で、印象に残る話を伺う機会がありました。とあるベンチャー企業のセキュリティエンジニアの方が、社内での認知度を高めていくために、どのようなセルフブランディングを意識しているか、という話です。

その話を聞いて感じたのは、自分をブランディングしていくことは、派手な自己主張ではなく、専門性や立ち振る舞いを通じて「この人はこういう人だ」という共通理解を、時間をかけて作っていく営みなのだ、ということでした。そして、私がやりたくなったことは、その方のやり方を表面的に真似することではなく、私自身のイメージを形作っていくための、ビジュアルとしての戦略と戦術を考えていくことでした。

ここ数ヶ月ほどで、スーツを着る機会が増え、「スーツを着る人」というキャラクターが、少しずつ定着してきたように感じています。もしその路線を進めるのであれば、次の一手として、メガネを取り入れることも考えています。老眼対策という現実的な理由もありますし、眼科に行く必要性も含めて、身体の変化と向き合いながら検討していくつもりです。

セルフブランディングもまた、一足飛びに完成するものではありません。ことしは、試しながら、揺れながら、自分という存在をどう立ち上げていくのかを、静かに考えていきたいと思います。

ことしの目標と、ひとつの習慣変更

以上を踏まえ、ことしの目標を仮置きすることにしました。

note

これまでのペースである1日1本投稿は維持しますが、より短時間で2025年と同じ程度の品質の記事を作成できるようにします。

Astroでの個人サイト構築

2026年の前半で、ローカル完成をゴールにします。なお、もしそのゴールを軽く達成できるようならば、公開することまでを達成したいと考えています。

技術同人誌

2026年の前半で、テーマと章構成を作るところまでをゴールにします。なお、もしそのゴールを軽く達成できるようならば、原稿を作成すること、さらに余力があれば頒布することまでを達成したいと考えています。

目標を達成するための新たな習慣

以上の目標を達成するための、新たな習慣をひとつ。

「前日の夜に、翌日の予定を3行で書く」ことを取り入れます。完璧な計画ではなく、翌日を迎えるための助走としての3行です。

ことしも、淡々と

ここまで書いてきて、あらためて思うのは、ことしも私は「大きな宣言」よりも「小さな積み重ね」を選んでいる、ということです。目標は仮置きのまま、習慣はひとつだけ。それでも、昨日までの自分と、今日からの自分の間には、確かに一本の線が引かれたように感じています。

このnoteもまた、その線を可視化するための仕組みのひとつとして、私の中に定着しつつあります。書くことで考えが整理され、考えが整理されることで、次の一歩が少しだけ見えやすくなる。その循環を、ことしも淡々と続けていけたらと思います。

読んでくださった方にとっても、この文章のどこか一行が、立ち止まったり、考え直したりするきっかけになれば幸いです。

2026年が、学びと再発見の多い一年になりますように。

ことしも、どうぞよろしくお願いします。


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