「小腸」は「受盛」「化物」「清濁の分別」【新訳五臓六腑解説⑧】
小腸の働き(西洋医学的な捉え方)
小腸は、胃から送られた内容物をさらに細かく分解し、栄養素を吸収し、残りを大腸へ送る重要な経路です。
消化酵素によって炭水化物・脂質・タンパク質を細かく分解し、生命維持に必要な栄養を取り入れる最前線といえます。
東洋医学的な理解へ進む前に、小腸は、食の情報を最も精密に読み取る場であることを頭の片隅に置いてください。
東洋医学における小腸──“清と濁を分ける装置”
小腸の主な働きは「受盛(じゅせい)」「化物(かぶつ)」「泌別清濁(ひべつせいだく)」です。
胃で発酵された内容物を受け取り、からだに役立つ“清”と、排泄へ回す“濁”とに分ける。
その分別が正確であれば、栄養はすみやかに全身へ巡り、不要物は下に降りて大腸へ渡されます。
このシンプルな工程こそが、気・血・水の質を左右し、からだの疲労感やこころの安定さえも変えるのです。
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