困難は、人を成長させる~「心の安全基地づくり」を続ける理由~
人生には、思いがけない困難が何度も訪れます。
病気、離婚、孤独、絶望――。
それでも、その苦しみを乗り越えた先には、新しい出会いや仲間、そして「誰かの支えになりたい」という願いが生まれることがあります。
居場所づくりの勉強会での学びと、古代ストア哲学者エピクテトスの言葉を通して、改めて感じた「困難が育ててくれた人生」について綴ります。
居場所づくりの勉強会で感じたこと
今日は仕事のあと、「はうす結」さんで開催された「居場所づくりの勉強会」に参加してきました。

講師は25歳の起業家、伊ケ崎君。
今日もたくさんのことを教えていただきました。
参加者は私を含めて3人。
お二人とも志の高い方で、お話を聞いているだけでも大きな刺激を受けました。
今回の勉強会は全4回。
今日が最終回でした。
これからは月に一度ほどのペースで、「居場所づくりを考える会」として集まっていこうということになりました。
みんなの意見で一致したのは、
「無理をせず、とにかく継続することが大切」
ということでした。
私はこの言葉にとても共感しました。
続けてきたからこそ見えた景色
Safe Space ほっこりの活動を始めて、2年半が過ぎました。
決して順風満帆だったわけではありません。
思うように人が集まらなかったこともありました。
悩み、迷い、「本当に続けていて意味があるのだろうか」と考えた日もあります。
それでも続けてきました。
その結果、今では仲間が8人になりました。
本当に優しく、温かく、信頼できる仲間たちです。
一人ではできないことも、みんなとならできる。
そのことを日々実感しています。
今の大きな目標は、8月9日に開催する赤羽雄二さんのセミナーの成功です。
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ありがたいことに、お申し込みもたくさんいただいています。
なぜか私は、「きっと成功する」と思っています。
同じ夢に向かって仲間と力を合わせることは、本当に楽しく、やりがいがあります。
困難が私を育ててくれた
私の人生は決して平坦ではありませんでした。
34歳で統合失調症を発症。
38歳で離婚。
39歳では自殺未遂も経験しました。
将来に希望など持てず、絶望しか見えなかった時期があります。
でも今は違います。
夢があります。
希望があります。
生きていて本当によかったと、心から思えるようになりました。
それは、やまさこさんをはじめとする仲間、友達、愛する息子たち、そして心惹かれている大切な人が、私を支えてくれているからです。
彼女に会うと、不思議なくらい元気が湧いてきます。
人の存在には、それほど大きな力があるのだと感じています。
エピクテトスが教えてくれたこと
最近読んでいるエピクテトスの本『奴隷の哲学者エピクテトスの人生授業』に、こんな言葉がありました。
「困難な事態に対処するために、君がどんな能力を持っているかを探し出すように」
この言葉に、私は深く心を動かされました。
困難は避けられないもの。
でも、その困難を前にして、
「もうダメだ」
と思うのではなく、
「今の自分にできることは何だろう」
と問い直してみる。
それが本当の強さなのだと思います。
エピクテトス自身も、人生の前半を奴隷として生きました。
多くの苦難を経験したからこそ、「本当の自由とは何か」を問い続けたのでしょう。
困難を受け止め、その中で自分にできることを探す。
その姿勢こそが、人を成長させるのだと思います。
感情を客観的に見るということ
困難に直面すると、感情に飲み込まれてしまうことがあります。
だから私は、自分の感情をラベリングすることを心がけたいと思っています。
「今、不安なんだな。」
「悲しいんだな。」
「悔しいんだな。」
そうやって一歩引いて眺めるだけでも、心は少し落ち着いてきます。
感情を否定するのではなく、受け止める。
そのこともまた、自分を支える力になるのではないでしょうか。
心の安全基地があるということ
どんな人にも困難は訪れます。
一人では乗り越えられないと思う日もあるでしょう。
そんな時、「大丈夫だよ」と寄り添ってくれる人がいるだけで、人はもう一歩前へ進めます。
私たちSafe Space ほっこりは、そんな「心の安全基地」でありたいと願っています。
でも、忘れてはいけないことがあります。
誰かが人生を代わりに歩くことはできません。
最初の一歩を踏み出すのは、その人自身です。
私たちは、その一歩を信じ、そっと支える存在でありたいのです。
孤独だった私だからこそ
私は22歳で広島県の小さなお寺へ嫁ぎました。
知り合いは誰もいません。
二人の息子を育てながら、いつも孤独を感じていました。
安心して悩みを話せる場所があったら…。
何度そう思ったかわかりません。
結局、私の心は少しずつ摩耗し、病気になってしまいました。
だからこそ今、同じように孤独を感じている人の力になりたいのです。
ありがたいことに、その思いは少しずつ仲間へと広がりました。
今では8人で「心の安全基地づくり」に取り組めています。
5月の中村郁さんの講演会も、多くの方のおかげで大成功しました。
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そして今は、8月9日の赤羽雄二さんのセミナーに向けて準備を進めています。
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活動を途切れさせないために
私たちが何より大切にしたいこと。
それは、
活動を途切れさせないこと。
心に灯りをともす活動を、未来へつないでいくことです。
そのためには、私たち自身も学び続けなければなりません。
新しい知識を吸収し、自分自身をアップデートし続けること。
そして、相手の心に寄り添うアクティブリスニングを実践すること。
小さな積み重ねが、きっと社会を少しずつ優しくしていく。
私はそう信じています。
困難の中にも学びはある
困難に直面すると、
「どうして私ばかり…」
そう思ってしまうことがあります。
でも、もし少しだけ視点を変えて、
「この出来事から学べることは何だろう」
と考えられたなら、その経験はきっと人生の財産になります。
人生は長いようで、振り返れば本当にあっという間です。
だからこそ、自分らしさを失わず、一日一日を大切に生きていきたい。
今、苦しみの中にいる誰かへ伝えたいです。
大丈夫。
苦しい時間は永遠には続きません。
仏教には「諸行無常」という言葉があります。
すべては移り変わっていきます。
だからこそ、希望を失わないでほしい。
あと何年生きられるかは誰にもわかりません。
だから私は、起こる出来事から逃げず、自分の人生を誠実に生きていきたいと思います。
支えてくれる仲間とともに。
愛する息子たちとともに。
そして、私が心惹かれている大切な人とともに。
これからも「心の安全基地づくり」の歩みを、一歩ずつ続けていきます。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
