Soraで自分らしい?動画を生成してみた
OpenAIの動画生成AI『Sora』で、自分らしさを表現した動画をなんとか生成してみたので、きょうはこの話をします。
この記事はきょう、すなわち2025年10月14日現在の情報をもとに書いています。
OpenAI Soraについて
『Sora』は、OpenAIの動画生成AIです。

私の周囲でもいろいろな意味で評判で、私より先に使っていらっしゃる方も多数いるようです。現在は招待制なのでしょうか、私は招待コードをもらってアカウントを作成したのですが、中にはウェイトリストに登録してから数日でアカウントを作成できたという人もいて、正直私も、アカウントの作成ができる・できないはどういう基準で決まっているのか、よく分かっていません。
このへんは将来大きく変わることも予想されるところであるのと、きょうは、私がどのようなことを考えてこの動画を生成したのかを中心に書きたいと思っていますので、ここでの説明は最小限にしましょう。
私のSoraのアカウントはh12oです。
https://sora.chatgpt.com/profile/h12o
ウェブサービスで使うIDとして「h12o」にはこだわりがありまして、ですので、アカウントを作成できるまではやきもきしていましたが、希望通り「h12o」でアカウントを作成できて、ほっとしています。
自分のイメージを、顔写真を使わずに伝えたい
私は自分の顔写真をネットで公開することはなるべく避けているのですが、私の人となりが分かる何かしらのビジュアルは作っておきたいと思い、いくつかの似顔絵を以前から作成していました。
ただ、これらの似顔絵は数年以上前のもので、いまの私のイメージとはかなり違うところもありました。
そこで、いまの自分のイメージを、顔写真を使わずにさまざまな人に伝えるためにも、プロンプトを作ってSoraに繰り返し投入してみることを通して、自分自身を再理解することにしたのです。
プロンプト
今回使ったプロンプトの最終バージョンを引用します。
白髪・短めのソフトモヒカン・メガネをかけていない・尖り顎・髭はない、
黒のハイネックの長袖のワイシャツとジーンズ
右手には何もつけていない、
左手の薬指には銀色のシンプルな結婚指輪をつけているがその他の指には何もつけていない、
左手首には黒のApple Watchをつけている、
シャープだが落ち着いていて物腰が柔らかそうな雰囲気の50歳前後日本人の男性が、
女性ボーカルのムーディーなEDMがかかっているモダンなバーのカウンターで、
男性の右手の先には、炭酸水が置かれていて、
男性は銀色のMacBook Proでプログラミングをしている、
以上の光景を、男性の左半身側に立って、男性の斜め前から見ている、
日本の2020年代のアニメのような絵柄の、
アニメーション
結果はこの通り。
https://sora.chatgpt.com/p/s_68ed14d918d08191949e9d73f9aedbf4%0A
正直いうと「シャープだが落ち着いていて物腰が柔らかそうな雰囲気」と自分で書くのは気恥ずかしいものなのですが、書いておかないと、私とは随分違った人物が生成されてしまうと思ったので、入れています。
あと、これだけのプロンプトを、その意図通りにSoraに出力させるのは、きょう現在ではかなり試行錯誤が必要で、たとえばプロンプトのちょっとした違いで「男性の左半身側に立って」と書いているのになぜか右半身側からの動画になっていたり、「左手の薬指には銀色のシンプルな結婚指輪をつけている」と書いているのに指輪が右手の薬指についていたり、Apple Watchも左手ではなく右手だったり。チャットですとツッコミを入れることもできるのですが、Soraは実はチャットではない、どちらかというとNovelAIを扱っている感じに近い生成AIで、試行錯誤が必要でした。そして、この試行錯誤には回数制限があるのも、難しいところでした。
試行錯誤の手順について
実際にSoraで動画を生成するまでの流れは、以下の通りです。
プロンプトで動画の「下書き」を作成します。動画はいきなり公開されるわけではありません。なお、プロンプトに文字数の制限はないようです。これはそのまま動画の説明に使うこともできますし、あとで動画の説明だけ書き直すこともできます。私が試した範囲では、概ね2〜3分ほどで、プロンプトが動画になります。動画の長さは10秒です。
生成された動画がもし思った通りにならない場合、プロンプトを変えて再度生成することもできます。このとき「動画を編集する」というボタンを使いますが、これは動画そのものを編集するのではなく、プロンプトの編集を行うことを意味します。また、プロンプトを変更すると、現在の動画は保持されたまま新たに動画が生成されます。
「下書き」に保存された動画のキャプションは、プロンプトとは別に設定できます。プロンプトが長い場合や、プロンプトをそのまま公開したくない場合は、下書き画面で、生成された動画のキャプションを編集します。キャプションを編集します。動画を公開すると、動画のキャプションは編集できません。また、動画のキャプションを編集後、下書きを閉じてしまうと、動画のキャプションは元に戻ってしまうようです。したがって、動画のキャプションの編集は公開直前にする必要があります。
キャプションを決めたら、「動画を投稿する」をタップして、動画を公開します。
つまりプロンプトがまずあって、公開時は動画のプロンプトとキャプションを別にすることができるというわけです。
動画は1日30回まで生成できるようです。先に述べたプロンプトの編集も、回数を1消費する様子。夢中になって何度も生成していたら、30回を超えてしまったようで、その旨が表示され、時間を置いて再度プロンプトを打つようにというメッセージが出るようになりました。日付が変わるとまた30回まで生成できるようになるようです。
自分らしい動画を生成してみて
Soraで自己紹介動画を生成してみて、改めて自己表現の難しさを痛感しました。
普段意識しない自分の癖や特徴を客観的に捉え、それを他者に伝わるように言語化・映像化するのは、想像以上に骨の折れる作業です。AIはあくまでツールであり、素材を提供するに過ぎません。最終的には、何を伝えたいのか、どう見られたいのかという明確な意図を持ち、それを効果的に表現するクリエイティブな工夫が不可欠だと感じました。
この動画を自己紹介に使うかどうかは少し考えますが、自己紹介というのは本当に難しい。単なる情報伝達ではなく、自分という人間を深く理解し、他者との繋がりを築くための第一歩なのだと再認識する、いい機会になったのが、今回の出来事だったなと振り返っています。

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