ROI探偵事務所 7つの診断 ・ システム開発を依頼する前にやるべき3つの準備——「途中でやめる人」には共通点がある
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システム開発を依頼する前にやるべき3つの準備——「途中でやめる人」には共通点がある
はじめに
フリーランスや格安サービスでの開発に失敗した後、再依頼に来るお客様が最近増加傾向にあります。
費用の問題よりも根本的な原因があります。
計画がないまま、開発をスタートしてしまうこと。
受託開発会社に依頼する場合でも、準備なく始めたプロジェクトは途中で止まります。長年多くのお客様と向き合ってきた経験から断言できます。途中でやめる人には、必ず共通点があります。
途中でやめる人の共通点
プロジェクトが頓挫するお客様には、決まって以下の3つが欠けています。
目的(ゴール)が明確でない
お金の計画がない
時間の計画がない
逆に言えば、この3つを事前に準備しているお客様のプロジェクトは、ほぼ例外なく前に進みます。
準備① 目的(ゴール)を明確にする
「業務を効率化したい」「売上を上げたい」——これは抽象的すぎ、ゴール設定としては良くありません。
開発を依頼する前に答えるべき問いは、もっと具体的です。
このシステムで、誰のどんな課題を解決するのか?
完成した状態とは、具体的にどんな状態か?
なぜ今、これを作る必要があるのか?
ゴールが曖昧なまま開発が始まると、途中で「やっぱりこうしたい」「あれも追加したい」という要件変更が頻発します。その結果、費用も時間も膨らみ、最終的に「なんのために作っていたのか」を見失います。
開発会社はゴールを実現するパートナーです。ゴール自体を決めるのは、あなた自身です。
準備② いくら使っていくら稼ぐか、時系列で計画を立てる
システム開発は「費用」ではなく「投資」です。であれば、リターンの計画が必要です。
具体的には、以下を時系列で整理してください。
時期 支出 想定収益・効果
開発期間中 開発費 ○○万円 なし
リリース直後 運用費 ○万円/月 売上 or コスト削減 ○万円/月
半年後 同上 損益分岐点を超える
1年後 同上 投資回収完了
この計画がないと、開発が長引いたとき・想定外のコストが発生したときに「もうやめよう」という判断が先に来ます。
逆に計画があれば、多少のトラブルがあっても「ゴールまで走り切る根拠」が持てます。
お金の計画は、プロジェクトを続ける意志の根拠になります。
準備③ トラブルを前提に、自分の時間を確保する
システム開発において、トラブルやアクシデントは「例外」ではなく「前提」です。
仕様の認識ズレ、想定外のバグ、外部サービスとの連携問題——どれほど優れた開発会社であっても、何かしら想定外のことは起きます。
そのとき問題になるのが、お客様側の時間不足です。
「確認してください」「判断をください」——開発会社からの連絡に対して、お客様がなかなか返答できない状態が続くと、プロジェクトは止まります。本業が忙しいのは理解できます。しかしシステム開発は、発注して終わりではありません。
開発期間中は、週に数時間、プロジェクトのために時間を確保する覚悟が必要です。
時間を確保できない人は、開発会社を変えても結果は変わりません。
まとめ——準備が、プロジェクトの成否を決める
準備 ない場合のリスク ① ゴールの明確化 要件が迷走し、費用と時間が膨らむ ② お金の計画 途中でやめる判断が先に来る ③ 時間の確保 確認・判断が遅れ、プロジェクトが止まる
開発会社を選ぶ前に、まずこの3つを準備してください。
準備ができていれば、どの開発会社に依頼しても成功確率は格段に上がります。逆に準備がなければ、どれほど優れた開発会社でも、プロジェクトを完走させることはできません。
システム開発の成否は、開発会社だけでは決まりません。発注者の準備が、プロジェクトの半分を決めます。
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