Obsidianで読書管理DashBoardを作った話
この記事で書くこと
Obsidian 上の読書メモを、未読 / 読書中 / 読了 で見える化した話
startReading finishedReading rating recommended reviewComment をどう使ったか
Dashboard を作って何が楽になったか
背景
読書メモ自体は残っていても、次のような状態だと再利用しにくい。
今何を読んでいるのか分からない
読了済みの本を一覧で振り返りにくい
高評価の本やおすすめしたい本をすぐ拾えない
本ごとのノートはあるが、全体を俯瞰する画面がない
今回やりたかったのは、読書メモを保管する ことではなく、読書ログを運用できる状態にする ことだった。
特に大きかったのは、Bases を使って Dashboard 化することで、未読 / 読書中 / 読了 の状態を一覧で見たときの視認性がかなり上がることだった。
やったこと
読書ノートに必要なプロパティをそろえた。
startReading:
finishedReading:
rating:
reviewComment:
recommended:
役割は次の通り。
startReading: 読み始めた日
finishedReading: 読み終わった日
rating: 読後評価
reviewComment: 一言の感想や要点
recommended: 人に勧めたいか
この形にしたことで、1冊ごとのノートを 記録 として終わらせず、あとで集計・抽出できる状態にできた。
BaseとDashboardの構成
Obsidian の Base を使って、004_読書 配下のノートを対象にビューを定義した。
作成した主なビューは次の 3 つ。
読書中
読了済
未読
Dashboard 側では、その Base を参照して一覧を埋め込んでいる。
## 読書中
![[_BookBases.base#読書中]]
## 読了済
![[_BookBases.base#読了済]]
## 未読
![[_BookBases.base#未読]]
設計として重要だったのは、ノートそのものを並べる のではなく、状態ごとに切って見る ことだった。
ただ一覧にするだけでなく、Bases を使って状態別のビューを持たせることで、今どの本がどの状態にあるか をひと目で判断できるようになった。これは、読書ログの視認性を上げるうえでかなり効いた。
作ってよかった点
1. 今どこまで読めているかがすぐ分かる
読書ログが1冊単位で散らばっていても、Dashboard を開けば現在地が分かる。
一覧で状態が揃って見えるので、個別ノートを開かなくても 止まっている本 読み終えた本 まだ手をつけていない本 をすぐ判別できる。
2. 読後の振り返りがしやすくなった
読了済 を見れば、読み終えた本の蓄積がそのまま一覧になる。
3. 高評価本やおすすめ本の再利用がしやすい
rating や recommended を持たせたことで、あとから 良かった本だけ見たい がやりやすくなった。
4. 読書メモが「資産」に近づく
単なる保管ではなく、あとで探せる / 比較できる / 記事化に使える 状態になった。
運用して見えたこと
Dashboard を作るだけでは足りなくて、プロパティを継続的に埋める運用が必要だった。
特に次の 3 つは重要だった。
読み始めたら startReading を入れる
読み終えたら finishedReading を入れる
読後に rating と必要なら reviewComment を入れる
逆に言うと、ここが空欄のままだと Dashboard はすぐ弱くなる。
学び
今回のポイントは、読書管理を豪華にしたことではなく、読む前 / 読んでいる途中 / 読んだ後 の状態を Obsidian 上で扱えるようにしたことだった。
読書ノートは増えるだけだと埋もれる。
でも、状態と評価を持たせて Dashboard から見られるようにすると、読書ログはかなり再利用しやすくなる。
まとめ
Obsidian で読書管理 DashBoard を作ってよかったのは、本のメモを並べた ことではなく、読書の流れを見える化した ことだった。
もし読書ノートは残しているのに活用しきれていないなら、まずは次の 3 つだけでも十分だと思う。
startReading
finishedReading
未読 / 読書中 / 読了 の Dashboard
そこに rating や recommended を足していくと、読書ログはただのメモからかなり使える一覧に変わっていく。
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