見出し画像

「アラインダイス」を紹介しよう!

こんにちは!七盤のハムさんです。

先週末、「FarmLineBuilder」や「オノマトペレシピ」、花金ゲムマ試遊会の主催などで知られるsaiさんにお誘いいただき、クラウドファンディング中の「アラインダイス」を体験させていただきました。

この記事では、一足先に(ほぼ)製品版でアラインダイスを体験したハムさんが、このゲームの魅力のほか、気になる点まで赤裸々に語っていこうと思います。

一言でいうと

パズルゲームの「ぷよぷよ」を知っている方であれば、それをダイスの出目を活用することで一層面白くした作品というのが一番伝わりやすいです。
「ぷよぷよ」を知らない方に向けて説明すると、ボトルに落ちてくる物体をうまく組み合わせて消して、得点を稼いだり、相手を妨害したりすることを盤面を目指すゲームです。
個人ボード上でやりくりするゲームのように見えて、相手の盤面を見て妨害や仕掛けのタイミングをうかがう楽しさもある作品です。

ゲームの全体の流れ

  • 重力にしたがって、上からカラフルなダイスが落ちてくる

  • 同じ色または出目のダイスの同士が隣接すると、ダイスが消える

    • 消えたダイスは別プレイヤーの妨害材料や自分の得点になる

  • 盤面が埋まり誰かがダイスが落とせなくなったら、ゲーム終了

実際にダイスが消えていく様子

ここで、実際に一回のラウンドで大量のダイスが消えていく爽快な様子を、紙芝居形式で見てみましょう。

今回のラウンドのダイスが落ちてくる前の状態です。

ダイスが全て落ちた後のボトル内の状態です。消える条件が揃ったらすぐに消え始めるのではなく、全てのダイスがボトルに入ってからダイスが消え始める点は間違えやすい部分です。

今回のラウンドでは作戦があるので、「冒険者カードのスキル」を使って、紫のダイスを反転し、ダイス目を4から3に変更しました。
スキルを使ったので、冒険者カードは横向きにします。

この盤面だと、赤のダイス・青のダイス・出目が3のダイス、の3種類のダイス群が消える対象ですが、どこから消え始めるかが選択可能なので、3の出目のダイス群から消え始めたことにします。
緑と赤のダイスのマスには⇔の矢印が描かれており、左右どちらかに選んで渡すことができるので、右に渡すことにしました。

次のダイスが消え始める前に、ダイスが重力にしたがって下に移動していきます。

続いて、青のダイス群が消えることにして、処理を続けます。
全てを左に渡すことにしましたが、隣に渡すことができるダイスは3個までなので、4個目のダイスは得点化することができます。
また、今回の紙芝居には出てきませんが、★が描かれたマスでダイスを消すことでも得点化ができます。

最後に赤のダイスを消して…と思いましたが、もっといい手があります。
上から落ちてきたことによって、赤のダイス群として見るほか、6のダイス群として見ることもできるようになっていました。
6のダイス群を全て右に渡す扱いにすると、右に渡すための3枠は埋まっているので、これらは全て得点化することができます。

得点化したダイスは自分の冒険者カードに移動させます。

このようにスキルを活用し、ダイスを消す順序を工夫することで1ラウンドで一気に22点を得ることができました。
大きくポイントを上げられるラウンドを作れると、非常に楽しいです!

何が面白いの? ~対戦モードの魅力~

相手に送るダイスを選ぶ悩ましさ

「ぷよぷよ」だと、何色を消しても相手に送られるときは「おじゃまぷよ」になるため色にこだわる必要がなかったですが、「アラインダイス」では、その色のダイスが相手の盤面に送られるので、相手の盤面を見て何色を送るかを考える必要があります。

同じ色のダイスを同じプレイヤーに送ると、むしろ一気に消すチャンスを与えてしまうことにもなりかねません。したがって、「数字を合わせて消す」も積極的に狙っていく必要があります。

両隣のプレイヤーを攻撃可能

相手の送り込むという点で類似のプレイ感の作品としては、「ワーリング・ウィッチクラフト」がありますが、両隣のプレイヤーを攻撃できる分、アラインダイスのほうが戦略の幅が広くなっています。

大量消しは強いけど…

上の紙芝居でも見てもらった通り、1ラウンドで大量にダイスを消すと隣のプレイヤーにダイスを送る枠が埋まり、ダイスを得点化しやすくなります。
一方で、相手から想定外のダイスを送り込まれると、サクッと詰むリスクもあるので、どこまで頑張るかは状況次第となります。

最後までダイスに翻弄

勝利条件は、ゲーム中に得点化したダイス目を合計して最も大きい人…ではありません!
得点化したダイス目が現時点で最も小さい人から、ダイス目を振り直すことが可能で、これが大逆転のチャンスとなっています。
作者の「最後までダイスに翻弄されてほしい」という思いがわかる、面白いギミックだと思い紹介しました。

何が面白いの? ~協力モードの魅力~

…ここまで言っておいてなんですが、このゲームには「協力ルール」があり、今回試遊したのも「協力ルール」でした。
協力ルールでは、今まで得点化していたダイスが得点ではなくモンスターへの攻撃材料になり、10ラウンド以内に全てのモンスターを撃退することがゲームクリアの条件となります。
協力ルールだと、どの部分が面白いか、こちらも併せてみていきましょう。

送り込むダイスの選択

モンスターは原則として2人の間に現れ左右どちらかからしか攻撃できず、3人プレイの場合はモンスターに攻撃できないプレイヤーも出てきます。

奥のプレイヤーは手前のBATに攻撃する手段がない

そんなときに、スムーズにダイスを左右のプレイヤーに送り、攻撃するために使ってもらう技術が重要になります。

ただし、ダイス目は運次第

ダイスを左右のプレイヤーに送るタイミングでは、ダイスは振り直しとなるため、絶対的な正解が出る状況にはなりません。したがって、誰かが他のプレイヤーに指示するような、いわゆる「奉行問題」が発生しにくいです。

リソースマネジメントの観点も必要

協力ルールでより重要になってくるのが「モンスターの攻撃に使ったダイスは戻ってこない」というルールと、「ダイスは各色10個」という制約です。
後半になるほど、特定の色の特定の数字(以上)のダイスを求められることが多くなるので、序盤の攻撃で使うダイスの色も慎重に検討しないと、「どうやっても、その色のダイスが足りない」という状況に陥ってしまいます。

気になった点

順番を正しく処理するのが難しい

ダイスが消えるときには一度に複数のダイスを処理することができず、処理⇒落下⇒処理⇒落下の順で進める必要があります。
このルールは最初とっつきにくく、間違えると「どのマスでダイスが消えたか(=ダイスを攻撃に使えるか否か)」が変わってくるので、インストするときには同卓者が勘違いしないように気を配る必要があると思います。

最大6人対戦はどうなのかな?

「対戦モードの場合、2セット買えば6人まで遊べる」と紹介されていますが、消したダイスは左右のプレイヤーに送るため、両隣以外のプレイヤーのボトルに干渉するための手段がないという点が気になりました。
実際には遊んでいないものの、基本的には2~3人が適正人数のゲームではないかと思いました。

値段がちょっと高い?

私はふだん、2000円程度の同人ボードゲームを中心に購入しているので、「本体価格ちょっと高めだな〜」という気持ちでした。
ダイスが50個入っているということで、値段が上がってしまうことはわかるのですが、値段がネックになる方は一定数いると思います。
(本作はそもそも200個限定、一般販売ではクラウドファンディング時より高くなるのが常なので、買うならいま買うべきなのですが)

クラウドファンディングの状況

この記事を書いている段階でプロジェクトが既に266%を突破しているため、GOBLINまでの3種類のモンスターカードとJAPANまでの2種類の冒険者カードが追加されることは確定。
このあとプロジェクトが333%まで到達すれば、さらにモンスターカード&冒険者カードが1枚ずつ増えます。

先ほども書きましたが、生産個数の上限を200個としているのが本作のクラウドファンディングの特徴の一つです。

saiさんの過去作が好きだ、ダイス50個に惹かれた、連鎖を組むパズルゲームが好き、緩やかなインタラクションを楽しみたいetc…
そんな方は、ぜひ支援を検討してはいかがでしょうか!


この記事はsaiさんからPR案件として報酬を受け取り作成しております。
この場をお借りして、お礼を申し上げます。ありがとうございます!


いいなと思ったら応援しよう!