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子どもの人生を奪わない

「子どものためを思って」

私たちは、この言葉を何度口にしてきたでしょうか。
しつけ、教育、心配、愛情。
どれも本当は、子どもを大切に思う気持ちから生まれています。

でも時々、その“善意”が、
子どもの人生をそっと狭めてしまうことがあります。

子どもは「守られる存在」だけじゃない

子どもは未熟で、弱くて、守られる存在。
確かにそれは事実です。

けれど同時に、子どもは
自分の人生を生きる主体でもあります。

何を感じるか
どこまで近づくか
どんな関係を心地よいと感じるか
「イヤ」と言うか、「OK」と言うか

それらは本来、年齢に応じて少しずつ育てていく
その子自身の感覚です。

包括的性教育が大切にしていること

包括的性教育は、
「早く性の話をすること」でも
「危険を強調すること」でもありません。

大切にしているのは、こんな視点です。
• 自分の体と心は、自分のもの
• どんな感情も感じていい
• 嫌なことを嫌と言っていい
• 相手にも同じ権利がある
• 困ったときは助けを求めていい

これはすべて、
子どもの人生を奪わないための土台です。

知らないことは、選べない

知らないまま大人になると、
選べないまま人生を進むことになります。
• これは我慢すべきことなのか
• これは暴力なのか
• 誰かに相談していいことなのか
• 自分が悪いのか、そうじゃないのか

包括的性教育は、
「正解」を押しつけるのではなく、
考えるための材料と言葉を手渡します。

それは、
子どもが自分の人生を選び取るための
静かな応援です。

大人ができることは、奪わないこと

子どもの人生を守るために、
大人がすべてを決める必要はありません。

むしろ大切なのは、
• 決めすぎない
• 急がせない
• 恐れで縛らない
• 感じていることを否定しない

そして、
「あなたの人生は、あなたのものだよ」
と伝え続けること。

子どもを信じるという選択

包括的性教育は、
子どもを“管理するための教育”ではありません。

子どもを信じる教育です。

失敗する力も
立ち止まる力も
助けを求める力も
ちゃんと育つと信じること。

子どもの人生を奪わない。
それは、
子どもを放っておくことではなく、
尊重しながらそばにいるという選択です。

今日もどこかで、
子どもたちは自分の人生を生きようとしています。

その歩みを、
奪わず、急かさず、
静かに支えられる大人でありたい。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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それでは、また次の記事でお会いしましょう!

やまがたてるえ

心理的安全性を何よりも大切にした研修を心がけています。
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https://www.hahanoki.com



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