見出し画像

寝る前の秘密のルーティン

ちょっと照れくさい、寝る前の一言

毎晩、寝る前に娘に伝えている、ちょっと秘密の言葉がある。
特別じゃないけど、我が家だけの、大事なルーティン。

娘が1歳を過ぎて、少しずつ言葉が分かるようになった頃。
その頃から、私にはひとつ、寝る前に続けていることがある。

ベッドに一緒に横になって、本当に寝る直前。
一日の最後に必ず伝えている言葉。

「おやすみ」「また明日ね」「大好きだよ」「ギュッ」

最後の「ギュッ」で私は娘を抱きしめる。
娘がギュッと返してくれる日もあれば、返ってこない日もある。
でも私は、毎晩欠かさず言い続けている。

そんな日々を続けていたら、3歳を過ぎた頃、娘も自然に言ってくれるようになった。

「おやすみ」「また明日ね」「ママ大好きだよ」

私がこれを続けているのには、ちょっと理由がある。

前に、育児書で読んだ話がきっかけ。
「一日に何十回も大好きだよを伝えよう」って書いてあった。

そのときは、
いや、さすがにそれはやりすぎじゃないかな、って思った。

でも、気持ちはちゃんと言葉にして届けよう、っていう考えにはすごく共感した。
思ってるだけじゃ伝わらないこともある、って。

でも、日中ってなかなかタイミングがない。
忙しいし、余裕がないし、怒っちゃうこともあるし。

だから私は、寝る前だけは、必ず伝えようって決めた

でも、本当に娘に届いているのかな。
そんなふうに思うこともあった。

だけど、最近。
「ちゃんと届いていたんだ」と思える出来事があった。


思いは届いている

ひとつは、おままごとをしていたとき。

娘はお気に入りのぬいぐるみと、毎日いろんな遊びをしている。
ごはんを作ったり、お医者さんごっこをしたり、保育園ごっこをしたり。

ある日、ぬいぐるみちゃんを寝かせるシチュエーションで、娘が言った。

「おやすみ。また明日ね。大好きだよ。ギュッ。」

そして、ぬいぐるみをやさしく抱きしめた。

私が毎晩してきたことを、娘はちゃんと自分の中に持っているんだ。
大事なものには、「大好きだよ」をちゃんと伝えられるようになっていた。

そう思えた瞬間だった。


また別の日の、アレクサとのやりとり。

娘は最近、アレクサ(スマートスピーカー)によく話しかけている。
アレクサは音楽を流してくれたり、天気を教えてくれたりする。
ある時、娘が言った。

「アレクサ、大好きだよ。」

私が「え?」って驚いていると、アレクサが反応した。

「大好きって言ってくれてありがとう~♪ 出会えてよかった。これからもよろしくね~♪」

そんな歌を歌いだした。
アレクサって、こんな反応もするの!?とちょっとびっくり。
なんだか可笑しくて、でも嬉しくて、私はニヤニヤしてしまった。

毎晩続けてきた、たったひと言の積み重ね。
ちゃんと、届いていたんだ。


怒ることもある

もちろん、娘に怒ることもある。
つい怒りすぎてしまって、あとで反省することもある。

そんな日は、寝る前のルーティンの前に、ちゃんと伝えるようにしている。

「今日、たくさん怒っちゃったね。ごめん、仲直りしよう。」
「あのとき、こういうところがいけなかったと思う。でも、たくさん怒っちゃって、ごめん。」

すると、娘は「いいよ。○○もごめんね」と言ってくる。
その日のわだかまりは、その日のうちに解消したい。

大人になると、素直に謝る機会が減るように思う。
だから、娘に「ごめんね」って伝えるとき、ちょっとドキッとする。
まるで自分が子どもの頃に戻ったような不思議な感覚になる。

怒ってしまった日も、うまくいかなかった日も、
最後には、安心できる言葉を交わして、眠りたい。


noteっていいな

こういう話。
友達にするのも、先生に話すのも、なんだかちょっと恥ずかしい。

でも、noteなら。
この記事を読んでくれている人になら、そっと置いておいてもいいかな、って思える。

noteって、そういう「ちょっと誰かに伝えたい気持ち」を、気軽に置いておける、いい場所だなと思う。

それにしても、いつまで続けられるかな。
もう恥ずかしい、やめよう、ってなるときが来るんだろうな。
このルーティンを卒業した時には、娘がまた一段成長したということ。
うれしいような、さみしいような。(やっぱり寂しい)
また報告させてもらいますね…😿

最後まで読んでくれて、ありがとうございました☻

いいなと思ったら応援しよう!