やりたいことを書き出してみた話
忙しさの中で、ふと立ち止まる余裕ができたとき、自分がこの先「何をしたいのか」が思い出せなくなっていることに気づくことがあります。何かを成し遂げようという気概はあるものの、その「何か」がぼんやりしている。そんな状態が少し続いていたので、あらためて、自分の願望を書き出してみることにしました。
目的は単純で、自分の中にある「したいこと」を「見える化」してみたかったからです。
やりたいこと
体験・移動・交通の話
まず浮かんできたのは、やはり鉄道旅行のことでした。最近気になっているのが、JR東日本が提供している「どこかにビューーン!」というサービス。新幹線停車駅からランダムに選ばれた4つの駅から選択してどこかに行ける、という仕組みなのですが、こういう偶発的な旅には、昔から少し憧れがあります。自分では選ばない行き先をあえて引いてみることで、知らなかった土地の魅力に出会えるかもしれません。
それとは別に、東京から一泊圏内で、まだ乗ったことのない路線にじっくり乗ってみたい気持ちもあります。鉄道は単なる移動手段ではなく、風景や文化をじわじわと感じ取るメディアのような存在だと思っています。具体的には、JRの路線で言うと、身延線・吾妻線・烏山線・鹿島線・成田線の成田〜松岸間・内房線・外房線・久留里線あたり。私鉄や第三セクターでは、上信電鉄・上毛電鉄・関東鉄道・鹿島臨海鉄道・ひたちなか海浜鉄道・小湊鐵道など、気になる路線がたくさんあります。
また、これは妻の希望でもあるのですが、熱気球に乗る体験もしてみたいと思っています。近隣ですと、北関東がよさそうです。日常からほんの少しだけ浮いた景色を見ることで、新しい何かに出会える気もします。
見たいもの、触れたいもの
我が家には、かわいいしろいるかのぬいぐるみがいまして、そういうわけでしろいるかといういきものも好きですし、見に行きたいと思っています。あの、やわらかく、のびのびと泳ぐ姿を、ゆっくりと眺めてみたい。
最後にしろいるかを見たのは、10年前の八景島シーパラダイスにて。
技術系同人誌を諦めない
一度、技術系同人誌の執筆にチャレンジしたことがあったのですが、途中で挫折してしまいました。内容としては、zshの設定を起点にして、OSについての考察を書こうとしていたり、Mastodonサーバー構築やそのセキュリティ対策についてまとめようとしていたり。いま振り返ると、「ちゃんと書きあげたい」と思っていた気持ちが消えたわけではなく、ただタイミングや体力がうまく合わなかっただけのようです。これは、いずれリベンジしたい分野のひとつです。
身体と生活の整え方
最近、身体の柔軟性がかなり落ちてきていることを自覚しています。前屈をしても手が床につかないどころか、膝のあたりですらきつい。これはさすがにマズいと思っていて、日常の中にストレッチを組み込むための場所の確保、つまり家の中の片付けがまず必要です。さまざまなモノのリペアや、もう着なくなった服、使わなくなったモノの処分も含めて、少しずつ整えていければと思っています。
To Doリストも同様で、いまはThings 3を入れてはいるものの、完全に宝の持ち腐れ状態になっています。いわゆるGTD(Getting Things Done)に則った管理体制をきちんと回せるようにしたい。これもまた、「日々を整える」ための小さな改善のひとつです。
ライブ、映画、そして文化的な楽しみ
m-floのライブにはしばらく行けていないのですが、何か機会があれば、また参加したいと思っています。音楽は「その場にいること」が何よりの体験なので、スケジュールが合えば積極的に動きたいです。
映画は、最近は人が死なない、ほっこり系のものを好んで観たい気分です。気持ちの面でも、ハードなものよりも、静かに心を温めてくれるような作品に惹かれています。ちなみに、ご存知の方はご存知の通り、映画『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』完結編第2章もひそかに楽しみにしています。
それから、i☆Risのアニバーサリーライブ(11月15日)には申し込んでいて、こちらも今からワクワクしています。
落語にもまた行きたいと思っています。言葉のリズムと間の妙、そしてあの独特な空気感を、直接感じられる場所に足を運ぶのは、年に何度かあってもいいと思っています。
欲しいものについて
あまり物欲があるほうではないのですが、気になっているものは少しあります。Nintendo Switch 2の国際版。いまのところ、これでやりたい特定のゲームがあるわけではないのですが、抽選販売の制限が外れたタイミングで購入を検討したい気持ちはあります。
もうひとつはMacBook。いま使っているものに大きな不満があるわけではないのですが、買い替えるとしたら、メモリとストレージは上限まで積みたいと思っていて、あとMagSafeが使えるモデルであることも大事な条件です。
健康について
健康面で気になっているのは、目と歯です。どちらも「少し悪くなってから気づく」タイプの部位なので、意識的にケアしていく必要があります。仕事も趣味も、細かい作業が多いので、なるべく早めに点検しておきたいです。
やりたいことを書き出すとはどういうことか?
ここまで書いてみて、あらためて思ったのは、「やりたいこと」や「願い」を書き出すことの効用についてです。
普段、忙しさにかまけて、こうした自分の内側にある願望を意識する機会は少なくなりがちです。でも、こうして一つひとつ言葉にしてみると、「自分はこういう時間を求めているのかもしれない」と、俯瞰して眺められるようになります。
願望をすべて叶えようとして、感情のままに生きるのは、危ういことでしょう。ただ一方で、自分の願望を一切見ないふりをして黙々と日々をこなすのも、自分の願望を客観視するチャンスを失うことになりますから、それはそれで歪んでいるとも思うのです。
願望は、贅沢と言ってしまえばそれまでなのかもしれません。しかし、贅沢は敵だとは、私は思いません。贅沢は味方とまでは言わずとも、贅沢は素敵、と言っていいのではないでしょうか。
というわけで、これからも、たまにはこうして、自分の「したいこと」に耳を傾けてみようと思います。
