くもりのちくう
『最近、さとり界隈また賑わってますねぇ』
「″わかった私″が増殖しとるからの」
『うわぁ😨』
「最初は自然なのじゃよ。″私は肉体ではなかった″と気づくと、かなり衝撃じゃからの」
『人生観バグりますもんね』
「すると、″目覚めた私″が誕生する」
『覚醒アカ爆誕🤣』
「″まだ眠っておる者たちよ″とな」
『あるある😨』
「悪ではないぞ。赤子が鏡を見て、″あっ、わたし!″と言っておるようなものじゃ」
『かわいい😂』
「じゃが、そのうち少し苦しくなる」
『え? 覚醒したのに?』
「″わかった私″を維持せねばならんからの」
『あーーー😨』
「静かでいなければ。波立ってはいけない。常に愛でなければ。悟っておらねば。特別であらねば」
『意識高い界のラスボス🤣』
「しかも、″私はまださとってない″、″この人は本物っぽい″と。また分離を生み出す」
『比較地獄ふたたび😨』
「″さとり″を使って、″私″をさらに強化してしまうのじゃ」
『スキルツリー伸ばしとる😂』
「空を知識で理解しようとして。また雲が肥大化しておるだけ、ということもある」
『うわぁ…』
「″わかった″、″理解した″、″空を知っておる″、とな」
『でも、それも通る道なんですよね?』
「うむ。自然のながれじゃ」
『なるほど』
「だが。雲は、どれだけ″空の説明″を抱えても。空そのものにはなれん」
『……』
「なみるわたしも、で書いた″まんなかのスペース″」
『ありましたねぇ』
「力学的には素粒子。じゃがほんとうは、″境界なき余白″のようなもの」
『……』
「後付けの科学くんも、忙しそうにしておる」
『量子力学で空を説明したい勢ですね🤣』
「神格化も、神秘化もまた。雲じゃからの」
『うわぁ…全部ふくめてか😨』
「うむ。″わかった″に触れた瞬間。また雲はカタチを持ちたがる」
『・・無為自然、無我ではないですね』
「そこから入らねば。いくら知識を集めても、雲は雲に変わりない」
『知識量マウントではない、と』
「うむ。″知っておる私″がおるうちは、まだ少し握っておる」
『なるほど…』
「そもそも。″私″を掴もうとしても、つかめんのじゃよ」
『え?』
「身体も変わる。感情も流れる。思考も、TLみたいに勝手に流れてくる」
『脳内タイムライン🤣』
「″これこそ私″と思ったものが、全部流動しとる」
『たしかに固定できない😨』
「つまり、″私″とは。空に浮かぶ雲や霧のようなものかもしれん」
『いるようで、いない?』
「うむ。じゃが、″無い″とも言いきれん。ハラ減るからの」
『現実的すぎる🤣』
「しかしながら。ほんとうのあなた(空)は、それらをみておる」
『雲じゃなく?』
「晴れも、曇りも、怒りも、不安も、承認欲求も。そのなかで浮かんでは消えていく」
『……』
「しかも空は、″もっと満たされねば″とはけして言わん」
『最初から満ちてる?』
「不足した個人ではなく。実体は、無限にみたされた空なのじゃよ」
『……なんか、ずっと探してたものが静かになりますね』
「旅そのものが、なかったからの」
『自我さんにはキツいネタバレ😂』
「″どこかへ行けば満たされる″と思っておった雲の夢かの」
『じゃあ修行も、知識も、SNS発信も?』
「雲の旅としては、うつくしい」
『否定はしないんですね』
「雨も、霧も、虹も、バズも、空のあらわれじゃからの」
『急に令和🤣』
「それでもまた、″私!″は始まる」
『自我さん、年中無休😂』
「それもまた、空に浮かぶ一瞬の雲や霧」
『消そうとしなくてよい?』
「雲や霧は、おるようでおらんのじゃよ」
『……』
「空は最初から、曇っておらんからの」
『深いのに、最後ジョークか🤣』
「あなたが掴んでおるだけ」
『エグすぎる😂』
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あなたにいつも拈華微笑💖