キャラクターとライセンス<43>プレゼンテーション
ライセンシーの立場から、キャラクターのライセンスを受ける際に、多くの場合プレゼンテーションが必要になります。
人気のあるキャラクターのライセンスは多くの同業他社が一斉にそのキャラの権利者にライセンスしてほしいとオファーを出します。
そんなとき、ライセンサーはどう考えるでしょうか?
「どのライセンシー候補がこのキャラを活かして商品化してくれるか?」
「どのライセンシー候補がいちばん稼いでくれるか?」
「どのライセンシー候補がプロモーションになるか?」などなど。
そういうライセンサーの思いに応えるためには、説得力のあるプレゼンテーションで競合に勝たなければなりません。
私の経験では、ライセンサーの多くは「どれだけ稼げるか?」を最優先に考えると思います。
どれだけ稼げるか?とは、ライセンシーがたくさん商品を売って、ロイヤリティーを多く支払ってくれるか・・ということです。
次にライセンサーが優先するのは、「商品イメージとキャラクターがマッチしているか?」または、「どれだけ長く商品を出し続けてくれるか?」になるかと思います。
商品とキャラクターがマッチしていない場合、商品が売れないばかりか、キャラクターにマイナスイメージがついてしまいます。
関連して、マッチしていればヒットして長い間販売が続くでしょう。
以上を踏まえて、プレゼンテーションを作りましょう。
その内容を目次として例えるならば、
・なぜ、弊社がこのキャラクターライセンスが必要か?
・このキャラクターを採用することになれば、1年間(多くの場合契約は1年単位)にいくら販売して、ロイヤリティがこれくらいになる。したがって契約更新した場合、3年後にはこのくらい売れるようになる。というグラフ付きの数字。
・弊社がこのキャラクターでこんな商品を作った場合、購入ユーザーの属性はこんな感じ・・という割合のグラフと説明。
・可能なら、既存採用の別業種メーカーとの共同プロモーション計画。・・最低単独での宣伝広告やプロモーションの考え方は盛り込みたい。
ライセンサーにも色々あるので一概には言えないけど、金額と継続の可能性を、コンペティターと比較するでしょう。
自分とライセンサーの関係性が大きい部分もありますが、ある程度は大きめの数字をプレゼンすることが多いと思います。
1年後「話が違う!」とライセンサーに言われても、言い返せるような関係性を普段から作っておくと安心ですね。
