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『投資で失敗した父』と『私』の選択

私は、投資が嫌いでした。
いや、正確に言えば「怖かった」と言うべきでしょうか。

私の父はかつて株式投資で大きな損失を出し、家族や親族を巻き込んでの大騒動になってしまったことがあったからです。そのとき子供ながらに感じた家庭のただごとではない空気は、幼い私の心に深く刻まれていました。

当然、そのせいで私の母は投資を嫌っていて、「投資なんてやめておきなさい」と何度も私に言っていました。

だから私は30歳を過ぎても、どこか「投資はギャンブル」「投資は危険」「コツコツ働くのが正解」と、ごく当たり前のように思いこんでいました。

しかし今から5年前の2020年、私はその恐れていた投資の世界に勇気を出して足を踏み入れたのです。

ではなぜあれだけ「嫌い」で「恐ろしい」と思っていた投資の世界に足を踏み入れたのか。

今日はその物語をお話しさせてください。


投資を始めた3つのきっかけ。


きっかけはいくつかありました。

1つめは、私の未来への「危機感」でした。

私は税理士としてたくさんのお客様のお金の悩みを見てきました。
お金に困らない人生を送るにはどうすればいいのか?
その答えを探すと、どうしてもこの結論に行きつくのです。

「将来、お金に困らない人生を歩むためには、投資は避けて通れない」

どんなに真面目に働いても、ただ労働で得たお金を貯金しているだけでは増やせるお金には限界がある。超資産家の家柄に産まれたわけではない私たち一般人が、お金に縛られずに生きるにはやはり「お金にも働いてもらう」しか方法はないのだと。

2つめの理由は、「説得力」です。

私は税理士という仕事柄、「どうすればお金が貯まりますか?」「投資ってどうなんですか?」と、日常的に質問を受けます。

でも自分自身が投資をしていないのに、「お金を増やすために投資は大事ですよ」なんて言ったところで、どこか嘘っぽく感じるはず。私の中にも、説得力を持ってアドバイスしたい、という強い思いがありました。

そして3つめは、「周りの人たち」でした。

父のように投資で失敗した人もいれば、私の周りには着実に資産を増やしている友人や同業の税理士もたくさんいたのです。
彼らのリアルな話を聞くたびに、「あれ?投資って、ただ怖いだけじゃないのかもしれない」と、心の奥で少しずつ、凝り固まった考えがほぐれていったのです。


2020年、コロナショックが分岐点。


投資は必要なのかも、と感じていたからといって、私はすぐに投資を始めたわけではありませんでした。
3年ほどかけて「安全な投資のやり方」についてしっかりと勉強し、資金を少しずつ貯めて、やっとそれなりの元手ができた2020年、世界を揺るがすあの「コロナショック」が起こり株価が大暴落しました。
世の中の多くの人が「危ない」「逃げろ」と恐れる中で、私はふと思ったのです。

「これは千載一遇の大バーゲンなんじゃないか?」

昨日まで高くて手が出せなかった株が、半額になっている。そう考えた私は、恐怖心よりも「チャンスかもしれない」という直感に背中を押されて、ついに投資の世界に足を踏み入れました。

コロナによる自粛で家に閉じこもるしかない日々。恐る恐るパソコンに向かい、初めて株を買ったあの日の緊張を、私は今でもはっきり覚えています。


そのとき投資した株は今どうなった?


そして、あれから5年。

私は日本株、米国株、投資信託、仮想通貨、iDeCoなど様々な投資にチャレンジし、もちろん失敗も経験しました。

2025年3月現在、
ふと資産を振り返ると、コツコツと積み上げてきた結果、約1000万円以上の利益を手にしているのです。

含み益
・株式や投資信託などが、プラス約670万円
・仮想通貨が、プラス約220万円
・iDeCoが、プラス約90万円

確定済の利益
・株式や投資信託などが、プラス約100万円

もし、あのまま「投資は怖い」と避け続けていたら、間違いなくこの結果は得られなかったでしょう。

根拠のない恐怖心から、ただなんとなく投資を避けていた過去の私には想像もできなかった景色が、今、目の前に広がっています。


投資で「勝つコツ」は、『コツコツ』


投資の話、というと、よく耳にする「詐欺」や「大損」といったネガティブな話ばかりが取り沙汰されますが、実際の投資というのはニュースにもならない、ひっそり「コツコツ勝っている人たち」がほとんどなのです。

彼らはお金に働いてもらうことでじわじわと着実に資産を積み上げ、10年後、20年後の「安心」を手に入れています。
その方法は、決して「秘密」ではありません。少しずつでも学び、実践し、続けていけば、誰にでも手が届くものなのです。

だから私は多くの人に、将来のお金に困らないためにも、この投資という世界にぜひ参加してほしいと思っています。

もちろん、怖くて当たり前です。
お金に強いとされる税理士の私だって、30歳を過ぎてなお投資に震えていたうちの一人だったのです。

でも、私は勇気を出して小さな一歩を踏み出したからこそ、5年後の今、資産が大きく増えました。

もちろん失敗もありました。過去5年のうち、2年は損を出しました。

ただ投資は野球と同じで、全勝優勝することは不可能です。勝利と敗北を繰り返して、最終的に勝ち越せばいいのです。
少しずつ勝ったり負けたりしながら、コツコツと勝ちを蓄積して、最後に「将来の安心」をつかむのが目的なのですから。


最後に。


投資を始めるともうひとつ良いことがあります。

それは、これまで全く興味がなかった政治経済のニュースや、世界情勢の動きに興味を持つようになったことです。

今まではただの生活費でしかなかった「お金」という存在が、エンターテイメント的な意味を持つようになったと感じています。経済ニュースを好んで聞くようになった自分を、成長したなぁ!と勝手に自画自賛してます。笑

ただ私もつい5年前までは投資が大キライなド素人でしたので、全く投資をやってない方の不安や恐怖はよく分かるつもりです。

そんな5年前の自分がこんな記事と出会えたら良かったなと思えるような投資に関する記事を今後はちょこちょこ書いていけたらと思います。

もしよかったら、今回の記事の感想などをコメント頂けたら嬉しいです。また、このnoteを読んで「何か知りたいこと」があればぜひコメントで教えてください。全ての質問に回答させて頂きます。

あなたの未来に、小さな勇気を!

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