思考が整うと心が整う――ゼロ秒思考のメモ書きが私を救った理由
失ったものは確かに多かった。それでも今、私は心から「幸せだ」と言えるます。料理を囲む時間、映画に流した涙、そして毎朝ノートに向かう静かなひととき。ゼロ秒思考のメモ書きと、聞くことを大切にする生き方が、私をここまで歩ませてくれました。
料理と映画がつないでくれた、あたたかな一日
昨日は、とても楽しい一日でした。クリニックの友達であるMちゃんとSちゃんが、我が家に遊びに来てくれたのです。
私は二人にガパオライスを作りました。人に料理を作ることが、昔から大好きです。

「美味しい!」
と笑顔で食べてくれる姿を見ると、それだけで胸の奥がぽっと温かくなります。料理は、私にとって愛情表現そのものなのだと思います。
食後は、三人で映画『I am Sam』を観ました。知的障害を持つシングルファザーのサムが、7歳の娘を必死に育てる物語。彼の「能力」を理由に、娘と引き離されてしまう理不尽さ。父としての深い愛と、それを証明しようとするひたむきな姿に、何度も胸が締めつけられました。とても感動的なストーリーでした。とにかく心に深く残る映画でした。
「失ったけれど、今は幸せ」——Sちゃんの言葉
映画を観終えたあと、私たちは仕事のこと、家族のこと、病気のことを、ゆっくりと語り合いました。
その中で、Sちゃんがこんな言葉を口にしました。
「病気になって、たくさんのモノを失くしたけれど、今の私は幸せ」
その言葉は、まっすぐに私の心に届きました。私自身も、病気によって仕事を失い、家庭を失いました。離れていった友人もいました。統合失調症は、たしかに私の人生を大きく変えました。立ち上がれないほどの傷も負いました。
それでも今、私は幸せです。こうして会える友達がいること。Safe Space ほっこりの活動を応援してくれる人たちがいること。ブログを読んでくださる方がいること。その一つひとつが、今の私の人生をやさしく支えてくれています。
幸せとは「なるもの」ではなく「気づくもの」
さとうみつろうさんは、『神様とのおしゃべり』の中で、こんな言葉を書いておられます。
「幸せな人がいるわけじゃない。『幸せだ』と感じた人がいるだけだ」
「本来、人はすでに何もかも持っていて超幸せ。すべてはすでに叶っている」
「叶っていない夢があるから、人生は楽しい
この言葉は、私の胸に響きました。幸せは、どこか遠くにある目標ではなく、すでに自分の内側にあるもの。それに気づけたとき、人生の景色は美しいモノへとは大きく変わるのではないかと思いました。。
毎朝の習慣がくれる、ワクワクする時間
私は毎朝、「夢を叶えるノート」に自分の夢を書き出しています。仕事のこと、活動のこと、恋愛のこと。書いているだけで、不思議と心がウキウキしてくるのです。
さらに大切にしているのが、「ゼロ秒思考のメモ書き」です。「ゼロ秒思考のメモ書き」は元マッキンゼーでコンサルタントとして活躍されていた赤羽湯治さんが考案されました。
頭に浮かんだことを、評価せず、止めず、1分間でひたすら書く。そのことが、すぐにこんがらがっていた私の思考を整理してくれて、心も安定させてくれました。
この時間は、私にとって自分自身と深く対話する、かけがえのない時間になっています。
統合失調症の私が「変われた」理由
私は統合失調症です。その症状なのか、以前は、考えがまとまらず、思考がごちゃごちゃになってしまうことがよくありました。でも、ゼロ秒思考のメモ書きを続けて、もう4年近くになります。
続けるうちに、頭の中が少しずつ整理され、気持ちも安定していきました。病状もよくなって、病気になる前、いやそれ以上のパフォーマンスができるようになりました。
思考が整うと、心も整う。そのことを、私は自分の体験として実感しています。悩みを抱えている方には、心からおすすめしたい方法です。
人生を変えてくれた恩人・赤羽雄二さん
赤羽さんは、ゼロ秒思考だけでなく、「人の話を徹底的に聞く」アクティブリスニングの大切さも伝えておられます。
この二つを実践することで、私の人生は確実に好転しました。赤羽さんは、私にとってまさに恩人です。
京都でのセミナー開催という、大きな挑戦
「赤羽さんに恩返しがしたい」——その想いから、8月9日(日)、京都で赤羽雄二さんのセミナーを開催することになりました。赤羽さんにとっても、京都では初のセミナーです。
Safe Space ほっこりがそのセミナーを主催できることを、とても光栄に思っています。正直、緊張もあります。でも私は、このセミナーは「成功させたい」のではなく、「もう成功している」と信じています。
人は変われる。私は変われた
素直でいること。
そして、行動すること。
それが何より大切だと思います。
「幸せになりたい」と願うだけでは、現実は変わりません。小さくても一歩を踏み出すことで、歩み続けることで、人生は動き出します。
ゼロ秒思考のメモ書きと、アクティブリスニング。その力で、私は変わることができました。だからこそ、声を大にして伝えたいのです。
人は変われます。
統合失調症になったからこそ出会えた世界があり、今の私があります。こんな目標を持ち、行動している自分が、私は好きです。
病を得て失ったモノもたくさんあるけれど、それ以上に得られたモノ、感じられるモノがたくさんあった。だから私はこの病気になって良かったと心から思っています。
ともかく赤羽さんのセミナーにたくさんの人に足を運んでもらう。その目標を達成するために精いっぱい頑張ります。
今年もいい一年になる予感がしています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
