【実習報告】すごいぜ!イカすぜ!海のアスリート、イカ大解剖!
今回は、日頃食べているスルメイカ🦑の知られざる生態を解剖しながら学んでいこう!というのがテーマです。
まだ解剖をやったことない子供たちにも受講してもらいやすいよう、赤い体液が出ないスルメイカを選びました(笑)
かく言う私も、人生初の解剖では半分トイレにこもっておりましたから…🥲
そんな2025年11月に行った実習の報告をしたいと思います!
まず、スルメイカに関するクイズやパズルを通して、楽しみながら生態や体構造を予習!

海を泳いで生きていること。
スルメイカの内蔵の位置や、貝の仲間にもかかわらずヒトと同じ臓器があること。
などを学んでもらいました!
では、パズルで学んだことに注目しながら、いよいよスルメイカの解剖に挑戦!!
とその前に…
はちのすけお決まりの生命倫理について考えるちょっと怖い話し。
「ヒト以外の生き物が、他の生き物を殺すときってどんなとき?」
という問いかけをして考えてもらいます。
あえて怖い言葉を、でもピンとくる言葉をチョイスしています。
ヒト以外の生き物は、必要最低限の命しか奪いませんが、ヒトは生活でも、研究でも、あろうことか戦争でも、必要以上の命を奪っています。
その事を否定するのではなく、頭の片隅に置いておいてほしい。
その上で、真摯に解剖に向き合ってほしいのです。
この話をすると子どもたちの空気感が変わります。
余すことなく一生懸命スケッチに向き合ってくれます。
いよいよスタートした解剖!
止めるのも申し訳なるくらい、子どもたちは必死にスケッチしておりました。

最初に観察してもらったのは、口です。
口には鋭い嘴があり、取り出してみるとカラスとトンビの顔に見えます。「イカって2羽も鳥を飼っているんだね!」というたとえも交えつつ観察しました。
次はいよいよからだの中を見させてもらいます。
パズルで学んだことと比較しながら、臓器を観察しました。
中でも、心臓が3つもある点がヒトと異なります。
3つあることで何がいいことがあるのか?
その目的のために、からだのどこにあるのか?
を観察しながら解説しました。


最後は頭部の解剖です!
頭部もまた、ヒトと異なることが多く、スルメイカのおもしろさが際立っているところです。
「イカは自分のことをイカしていると思っているか?」
答えはNO。ですが!遠からずなのです。
眼球の付け根に「視葉」という目からの情報を処理する脳がついていて、メインの脳より大きいことを観察しました。
それだけ目からの情報に頼っているのがわかります。
さらに頭部から全身に神経が張り巡らされているのも、観察しました。
以上、大まかな流れでございましたが、
子供たちはいろいろな発見をしてくれたようで、それを余さずスケッチにかきとめておりました。
熱意に負け止められず、30分もオーバーしてしまいました…
(誠に申し訳ありませんでした…)

でも、他所で教えている同学年の子たちより、真摯に向き合い、段違いにスケッチ頑張ってくれていたので、とても誇らしかったです!!
大倉山校では、この冬解剖実習を3連チャン行います!!
次回は「キンメダイ」を。その次は哺乳類の「目」の解剖です。
最終回は、なんと獣医さんが教えてくれます!
お楽しみに!!
