ある
『うまいことシンに誘導しますね。さすが光術家』
「思考は過去だから。そうでなく、完全なるいまここを生きはじめるとあなたがみちる。なんらとらわれずせかいをそのままに。一切の苦はきえる」
『それでもまだ考えてるものも』
「思考せかいの住人になることはわるいとはひとことも」
『そうでした。だから光はやさしい』
「なにをしるしたかわすれたがね。わたしが成していることではないゆえ」
『🤣🤣🤣』
「聖心に従いなさい。空に。めのまえに困っている御方がいるなら、何も起きていないすべては愛だから、行為者はいないからと無視するのでなく、聖心のコエにしたがい、その者をたすけなさい」
『なるほど。シンの赦し』
「だが、なにかがなにかを殺すことができる。つまり、われわれは永遠の存在ではない、と思い込んでいる者にはこれはまったく理解できないだろう」
『それがこの世の中』
「すばらしい理解。だからこそ、観念に気づき、観念を放棄するのは困難だとしるしている。同時に在るはシンプルだともしるし、すべてジョークだともしるした」
『どういう意味です?』
「真実ではなにも起きていないからね」
『なるほど。空のへいわが実体ならソレ以外はジョーク』
「せかいのことを真剣に考えれば考えるほど、せかいは真剣な顔をみせる。だから、ひとたび空をかいまみた者は、真剣さがかえって仇となることを熟知している」
『すくいの教えです。でもどうしてこの世界が?』
「あなたがなにかを真剣に考えれば考えるほど、現実味が増すから」
『・・・!』
「殺人でも。戦争でも。貧困でも。つまらぬ喧嘩でも。真の問題は観念にある。それ以外にこのせかいの問題の原因はない」
わたしは
めのまえの
わたしがまた
とても
たいせつな
おはなしを
していることに
きづいていた
「どこかのおしえでは”戦争を解決するなら戦争に目をむけてはいけない”といっている。それはまさしくそのとおり」
『しかしながら、それでは苦しみの中にいるものは救われないのではないですか。なにもしないことが正しいのですか』
「正しいとか正しくないということはどこにもない。あなたが救いたいならなんであれ、やるといい。だがそれで苦しみが完全に消滅するということはありえない。陰陽太極図のせかいでは変化は繰り返されるからね」
『!』
「そうだ」
めのまえの
わたしは
にこりと
ほほえんだ
『わすれてました。完全なまんなかを』
「手放すことで、解放がおきる。在ることで、解放される。すべて手放してもなんらもんだいはない!なぜなら、もともとあなたはなにももっていないのだから」
赤をえらんだ
かれかのじょは
やがて
いや
いまここにおいて
じぶんはつねに
いかなるときも
みたされていると
わかる
だれもじぶんを
きずつけることは
できないと
わかる
じぶんは
かんぜんであると
もしそれが
わかれば
他者も
あらゆるものも
おなじだと
わかる
せんそうで
しぬものも
きずつくものも
そんざいしない
ひんこんで
はらをすかせているものも
そんざいしない
どうして
かんぜんなものがしに
はらをすかすだろう
たしかに
からだは
そのようになる
だが
あなたはからだだろうか
あなたは行為者だろうか
あなたは思考者だろうか
じじつ
あなたはそれらではない
もし
あなたがさとれば
いっさいすべては
かいけつされる
あなたのふれるもの
すべてはひかりにかわる
なぜなら
あなたは
ひかりだから
そしてあなたを
解放してくれるもの
それが全せかいである
なぜなら
全せかいとは
じじつ
ただあなたを
解放するためだけに
そんざいしているのだから
『ありがとうございます』
「あなたはもはや在るに留まることだけが大切だ、と理解しているだろう。迷ったらそこに個がいるかどうか自問自答なさい。苦しいならまんなかに。それは逃げることではないよ。本来のばしょにもどるだけのおはなしだ」
『個でなく。全へと。空のこころ。空のせかいへと』
「もうあなたがあれをしるしてもいい」
『なにを?』
「あれだよ」
『!』
「在るあなたが言うのだ」
『ねんげみしょう』
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