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【第七章】カントリーログという選択 ── BESSの家のなかで、なぜこのモデルに惹かれたのか

「住む」より「楽しむ」。
BESSのブランドスローガンをはじめて知ったとき、正直「うまいこと言うなあ」くらいにしか思っていませんでした。けれど今こうして自分の暮らしを選び直している渦中にいると、この一言がどれだけ本質を突いていたか、身をもって実感しています。

前回までの記事では、これまでの人生で出会ってきた「居場所」の記憶を辿りながら、なぜ僕がこの東京の西側の里山エリアの土地に惹かれたのかについてお話ししました。

BESSというブランドそのものとの出会いについては、以前【第二章】でも少し触れました。


工務店との注文住宅の計画を進めるなかで、間取りや雰囲気の参考にと訪れたBESSの展示場「LOGWAY」で、ふんだんに使われた木の質感と開放感のある空間にすっかり魅了されてしまったこと。
理屈抜きで「これがいい」と感じたあの本能的な感覚が、結果として今のBESSの家という選択に繋がっています。

今回は、そこからさらに一歩踏み込んで。数あるBESSのモデルのなかで、なぜ僕たちが「カントリーログ」というモデルを選んだのか、その理由を改めて整理してみたいと思います。

カントリーログ_カラマスのモデルハウス

大きな理由は、2つありました。

1. 「外」と「中」の曖昧さ

初めて訪れたLOGWAY(BESSの展示場)で出会ったカントリーログには、リビングから続く広いモクドマ(木の素材の土間)があり、そこからさらにデッキへと続いていました。デッキには深い軒がかかっていて、その先には庭や畑が広がっている。

家のなかにいるのか、外にいるのか。その境界線が、はっきりと分かれていない。

この「外」と「中」が緩やかにグラデーションになっている空間のつくりに、僕は強く惹かれました。

以前の記事でも触れた、僕が憧れている『人生フルーツ』の津端夫妻のような暮らし。あの、自然と一体になって日々を紡いでいく暮らしのイメージが、この間取りのなかに自然と重なって見えたのです。

窓の外を眺めながら、家族で食卓を囲む。
モクドマでコーヒーを片手にまったりしたり、薪ストーブの火をただ眺めたりする。
デッキで珈琲豆を焙煎したり、そこで朝食を食べたりする。

そんな、天気や気分によって「今日はどこで過ごそうか」と自由に居場所を選べる暮らし。
それを叶えてくれる空間として、カントリーログの間取りは、僕たちにとってこれ以上ないほどしっくりときました。

2. 「育てていく」「変化させていく」楽しさと、「家は道具」という世界観

もうひとつの理由は、カントリーログという住まいそのものが持つ、「家は完成した瞬間がゴールではなく、そこから自分の手で育てていくもの」という世界観でした。

もともと僕は、DIYが趣味のひとつで、キャンプ道具を自作することもあります。何かを自分の手でつくり、使い、手を入れながら育てていく時間そのものが、昔から性に合っていたのだと思います。

以前につくった鉄パンの持ち手

「本当に自分たちの家」にしていくために、DIYや庭づくりを楽しみながらつくっていける余白があること。そして、そこで長く暮らしていくなかで、その時々のライフステージや暮らし方に合わせて、自分の手を動かしながら変えていける可能性があること。

住んで終わりではなく、住みながらつくっていく。その伸びしろのある関係性に、僕は強く惹かれました。

そのほかにも、惹かれた理由がありました。
大きな2つの理由に加えて、その他のポイントでもカントリーログには心を動かされました。

- 木の温もり:これはログハウスでしか感じられない質感でした。壁も床も天井も、そこかしこに木の存在を感じながら過ごす暮らしに惹かれました。
- 吹き抜けの開放感:空間としての抜け感が、家のなかにいながら自然と繋がっているような感覚をくれました。
- キッチンにある窓:外の庭や景色を眺めながら料理をしたい。日々の家事のなかにも、自然を感じられる瞬間が欲しいと思っていました。

家族で、働きながら、遊びながら暮らす

こうして振り返ってみると、僕がカントリーログに惹かれた理由はどれも、「自然の中に身を置いて、四季や気候、その日の天気を感じながら、自分の手を動かして暮らす」という、ここまでの章で綴ってきた僕自身の価値観そのものでした。

その土地で生きるために手を動かし、季節ごとの変化を家族で味わいながら暮らしていく。そんな「働きながら、遊びながら暮らす」姿を、僕はカントリーログという住まいのなかに、はっきりと思い描くことができたのです。

土地への想い、そして住まいそのものへの想い。ここまでの7つの章で、ようやく「なぜ、ここで、この家なのか」という僕自身の答えが揃いました。

次回からは、いよいよここまで積み重ねてきた思考を土台に、実際に進めている土地や間取りの計画、そしてこれから始まる暮らしづくりの実録へと、記事の内容を移していきたいと思います。


BESSのモデルハウスのなかで、あなたが心惹かれるものがあればぜひ教えてください。同じくカントリーログや他のモデルでの暮らしを検討されている方やすでに住まれている方とも、ぜひコメントで繋がれたら嬉しいです。
これからの実際の家づくりの記録も、引き続きフォローして見守っていただけると嬉しいです。

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