音楽制作記 二十歳のお祝い楽曲 #3
ストリングス篇・その壱(イントロ)
はこだけスタジオのまったく当てにならない音楽制作記3回目のきょうは、弦について書いていきます。といっても、ほぼイントロ部分についての話です。
ありきたりなイントロ
あれこれ言う前に、音源を聴いていただきましょう。
途中まで1stと2ndのVnが、オクターブ・ユニゾンになっているありきたりなアレンジですね。悪くないかも知れないけど、面白くない…。
そして、ちょっとチェロが落ち着きなく聴こえますね。

スコアを修正
なので、少し手直しをして次のようになりました。
ちょっとだけ解説
先ほどのイントロは高い音が目立ちましたが、1stVnの音を少し低くしたことで、落ち着いた印象になりましたね。そして、同じ音が続くことで、実にストリングスらしいアレンジになったのではないかと思います。
この歌の季節は、2月上旬くらいのイメージですので、このくらいの雰囲気の方が、春はまだ少し遠いという感じがするのではないでしょうか。

チェロは基本的にフレーズを変えていませんが、冒頭1小節をオクターブ下に変更してあります。
これだけで、チェロが落ち着いたように聴こえるので不思議ですね。
メロディーを奏でる楽器の追加
しかし、今度は寂しくなってしまいましたね。何か旋律を奏でる楽器がほしいところです。
あえて金管を選択するという挑戦
曲の雰囲気からすると、オーボエなどの木管が適していると思いますが、ここはあえて、金管のトランペットを使ってみましょう。何事も挑戦が大事です!
いかがでしょうか? 私自身は、意外とマッチしていると思います。このフレーズは、オケを流しつつ鍵盤で音を探りながら作っていきました。打ち込みではなく、リアルタイム録音したものを、タイミングを微調整して仕上げています。
凛としたトランペット
哀愁を感じさせるメロディーと、トランペットが醸し出す凛々しさが、ぴりっとした空気感といいますか、「大人の世界へと踏み出す」心情を表していると思いますが、みなさんには、どのように聴こえたでしょうか?

少しずつ音を重ねる

このイントロのひとつのポイントは、転調してGからB♭になったところです。一気に和音を鳴らすのではなく、低い(チェロの)音から徐々に重ねていって、ふわっとさせています。
そして、ベース(根)音を変えず、上に乗っている音を少し変させることで、ゆらゆらとした風の情景描写をしています。
現段階では、ベロシティ(強弱)を調整しただけのほぼベタ打ちですが、それなりに表情はついていると思います。
やらかしに気づく
と、ここまで書いて、あることに気がついてしまいました。

記事を公開する前に気づき、修正してありますが、上記のように採譜ミス…。当然、音源も間違っている訳なので、やり直しました。
わかりやすいように、トランペットを外した音源も用意しました。それでは、どうぞ!
いや、なんか間違っている気がしていたんですよ・・・(汗)。耳をちゃんと鍛えなくてはいけないですね。とほほ。
見慣れないハ音記号を見ていて、なんか変だと思ってちゃんと確認したら間違った音を入力していました。ト音記号で書いてあれば、すぐにわかったと思うんですけどね…。(いや、音で気づけよ!)
おまけ・それぞれの記号について
ハ音記号

ハ音つまり、C(ドの音)を示す記号で、くびれた真ん中がCであることを示しています。
ト音記号とヘ音記号
よい子のみんなは知っていると思いますが、ト音記号はG(ソの音)、ヘ音記号はF(ファの音)をの位置示す記号で、それぞれアルファベットのGとFが変化したものだとか…。
因みに、記号はその位置から書き始めます。(ハ音記号は除く…というか、ハ音記号は書き方がよくわからない)


今回は、ここまで次回またお会いしましょう。
はこだけ
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