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サプリメント不要論と母乳神話


「あっプロテインパウダーがないわ」
そう気付いて、これを機会にリアルフードだけでたんぱく質摂取することにするか、と考えた。

すでに挫折しそうです。

もうスーパーで買うタンパク質の量がすごい。
保冷バッグがパンパン
7月の暑い最中を帰ってきて
「嘘・・・今から胸肉を調理するのか」
ってなる。
それが嫌なのでツナ缶、納豆オイコスなど日持ちする系も買う
冷蔵庫パンパン、収納がパンパン

noteでもSNSでもサプリは邪道!プロテイン邪道!ていう人はたくさんいる。
リアルフードが理想という考え方は理にかなっている
サプリでは得られないビタミンミネラル、食物繊維も摂取できるし
サプリメントじゃなくてご飯美味しい〜って食事の時間を楽しむことも栄養だし。
せっせと料理をしていて「なんかこの一生懸命になる感じ、覚えがあるなあ」と思ったら子供が0歳の時の母乳神話だった。
自然分娩、かつ母乳で育てた子供が一流の母みたいな考え方。

母乳には利点があるから可能なら母乳を選ぶと良い

母乳を出すために最大限の努力をするべき

出ないのは努力不足

粉ミルクを使う母親は二流
途中から栄養の話ではなく母親の献身性を測る試験になる
乳児の授乳方法が良い母親の道徳指標になり、粉ミルク利用者に罪悪感や羞恥が生じる現象は研究でも指摘されている。
母乳を出すための指導をする助産院みたいなところに高額のお金を払ったり、私もやったなあ😭
人には「自然なものは人工的なものより良い」と感じる自然性バイアスがあり、さらに、手間や苦労をかけた対象ほど価値があると思いやすい傾向もあるという論文もある。

最後のプロテインを大事に飲んだ。

「うんまぁ!😭」

作ってくださるメーカーさんありがとう
届けてくださったヤマト運輸さんありがとう
「文明すごいな・・・たんぱく質25gを食材ごとに計測しなくていいなんて・・・21世紀ありがとう」となった。

貧乏スクワットからの学び


スクワットの時に「貧乏スクワット」と称してベルトなし、ニースリーブなし、足は素足、飲み物は水でやったことがある。
高価なシューズは確実にいらないなと思った。
しかし今までベルトで+10kg、ニースリーブで+10kg上げていたことに気づいてしまい、やはりSBDという文明の凄さに気づいた。

離婚してから一人で暗い部屋に帰って灯りをつける。
テレビの音を賑やかしにして、一人でお惣菜を食べて缶チューハイを飲む。テレビを消すとシンと静まり返る部屋。
ふと別れた妻を思う
一度失って初めてわかる価値。

SBDはそんな文明だった。
正しいフォームでやればスクワットでベルトで必要はない、私の教え子はベルトは使っていないっていうトレーナーさんもいる。
すいません使います。

別れたサプリを呼び戻す


食べ物でも、同じことをすればいいのだろう。
サプリメントを一度全部外して、自分の体で人体実験をする。「別になくても変わらなくね?」となったら、そのサプリは削る。

「お前がいないと駄目なんだ」と思ったら、別れた妻を呼び戻す。

サプリメントを何十種類も飲む必要はない。
サプリメントを一切使わず、すべて食事で取ることが、すべての人にとって最善とも限らない。

時間、労力、保存性、調理、洗い物、消費期限など栄養成分表には載っていないコストがある。

筋トレ民の宗教戦争


筋トレに興味がない人からすると筋トレ民は「筋トレしてる人」でみんな仲良しに見えるんだけどサプリがー!BIG3がー!とかSNSではよく宗教戦争が起こる

最初は全員「筋肉をつけたい」で集まったはずなのに、途中から何を信じて筋肉に仕えるかの宗派が分かれて融通がきかない人も出てくる。

どれだけ筋肉のために時間を捧げたか
どれだけ不便や苦痛を引き受けたか
どれだけ純粋な方法を守ったか

目的関数は「筋力・筋量・健康・競技成績」なのに、いつの間にか「正しい苦労をしたか」に置き換わる。
母乳神話や自然分娩神話と構造が同じ。

しかも人は、自分が払ったコストを無駄だったと思いたくない。
毎日真面目に筋肉の献身してきた自負がある人は、楽をしているように見える人を見ると自分の苦労が相対的に軽く見えてしまう。
「そんなものは邪道だ」と道徳化したくなる。

主婦の叫び



「サプリは邪道!リアルフードで!」
そう言いながら、買い物もしない献立も考えない、消費期限を考えて使い切らない、洗い物もしないのやめてね。
小さい子供を育てている、かつ筋トレに興味ない奥さんに
「ジムに行くことにしたからおにぎりを握れ」
って言ってくる夫の話を聞いたことがあるが、お前が握れよ。
小学校の家庭科の範囲内なんだからよ。
それは妻やママが人力サプリメントを用意しているだけに過ぎない。

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