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INTJの価値観ができるまで


はじめに
就職活動でよくある自己分析。自分の強みだとか、志望動機だとか、思ってもいない事を無理矢理考えさせられて、しんどかった思い出がある。自己分析ではなくてもそれに近い経験はしていることだろうと思う。自分の考え方や特性、価値観、強み、明確に持っている人はごく稀だが、正直言って羨ましくなる。しかし”自分らしさ”や”アイデンティティ”なるものを追求し始めるときりがない。そして最終的には考えることをやめて、「まぁいいか」という諦めと、どんよりとしたモヤモヤが残る。

私自身、私の自分らしさとはこれだと明言することはできない。そもそも、自分らしさを確立する必要がないと考えている。だから、自分らしさに悩むこともない。今回は”自分らしさ”を見つけるための方法を提示するのではなく、むしろ”自分らしさ”に囚われないための方法を提示したい。

自分らしさと性格
そもそも性格というが、私は性格というものは存在しないと考えている。なぜならば、優しい性格の人だからといって優しい行いをするかどうかはわからないし、極悪人だからといって、必ず悪い行いをするとは限らないからだ。自分自身がどういう性格か考えたり、性格という何かが自分の中に存在していると考えてもあまり意味がない。

けれども、確かに人それぞれ行動パターンや傾向はある。自分の行動を振り返れば、その人独自の偏りや癖はあるだろうと思う。だから自分の内面にダイブして、自分らしさを突き詰めるというよりかは、何でかはよくわからないけど、行動の傾向やパターンから私はこういう人間だと考える方が、よっぽど現実に即している。何より気楽だし、自分自身の変化も受け入れやすくなる。

心理学用語で「成長マインドセット」と「固定マインドセット」というものがあるらしい。
意味は以下の通りだ。

成長マインドセット
① 挑戦-新しいことにチャレンジしたい
② 障害-壁にぶつかっても耐える
③ 努力-努力は何かを得るために欠かせない
④ 批判-批判から真摯に学ぶ
⑤ 他人の成功-他人の成功から学びや気づきを得る

 固定マインドセット
① 挑戦-できればチャレンジしたくない
② 障害-壁にぶつかったらすぐにあきらめる
③ 努力-努力は忌まわしい
④ 批判-ネガティブな意見は無視する
⑤ 他人の成功-他人の成功を脅威に感じる

スタンフォード大学キャロル・ドゥエック教授が、 能力は同じでも結果に差が開いてしまう子がいる原因を研究したところ、心の持ち用によって、あらゆる分野で出せる成果が変わっていくということが分かった。もちろん成果を出せるのは「成長マインドセット」。

要は自分の内面的な変化を受け入れるのは悪くないという話だ。だから、自分らしさに凝り固まるのはあまり良くない。自分らしさすら変化するものである。


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