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HC候補 James Borrego ジェームズボレゴ

1977年生まれで現在47歳のジェームズボレゴは、サンディエゴ大学で4年間選手としてプレイした後、2001年〜2003年までサンディエゴ大学でACを務めた。
その後SASで2003〜2010年までアシスタントコーチを務め、名将グレッグポポビッチHCの下でコーチング哲学の基礎を築き、2005年、2007年には優勝も経験。
その後、
2010〜2012 NOPのAC
2012〜2015 ORLのHC
2015〜2018 SASのAC
2018〜2022 CHAのHC
2023〜現在  NOPのAC
という経歴


コーチングスタイルとカルチャー醸成:

①コーチングカルチャー
オープンマインドなコーチング
選手に自信を持たせ、成長の機会を提供することでパフォーマンスを引き出すことに長けており個々の選手が成功するために必要な役割を理解し、明確な指導とフィードバックを提供。
若手選手の育成には定評があり、特にCHA時代には若い才能を引き出し、育成する能力を示した。
 更にチームに競争的な精神を植え付け、非交渉の原則を掲げる。
※非交渉の原則とは
Non negotiatableと言われ、チームの核となる価値観やパフォーマンス基準、規律や時間を守るなどの求められる当たり前のことについて守れなかった場合厳しく対処することを言う。
ボレゴは練習やプレイの徹底、ハードワーク、チームディフェンス、コミュニケーションを掲げている。

ボレゴはニックスの変革を大胆なコーチング革命で引き起こす準備が整っていると報じられており、チームのアイデンティティを再定義し、明るい未来に導くビジョナリーリーダーとして期待されている。

②オフェンス構築とチームプレイ
チーム全体のまとまりと、パスワークを重視したプレースタイルを好み、データ分析を駆使した革新的なオフェンス戦術で知られている。
またCHA時代にはガードを多く起用するスモールラインナップを多用し、多彩なパターンのオフェンスを構築。
ディフェンスにギャップを作り出すオフボールでの動きをチーム全体に浸透させ、ラメロボールのような優れたパサーの存在があれば、ワイドオープンシュートを多く作り出すことが出来るだろう。
過去には1試合平均のパス本数をリーグ最多にまで増やし、パスワークを通じてチャンスを作るオフェンスを展開した。

③ディフェンス構築
彼が率いるチームは、ディフェンスにおいても規律と強度の高さが特徴とされており、ポイントオブアタックディフェンスを重要視している。
※ポイントオブアタックディフェンスとは
PoAディフェンスとも表記する。主にPnRのハンドラーやアイソレーションを行う相手チームのオフェンスの起点となる選手を重点的に守り、オフェンスを遅滞、効率低下を狙うディフェンス。相手のエース級を守りつつ、ディフェンダーにはフットワーク、アジリティ、フィジカル、ディフェンスIQ、積極的にTOを狙う姿勢が求められる。

相手の戦略を妨害し、フルコートプレッシャーをかけることで、ターンオーバーを誘発するようなディフェンスを構築する。

④ボレゴの課題
・インゲームコーチングの修正について課題があると言われ、タイムアウトのタイミングやATO(タイムアウト明けオフェンス)、接戦の終盤などで弱さを露呈することがあった。
・特定ローテーションに固執し、柔軟性に欠ける。
・カリスマ性、リーダーシップ、情熱の欠如を指摘するものもいる。
・ディフェンス構築は選手の才能に頼る部分が大きい。スモールラインナップ時はリムプロテクションに苦戦するだろう。
・選手とのコミュニケーション、CHA時代にはブークナイトとの軋轢があった。特定個別の事案の可能性もあるが、トラブルとして表に出ているのは事実。


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