【ドラマウォッチャーの独り言#61】つかみOKの続編は期待大
約30年ぶりに名作をよみがえらせた。「102回目のプロポーズ」(フジ、水曜23時~)は、40代後半より上の世代にはたまらない作品になりそうだ。それでいて「101回目」をまったく知らない世代にも、それなりに楽しめるのかもしれない。
作品の大黒柱である武田鉄矢だけでなく、田中律子を起用できたことで作品に厚みを加えている。確か彼女は20代半ばで結婚・出産で芸能活動を離れ、ここ10年は沖縄に移住して環境保全の活動をしているはずだ。
前作ヒロインの浅野温子は死に、田中律子とくっついた江口洋介は海外放浪中。2人とも写真だけの出演だ。浅野と鉄矢の娘に唐田えりか。「ポスト鉄矢」に霜降り明星せいやがキャスティングされた。前作で竹内力が演じた演奏者のライバル的な役は伊藤健太郎。3人とも最適役って感じがした。
唐田えりかは同クールで、連続殺人の犯人として死刑判決を受ける難役と明るいお嬢様を上手く演じ分けているのがスゴい。せいやは芸風そのままだが、30年前の鉄矢に上手く雰囲気を寄せている。1話30分だが、短く感じさせない、いいドラマに仕上がりそうです。
最後に。貯金ゼロで、建築現場でバイトしてた鉄矢が司法の道を完全に閉ざして、小さいながらも建設会社を経営してたのは喜ばしい。ただ、往年のファンとしては、竹内力の登場だけは避けてもらいたい。
