音楽ド素人が『バンド』を結成して見つけた『人生の豊かさ』。
『音楽』という漢字は、『音』を『楽しむ』と書きます。
『音学』とは書かないんですよね。
『音楽』のチカラって不思議で、音楽に触れた人の人生を豊かにしてくれるんです。
今回は、音楽のド素人だった私が、『音』を『楽しむ』ことで『人生が豊かになった』実体験をお話させて頂きます。
『音楽』を始めたきっかけ。
私はもともと好奇心旺盛で、新しい体験をしたり、知らない人と話したりといった、『人生の刺激』と、それを実行するための『自由な時間』を求めて常に生きてきました。
そんな『自由と刺激』を求めて気ままに生きてきた私ですが、ありがたいことに家族に恵まれ、現在3歳と1歳のやんちゃな男の子たちがいます。
息子たちはまだ小さいので、外出できる時間や行ける場所は当然かなり限定されてきます。
もちろん子供と過ごすにぎやかな日々は楽しくもありますが、
これまでの人生、ずっと『自由と刺激』を求めてきた私にとっては、
子供が生活の全ての中心にいる人並みな毎日に、言葉にしづらい『もどかしさ』を感じていたのです。
世の中のお母さん、お父さん達に、ヒンシュクを買ってしまうこと覚悟で言いますが・・・
『子供のためだけに淡々と毎日を生きるのではなく、刺激的な自分の人生を生きたい!』と。
そんな圧倒的な焦燥の念にかられていた私が、自分の人生を充実させるために出会ったのが『音楽』でした。
運命の出会いは、徒歩3分先に。
私はもともと『B’z』の大ファンで、13歳の時にB’zに魅せられてから、もうかれこれ25年以上の大ファンなのです。
ここでB’zの魅力を熱弁すると一記事出来てしまうので割愛しますが、私は音楽をただ聴くだけじゃなく、『いつか自分で演奏してみたい!』という気持ちは学生時代からずっと持っていました。
そこでふと思いついたのが、新たな『人生の刺激』を求めて『音』を自らの演奏で『楽しむ』ことへの挑戦でした。
思い立ったが吉日、私は行動は早い方なので、とにかく何か『楽器』に挑戦してみることに決めました。
やはりB’zといえばギターだな!と思いましたが、試しに弾いたギターは指が痛くて弾けず。ピアノも挑戦してみましたが、楽譜読めないし弾きたい曲を弾けるようになるまでかなり時間がかかりそうで挫折。。。
『マズイ・・・音楽に愛されていない・・・』
と思ったところで、思わぬ幸運が舞い降りました。
なんと!
自宅から徒歩3分のところに、ドラム教室があったのです!
私は『これは運命だ!』と思いました。
ドラムなら楽譜が読めなくても、『音』を『楽しめそう!』と直感で感じたのです。
『音を楽しむ』ために、『音を学ぶ』。
こうして2023年から近所のドラム教室に通いだした私なのですが、当然過去にドラムを触ったことすらないので、最初は全く叩けませんでした。
両手両足を、リズムに乗せてバラバラに動かす!
これがまぁとにかく難しい!
楽譜が読めなくてもノリで弾けそうじゃん!と思っていた私は、こっぴどくドラムにビンタされたわけです。
しかし好きなことはコツコツ地道にやれるタイプだったことが功を奏して、思ったよりも早くドラムを叩けるようになっていきました。
それは幼少期に自転車の乗り方を覚えたときや、プールで泳げるようになったときと同じで、いつのまにか自然と手足はその動かし方を覚えていくような、不思議な感覚でした。
私はドラム教室のみならず自宅でもドラムを練習すべく、中古の電子ドラムを先生から譲り受け、税理士業のすきま時間にひたすらドラムを叩き続けました。

『音学』から『音楽』へ。仲間探しの旅。
先生の丁寧な指導と、『いつか大好きなあの曲が叩きたい!』という熱意が背中を押してくれ、1年ほどで課題曲を何曲か叩けるようになっていきました。
私が通っているドラム教室では、ピアノ教室でいう「発表会」と同じような「ライブ」が年に数回、定期的に開催されます。
私も何度かライブに出て課題曲を披露するうちに、「そろそろB’zの曲を、カッコよく演奏したい!」という欲が出てくるようになりました。
しかし、その欲望を達成するには、ギターやベースなどの「他の楽器」を集める、つまり自分のバンドを結成しなければなりません。
そこで、思い立ったら即行動!
私は、同じB’zファンの同級生や、学生時代に楽器をやっていたことがある友人たちに連絡を取り、気心知れた友人達6人で2024年に早速バンドを結成しました。
そこからは、発表会に向けて月1回のペースでみんなで集まって大好きなあの曲の練習を重ねました。
何度も音合わせをして、修正して・・・
難しいし、大変だけど、楽しい!!
『私が求めていた自分の時間って、これだ! 今、自分の人生を生きている!』そう思えたのです。

『音楽』を通して、『人生を豊かに』
こうして友人とバンドを結成して定期的に集まるようになってから、私は再び『自分自身の人生』を感じるようになっていきました。
大好きな曲をみんなでワイワイと演奏し、その後は居酒屋へ移動!が定番で、飲み会の席ではバンドの話はもちろん、好きな音楽の話や、懐かしい昔話など、たわいもない話で盛り上がります。
そして私は気づいたのです。
『歳を重ねていくうちにいつの間にか失ってしまっていた、気の合う仲間と、何か一つのことを通して、意味もなくただ笑いあう、そんな青春時代のような時間を、ずっと探していたのかも。』と。
改めて『音楽』のチカラって凄いです!
私は、ここ数年ずっと埋まらなかったパズルのピースを、『音楽』が埋めてくれたような気がしています。
『音楽』を始めてから、仕事や子育て以外に、新しい生きがいが増えました。3歳と1歳の息子にドラムを教える楽しみも出来ました。
また『音楽』を始めたことで、今まで出会わなかったような音楽仲間との交流も増え、40歳にして同年代や年下の面白い友達がたくさん増えました。
自分自身の人生を、後悔のないよう、楽しく生きる。
『音』を『楽しめる』ようになったことで、
また一つ、この人生が自分のものになったような気がします。

