見出し画像

国際ロマンス詐欺|自分を守れるようになるnote

こうして彼女は、自分の道を、つくりはじめた。

ぼくの顔がこうなって(“彼女”が詐欺と気がついて)ひとくぎりついたころ
季節は、雪解けから
また初雪がちらつく頃へと移っていたよ


「うっかり八兵衛、騙されましたで帖」は
“彼女”が詐欺に遭った体験を、ぼく(はち)の視点で記録したnoteです

たった18日で約0.3TC 約142万円 も奪られちゃった
これ、いまの価値だと、安く見積もって450万だよ
もしもはないけど、腹立たしいよね

なんでこんなことに?って思ったから、
ぼくと彼女はなんで?どうして?って掘り返して、
ココ(エピローグ)まできたんだ
よかったら読んでみてね



“彼女”のメモ

“彼女”が、その頃ノートに書きとめていた言葉を、紹介するね

“怖かったね”

犯人へのいかりを、被害者である人に
投影しないでほしい

ぶつけないでほしい
追いつめないでほしい

そこは ぐっと飲みこんで
“敵”は誰なのか、考えてみてほしい

まずすることは――
目の前の、大事な人のケアだと、私は思う。

大切な人の「立ち上がる力」や「立ち向かう勇気」は
きっと、そこからつくられていく。

“彼女”のメモ

“彼女”が選んだ「守る」とは?

彼女がふいに
「わたし、怖かったんだ」って呟いた
ノートには“怖かったね”って文字がみえた

ぼく、びっくりしちゃった!
ぼくの顔がこの顔になって、もう季節4つめですよ

思わず、ぽかーんとしちゃったけど
でも、すぐに思ったんです

ああ、やっと、ここまで来たんだなぁって


怖いと思うこと
怒りを感じること

それは、誰かに許されなくても
自分自身には大事なサイン
なんだって
彼女はようやく気づけたのだと思います

それが“彼女”のいう
【心が育っていないところ】のひとつだったんだね


癒しを「甘えだ」と怒る人も
きっと、疲れているのかもしれません

がんばるしかなかった人は
誰かの弱さを受け止める余裕をなくしてしまうことがあります

ぼくだって、
優しくできない日、あります

とくに――
詐欺の被害が起きたあと
まわりの人が“怒り”や“失望”を
被害者本人にぶつけてしまうこと、ほんとにあるんです

それって、たぶん
「心配だった」「大事だった」っていう気持ちが
うまく伝えられなかった結果なんじゃないかな

大事なのに、傷つけてしまう。
それは、とても残念で、かなしい

悪いのは、騙した人です。
騙すのが、ほんとうにうまい、悪い人です。


ある日、
ある不器用に彼女を心配する人に
彼女は騙されたことを責められた

あんまり情けなくて反論もできずに
嵐がさるのを待つしかないと、そう思ってた

ところが
煽っているんだ。

そう気がついたら、火がついた。


うなだれてた頭が、思わずって感じで、がばって上がって――
ぎゅっと手を握りしめて
スゥーっと、深く息を吸って――言った。


「その言い方は、心配してくれてるからだよね?
でも、そんなふうに言われたら、私は傷つく、しんどい。
せっかくの心配も、だいなしだよ
誰も幸せじゃない。そんなの、残念だし、かなしい!」

心臓はバクバクしてた
“彼女”、がんばったー
褒めてあげてー


そうして、はらを割って話したおかげで
前よりもいい関係になれた人はいる
“彼女”も遠慮してたところを反省した

それでも、変わらない人もいて――
それがその人の不器用さであっても、
彼女は距離を取ると決めたんだって

それは、自分を守るということ
“彼女”は“彼女”の一番の味方になるって決めたんだ


誰かを責めるためでも
誰かに教えるためでもなく
ただ、自分を守るために
“彼女”は「守る」を選びました

“彼女”はいまも、顔をあげて立っています
ぼくは、いまもこの顔で “彼女”のそばにいます。


おわりに|はちより

このエピローグは
たった18日で約0.3TC 約142万円を送金してしまった
国際ロマンス詐欺で騙された
“彼女”の旅の、ひとつの区切りです

なんで?どうして?って掘り返した
これは研究ノートみたいなもの

“彼女”が出会った痛みも
問い続けた時間も
手放したものも、手にしたものも――

全部ここに書いていきます

どうして、騙されたのか
どうやって、騙されたのか
そして
どんなふうに立ち上がったのかを。

はち⚠️

\ 少しでもお役に立ちましたら/
フォローとスキ❤️
ポチッとし下さると、嬉しいです

いいなと思ったら応援しよう!