税金の無駄遣い?記者会見で5分間も『所管外です』と言わせた質問者たちの問題点
【概要】2025年11月11日の小野田経済安保相会見を実例に、良い質問・悪い質問の違いを解説。所管外追及、お気持ち強要など悪問の特徴と、情報を引き出す質問力のコツをタイムスタンプ付きで分析。記者・ビジネスパーソン必見の質問術。
あなたは「良い質問」ができていますか?
「質問力」——ビジネスでもプライベートでも、この能力の差が結果を大きく左右します。特に記者会見のような公の場では、どんな質問をするかで、引き出せる情報の質が天と地ほど変わります。
2025年11月11日、小野田経済安保相の記者会見で、まさにその違いが鮮明になりました。約20分間の会見の中で、建設的な情報を引き出した「良い質問」がある一方で、大臣に「所管外です」と繰り返し言わせ、時間を浪費した「悪い質問」もありました。
本記事では、この会見を実例に「質問の質」を採点し、以下の内容を解説します
✅ 良い質問・悪い質問を見分ける5つのチェックリスト
✅ タイムスタンプ付きで見る「質問力」の実例比較
✅ ビジネスシーンでも使える「情報を引き出す質問術」
✅ 記者会見の構造的課題と改善ヒント
この記事を読めば、あなた自身の「質問力」を客観的にチェックでき、明日から使える実践的なスキルが身につきます。

【基礎知識】記者会見における「質問の質」とは?

なぜ「質問の質」が重要なのか
記者会見は、限られた時間の中で公共性の高い情報を引き出す場です。一つの質問にかけられる時間は通常1〜2分程度。その短時間で、どれだけ有益な情報を得られるかは、質問者のスキルに大きく依存します。
質問の質が高ければ
📌 具体的な政策情報(数値・期限・制度名)が得られる
📌 検証可能な回答が得られ、後続取材につながる
📌 読者・視聴者に価値ある情報が届く
質問の質が低ければ
❌ 「所管外です」「コメントできません」で終わる
❌ 会見時間が浪費され、他の記者の機会も奪われる
❌ 読者・視聴者に届く情報価値がゼロになる
「良い質問」の5つの条件
本記事では、以下の5軸で質問を評価します
$$
\begin{array}{|l|l|l|}
\hline
\textbf{評価軸} & \textbf{内容} & \textbf{例} \\ \hline
①所管一致性 & 回答者の担当分野に合致しているか & ○:経済安保相に造船業政策を問う/×:経済安保相に議員定数を問う \\ \hline
②具体性 & 数値・制度名・期限が含まれるか & ○:「官民1兆円投資の時期は?」/×:「今後の方針は?」 \\ \hline
③検証可能性 & 一次情報で後追い検証できるか & ○:「骨太方針での位置づけは?」/×:「お気持ちは?」 \\ \hline
④非誘導性 & 結論を誘導する前提を置いていないか & ○:「対策の現状は?」/×:「放置した責任は?」 \\ \hline
⑤反復節度 & 明確な回答後に執拗に追及していないか & ○:追問は新情報提示+1回まで/×:「所管外」後も3回追及 \\ \hline
\end{array}
$$
この5つの条件のうち3つ以上満たせば良質問、2つ以下なら要改善と判断できます。
【実例分析】小野田経済安保相会見を採点してみた
それでは、2025年11月11日の会見を、タイムスタンプ付きで分析していきましょう。
✅ 【良問サイド】情報を引き出した質問たち

事例1:造船業ロードマップ(03:30 | 読売新聞)
評価:★★★★(優秀)
質問内容
「昨日の日本成長戦略会議で、造船業への大規模投資支援が決まりました。今後のロードマップ取りまとめに向けた意気込みと、経済安保担当大臣が造船再生に関わる意義を教えてください」
5軸評価
✅ 所管一致:経済安保×造船業は担当分野
✅ 具体性:「官民1兆円」「ロードマップ」と具体的
✅ 検証可能:政策の位置づけを問う
✅ 非誘導:オープンクエスチョン
✅ 反復節度:1回の質問で完結
引き出された情報
大臣から以下の具体的な回答が得られました
「貿易量の99.6%を担う海上輸送は経済安全保障上の重要課題」
「経済安全保障推進法の特定重要物資に船体を追加検討」
「国交省と連携しながら官民総額1兆円投資を含むロードマップを早急に取りまとめ」
なぜ良問なのか:
この質問は、前日の会議内容というタイムリーな文脈を踏まえ、「意気込み」と「意義」という2つの論点を明確にしています。大臣の所管に合致しているため、回答者も詳細な情報を提供しやすく、結果として記事化・検証可能な情報が得られました。
事例2:海底ケーブル安全保障(04:34 | 産経新聞)
評価:★★★★(優秀)
質問内容
「今年、台湾周辺で海底ケーブルが切断された事案が報道されました。日本の海底ケーブルを巡る現状認識と、政府として必要な対策を教えてください」
5軸評価
✅ 所管一致:経済安保の中核テーマ
✅ 具体性:台湾事案という具体例を提示
✅ 検証可能:骨太方針との整合性を確認可能
✅ 非誘導:事実確認ベースの質問
✅ 反復節度:1回の質問で完結
引き出された情報
「海底ケーブルは国民生活・経済活動に欠かせないインフラ」
「本年6月の骨太方針で経済安全保障推進法見直しに関して海底ケーブル等の確保に対応すると明記」
「関係省庁と連携してスピード感を持って取り組む」
なぜ良問なのか:
「台湾周辺での切断事案」という具体的な事例を前提に、日本の現状と対策を問う構造です。これにより、大臣は「骨太方針での位置づけ」「経済安全保障推進法の見直し」という具体的な制度名を挙げて回答でき、読者にとって検証可能な情報が得られました。
事例3:AI著作権問題(09:03 | ニコニコ動画)
評価:★★★★(優秀)
質問内容
「米国メディアが、日本のコンテンツ海外流通促進機構(CODA)がOpenAIにジブリ等のコンテンツを無許可学習しないよう警告したと報じました。オプトアウト方式が日本の著作権法に合わない点、米国内でAI学習の判例が存在しない点について、政府の対応と今後の取り組みを教えてください」
5軸評価
✅ 所管一致:AI政策・コンテンツ保護は担当分野
✅ 具体性:「CODA」「OpenAI」「オプトアウト方式」など固有名詞が豊富
✅ 検証可能:国際動向・制度名が明確
✅ 非誘導:法制度の現状と課題を問う
✅ 反復節度:追問は新情報(フェイク継続)提示後1回のみ
引き出された情報
「著作物の利用は原則として権利者の許諾が必要(日本著作権法・国際条約で共通)」
「OpenAI社に著作権侵害行為を行わないよう要請」
「知財事務局とAI戦略室で対話を密に実施」
「プロだけでなくPixivなどアマチュアクリエイターも含め、裾野の広い創作文化を守りたい」
なぜ良問なのか
この質問の秀逸な点は、固有名詞と論点を明示していることです。「CODA」「OpenAI」「オプトアウト方式」「米国判例の不存在」という4つの論点を整理した上で質問しているため、大臣も「プラ法」「AI事業者ガイドライン」「知財事務局の対話」という具体的な制度名を挙げて回答できました。
さらに、大臣が自発的に「Pixivなどのアマチュアクリエイター保護」という、質問には含まれていなかった重要な論点を補足したのも、質問の質が高かったからこそです。
❌ 【悪問サイド】時間を浪費した質問たち

事例4:外国人政策→議員定数への拡散(12:23–14:20 | フリー記者・横田)
評価:★(要改善)
質問内容(要約)
「参政党・神代表が『削減すべきは議員定数ではなく外国人受け入れ数だ』『外国人比率10%以下にすべき』と主張しています。この主張への受け止めと、賛成するかどうか教えてください」
→大臣が「所管外」と明言した後も、以下の質問を3回繰り返し
「10%以下という数値目標についてはどう受け止めるか」
「議員定数削減より外国人受け入れ規制の優先順位についてどう考えるか」
「議員定数削減についてどう考えるか」
5軸評価
❌ 所管一致:外国人政策は法務省、議員定数は総務省・国会マター
❌ 具体性:「賛成するか」という二択の抽象質問
△ 検証可能:他党の主張は検証可能だが、所管外のため回答不能
❌ 非誘導:「優先順位」「賛成か」など二択・順位付けを強要
❌ 反復節度:「所管外」の回答後も3回追及
大臣の回答(要約)
「外国人受け入れは出入国在留管理庁所管で法務省が検討」
「10%云々の議論も、人口が1億2000万から9000万、5000万になる中でどの時点の何%かで全然違う」
「議員定数削減も私の所管ではない」
「他党の政策優先順位について私がコメントすることは差し控える」
「前大臣は所管外でも発言されていたが、私は守ります」
なぜ悪問なのか
この質問は約2分間を費やしながら、政策的に意味のある情報を何一つ引き出せませんでした。問題点は3つ
所管外の明白さ:外国人政策は法務省、議員定数は総務省・国会の管轄。経済安保相に聞く内容ではない
論点の拡散:外国人政策→議員定数→優先順位と、一つの質問で複数テーマを混在
執拗な追及:大臣が「所管外」と明言した後も、表現を変えて3回質問を繰り返す
大臣の最終回答「前大臣は所管外でも発言されていたが、私は守ります」は、所管原則を守る姿勢として評価できますが、この2分間で会見の情報価値は何も生まれていません。
事例5:「お気持ち」強要(14:32–15:56 | フリー記者・柳)
評価:★(要改善)
質問内容(要約)
「安倍元総理銃撃事件の裁判で、山神被告が事件前日に小野田大臣の演説会場に拳銃を持って接近していたという証拠が出ました。裁判へのコメントは不要と承知していますが、3年経った今、事件に対するお気持ちや思いを聞かせてください」
→大臣が「裁判のことに関して私がコメントすることはございません」と回答した後も
「事件についてのお気持ちの整理は、3年経って今率直にどのようなお気持ちになっているのか」
5軸評価:
△ 所管一致:本人に関連する事件だが、司法案件でコメント不可
❌ 具体性:「お気持ち」は抽象的
❌ 検証可能:「お気持ち」は検証不能な主観的回答
❌ 非誘導:「承知しているが」と断りつつ感情回答を強要
❌ 反復節度:「コメントしない」の回答後、表現を変えて再度要求
大臣の回答
「当局が捜査中のことに関してや裁判のことに関して私がコメントすることはやはりございません」
(再質問に対し)「一生尽きません。以上です」
なぜ悪問なのか:
この質問の根本的な問題は、検証不能な主観的回答を強要している点です。
「お気持ち」は、政策会見で引き出すべき情報ではありません。さらに、「コメントは不要と承知していますが」と前置きしながら質問する構造は、回答者を心理的に追い詰める手法であり、建設的な情報収集の姿勢とは言えません。
大臣が最後に「一生尽きません。以上です」と簡潔に打ち切ったのは、適切な対応でした。
事例6:結論誘導型質問(18:59–19:57 | 横田・再登場)
評価:★(要改善)
質問内容(要約)
「安倍総理銃撃事件は、海外の宗教団体が日本の政治に介入し、安倍総理が高額寄付規制を甘くする一方で選挙協力を受け、宗教2世が経済的被害を受けて事件に至ったという面もあると思います。安倍総理が統一協会を放置したことについてどう考えますか」
→大臣が「所管外」「テロリストに対してコメントしない」と回答した後も
「外国の宗教団体の政治介入という位置づけからすれば外国人政策の一環では」
「山神さんの家庭が経済的に破綻した責任について、自民党政権が放置した責任はないということか」
5軸評価:
❌ 所管一致:宗教法人は文化庁、外国人政策は法務省、政党責任は党マター
❌ 具体性:「どう考えるか」という抽象質問
❌ 検証可能:「放置した責任」という断定に一次資料提示なし
❌ 非誘導:「政治介入」「放置」「責任」という重い前提を根拠なく設定
❌ 反復節度:「所管外」の回答後も論点を変えて2回追及
大臣の回答
「所管外だと思います」
「『テロリストには何も与えない』とおっしゃった方がいましたが、テロリストに対して私が何かコメントすることはございません」
「私から申し上げることは1つもございません」
なぜ悪問なのか:
これは本会見で最も深刻な悪問です。問題点は3つ
根拠なき断定:「海外宗教団体の政治介入」「安倍総理が放置」という極めて重い前提を、一次資料の提示なしに設定している
結論誘導:「責任はないということか」という質問形式で、「責任がある」という結論を誘導
所管外の執拗追及:宗教法人は文化庁、外国人政策は法務省の管轄。経済安保相に聞く内容ではない
さらに深刻なのは、この記者が12:23の時点で既に所管外質問を2分間繰り返し、会見終盤(18:59)に再登場して、より重い前提を含む質問を繰り返した点です。
【比較表】良問vs悪問の決定的な違い

では、良問と悪問の違いを表で整理してみましょう。
$$
\begin{array}{|l|l|l|}
\hline
\textbf{項目} & \textbf{良問(★★★★)} & \textbf{悪問(★)} \\ \hline
所管 & 担当分野に合致 & 所管外を執拗に追及 \\ \hline
具体性 & 数値・制度名・期限あり & 「どう思うか」など抽象的 \\ \hline
検証可能性 & 一次情報で検証可能 & 「お気持ち」など検証不能 \\ \hline
誘導性 & オープンクエスチョン & 結論誘導・前提に断定含む \\ \hline
反復 & 1回で完結、追問は新情報提示後1回 & 「所管外」後も3回追及 \\ \hline
時間効率 & 1〜2分で建設的情報を引き出す & 2〜5分浪費して情報価値ゼロ \\ \hline
読者への価値 & 記事化・検証可能な情報 & 「コメントできません」で終わる \\ \hline
\end{array}
$$
【実践】ビジネスでも使える「質問力」5つのチェックリスト

記者会見だけでなく、ビジネスシーンでも「質問力」は重要です。上司への報告、顧客へのヒアリング、会議での発言……あらゆる場面で、以下のチェックリストを意識しましょう。
✅ 5秒で使える「質問の質」チェックリスト
質問する前に、以下の5項目を自己チェック
☐ 所管一致:相手の担当・専門分野に合致しているか
☐ 具体性:数値・固有名詞・期限が含まれているか
☐ 検証可能:事実ベースで後から確認できる内容か
☐ 非誘導:結論を押し付けていないか
☐ 反復節度:明確な回答後に同じ質問を繰り返していないか
判定基準
3つ以上クリア → 良質問(そのまま質問してOK)
2つ以下 → 要改善(質問を練り直す)
実践例:ビジネスシーンでの応用

❌ 悪い質問例(上司への報告)
「今期の売上目標達成についてどう思いますか?」
問題点
抽象的(「どう思うか」は主観的)
検証不能(「思い」は検証できない)
具体性なし(数値・期限がない)
✅ 良い質問例(改善後)
「今期の売上目標1000万円に対し、現在800万円(進捗率80%)です。残り1ヶ月で200万円を達成するため、○○施策の追加予算を検討していますが、ご意見をお聞かせください」
改善ポイント
具体的(数値・進捗率・期限明示)
検証可能(数値で確認できる)
所管一致(上司の決裁権限内)
非誘導(選択肢を示しつつ意見を求める)
【構造的課題】会見の時間管理と司会の役割

今回の会見で最も深刻だったのは、司会の介入が一切なかった点です。
問題点:悪問の長時間継続
12:23–14:20(約2分間):所管外質問が3回繰り返される
14:32–15:56(約1分半):「お気持ち」質問が2回繰り返される
18:59–19:57(約1分間):同じ記者が再登場し、さらに重い前提で追及
合計で約4分半が、所管外または検証不能な質問に費やされました。20分間の会見のうち、約23%が情報価値を生まなかったことになります。
改善案:司会プロトコルの整備
海外の記者会見では、以下のようなプロトコルが一般的です
所管外は一次注意:「それは○○省の所管です」と司会が補足
再度同じ質問は打ち切り:「既にお答えしましたので、次の質問に移ります」
追問は1回まで:新情報提示を条件に1回のみ許可
議題の事前周知:会見テーマと窓口省庁を事前に明示
こうしたルールがあれば、悪問による時間浪費を最小限に抑え、会見全体の情報価値を高められます。
【応用】他の記者会見でも使える分析フレーム
今回紹介した「5軸評価」は、他の記者会見やメディアインタビューでも応用できます。
応用例:企業の決算説明会
✅ 良い質問例
「Q3の営業利益率が前年比+5%でしたが、この改善は原価削減と販管費削減のどちらが主要因でしょうか?また、Q4も同水準を維持できる見込みでしょうか?」
理由
具体性:Q3、+5%、原価削減など数値・論点明確
検証可能:決算資料で確認可能
所管一致:CFOへの質問として適切
❌ 悪い質問例
「社長は今期の業績についてどう感じていますか?」
理由
抽象的(「感じ」は主観的)
検証不能(感情は検証できない)
情報価値低い(数値情報が得られない)
まとめ:「質問力」は訓練で必ず向上する

本記事のポイント整理
良問の三条件:所管一致×具体性×検証可能性
悪問の三悪手:所管外深追い×論点拡散×検証不能前提
5軸チェックリスト:所管・具体性・検証可能性・非誘導性・反復節度
3つクリアで良質問:2つ以下なら要改善
記者へのエール:税金で支えられた会見時間の重み
誤解なきよう強調します。これは記者個人を断じる記事ではありません。
読売新聞、海底ケーブル担当記者、ニコニコ動画の質問は、いずれも所管に合致し、具体的で、検証可能でした。これらの質問があったからこそ、「官民1兆円投資」「骨太方針での海底ケーブル位置づけ」「Pixivなどアマチュアクリエイター保護」という、記事化可能な情報が引き出されました。
一方、所管外を執拗に追及する質問、「お気持ち」を強要する質問は、20分間の会見時間のうち約5分間を浪費し、政策的に意味のある情報を何も生みませんでした。
ここで忘れてはならないのは、大臣の時間は税金で賄われているという事実です。閣僚の給与は国民の税金から支払われており、記者会見もまた公務の一環として、税金を使って運営されています。所管外の質問を繰り返し、「所管外です」という回答を引き出すだけの5分間は、単に会見時間の浪費というだけでなく、私たち国民の税金の無駄遣いにほかなりません。
記者会見において、質問権は貴重なリソースです。記者クラブ所属であれ、フリー記者であれ、その立場に関わらず、質問する権利には同じ責任が伴います。その質問権を使って、読者が知るべき情報を引き出すのか、それとも税金で支えられた貴重な時間を浪費するのか——その差は、「質問の型」を意識するだけで大きく変わります。
プロの記者として、納税者への説明責任を果たすためにも、質の高い質問で有益な情報を引き出すことこそが、真のジャーナリズムではないでしょうか。
所管
官公庁や大臣が担当する業務の範囲。各省庁・大臣には担当分野が法律で定められており、所管外の事項には答弁する義務がない。
経済安保相(経済安全保障担当大臣)
経済安全保障政策を担当する国務大臣。正式名称は「経済安全保障担当大臣」。
オープンクエスチョン
回答者が自由に答えられる形式の質問。「はい/いいえ」で答える質問(クローズドクエスチョン)の対義語。
検証可能性
後から事実関係を確認・検証できる性質。一次資料や公開情報で裏付けが取れること。
骨太方針
政府の経済財政運営の基本方針を示す文書。正式名称は「経済財政運営と改革の基本方針」。毎年6月頃に閣議決定される。
プラ法
「情報流通プラットフォーム対処法」の略称。偽情報やディープフェイク対策を目的とした法律。
CODA(コーダ)
一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構。日本のコンテンツの著作権保護や海外展開を支援する団体。
出入国在留管理庁
外国人の出入国管理や在留資格の審査を行う法務省の外局。2019年設立。
係争中
裁判で争われている最中のこと。判決が確定していない状態。
注記
本記事の評価は、公開動画(日テレNEWS「【ノーカット】閣議後 小野田経済安保相 記者会見」2025年11月11日)の可聴範囲とトランスクリプトに基づく筆者の私見です。記者個人への批判ではなく、会見の構造的課題と「質問の型」の可視化を目的としています。
参考資料
日テレNEWS「【ノーカット】閣議後 小野田経済安保相 記者会見」(2025年11月11日)
本記事で引用したタイムスタンプはすべて上記動画に基づく
