たくさん集まったのに、うまくいかなかった話
その日は、いつもより参加人数が少なくなりそうでした。
「せっかくならたくさん集まった方が楽しい」
そう思い、他のチームや知り合いにも声をかけました。
すると当日、予想以上にたくさんの方が来てくれました。
正直、最初は嬉しかったです。
人数もいる。
コートも埋まる。
ゲームもできる。
運営としては成功したように見えました。
でも、終わってから感じたのは達成感ではなく、反省でした。
なぜなら、一番楽しんでほしかった初心者や子ども達が、あまりボールを触れなかったからです。
経験者が多く集まったことで、ゲームは自然と強度の高いものになりました。
テンポも速く、判断も速い。
経験者にとっては楽しいゲームだったかもしれません。
しかし、初心者や子ども達にとっては、ボールがなかなか回ってこない時間になってしまいました。
気付けば、経験者同士でプレーが続き、初心者や子ども達はその空間にいるだけになっていました。
人数は集まりました。
でも、みんなが楽しめたとは言えませんでした。
今振り返ると、工夫が足りなかったと思います。
経験者向けのゲームと初心者向けのゲームを分ける。
チーム分けを工夫する。
できることはいくつもあったはずです。
その日の参加人数やレベルによって、進行の仕方を柔軟に変える必要がある。
当たり前のことですが、実際に失敗して初めて痛感しました。
FCALBA大村が目指しているのは、上手な人だけが楽しめる場所ではありません。
初心者も、子どもも、久しぶりにボールを蹴る人も。
『それぞれが安心して参加できる場所』です。
あの日は運営として失敗だったかもしれません。
でも、FCALBA大村として大切にしたいことを改めて確認できた日でもありました。
これからも試行錯誤しながら、「また来たい」と思ってもらえる場所を作っていきたいと思います。
『人数よりも、参加した人の満足度』
