「凡事徹底が非凡になる」
◎"いい会社"に例外がない理由
「自然にかがやく笑顔」
「気持ちのよいあいさつ」
「行きとどいた整理整頓」
これは、ボクが「いい会社」に共通して見つける、小さくて見過ごされがちな“例外のない要素”です。
◎業績がよい会社=いい会社? それはちがう。
たしかに、スキルが高くて、成果を出し続ける会社は立派です。
でも、ボクが本当に「いい会社だな」と感じるのは、そこに“温かさ”があるとき。
社員がイキイキと働いていて、社外にもファンがいる。
そういう会社は、数字には表れにくい「空気のよさ」が漂っています。
この空気の正体こそ、凡事の徹底です。
「特別なことはいらない」
どんなに業績がよくても、
挨拶がない。
表情が暗い。
デスクの上がぐちゃぐちゃ。
そんな職場を「いい会社」と感じる人は、いないはずです。
逆に、毎日交わす「おはようございます」が自然。
笑顔があって、誰のデスクもすっきり整っている。
そんな場所には、不思議と澄んだ空気感があります。
それは、社員ひとりひとりが“当たり前”を丁寧に積み重ねている証です。
◎"凡事徹底"=文化になる
「笑顔は人間関係の潤滑油」
「挨拶はいい空気感の醸成」
「整理整頓は効率化のマナー」
これらは誰でも知っているし、できること。
でも、それを“誰もが当たり前にやっている”という状態は、そう簡単につくれるものではありません。
意識し続ける。
仕組みにする。
習慣化する。
それがやがて文化になる。
この文化がある会社には、派手さはなくても、“芯のある強さ”があるんです。
◎事例:森の中にある会社の強さの理由
ある地方の中堅製造会社を訪問したときのこと。
社員の皆さんが同じトーンで明るく挨拶してくれる。
それは、本当に自然な姿でした。
3万坪ある敷地内はすべて社員たちで掃除する。
誰がどこをどうやるか決めているわけではない。
各自が主体的に動いているのです。
工場内は工具一つ一つが丁寧に整頓されていました。
製造業なのに終業時刻1時間前には機械や装置を分解してキレイにする。
訊けば、創業時から「挨拶と整理整頓」は徹底してきたそうです。
その会社は決して大手ではありません。
500名強の人数。
全国から応募者が殺到する。
採用定員20名に対して多いときは3,000名くらいのエントリーがある。
しかも、地元への貢献を大事にしているので、必ず地元出身者も採用する。
それだけに、地元の若者が「ここで働きたい」と言い、競争率は高い。
売上はコロナ前までは48期連続増収増益。しかも増員。
離職率はほぼゼロ。
目立たないけれど、静かに“勝ち続けている”会社でした。
◎「いい会社はまねできない」
凡事を徹底する。
これは誰にでもできるはずなのに、なぜか多くの会社は続けられない。
なぜなら、地味で、成果が見えづらく、手を抜いてもすぐにはバレないからです。
でも、それを日々きちんと続けられる会社は、“人としての信頼”を積み重ねていける。
だから、「凡事徹底」は非凡なのです。
「あなたの会社はどうですか?」
自然な笑顔はありますか?
気持ちのよい挨拶は交わされていますか?
整理整頓は行き届いていますか?
これらを見れば、その会社の“本当の価値”が見えてきます。
業績も大事。
でも、**「ここで働けてよかった」**と社員が思い、
「この会社が好きだ」と周りに応援される会社。
それが、本当に“いい会社”ではないでしょうか。
ここに行き着くには段階が必要です。
「今の立ち位置からまずはどうするか?」
できるところから始めてみるのはいかがでしょうか。
※『X』では概略をポストしています。
https://x.com/HS36lab/status/1908980530613567889
『スタンドエフエム』では切り口を変えて発信しています。https://stand.fm/episodes
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