【徹底解説(6000字)】東京から浜中町へのアクセス・行き方〜公共交通機関編〜
本記事では、東京(羽田空港)から北海道浜中町(茶内駅)へ、公共交通機関のみを利用して行く方法を詳しくお伝えします。
アクセス方法のみならず、注意事項や楽しみ方までお伝えしているので、筆者のひとりごとや個人的見解も含まれます。アクセス情報のみ端的に知りたい!という方に簡易版も用意しています。
▼東京から浜中町へのアクセス(要約版)
0.ルート概要
まずは全体観から。今回は、以下のルートで移動します。
羽田空港 → 釧路空港 → 阿寒バス → 釧路駅 → JR花咲線 → 茶内駅
はじめに伝えておきます。公共交通機関のみの利用だと、結構時間がかかります…。所要時間は、待ち時間を含めて約7〜8時間。長旅です。
それでは早速、順番にお伝えしていきます。
1.羽田空港からたんちょう釧路空港へ
東京の羽田空港から移動する場合、浜中町の最寄りの空港は「たんちょう釧路空港」と「根室中標津空港」の2つがあります。どちらの空港を利用する場合でも、空港からは連絡バスと、JR花咲線を使って移動します。
今回は、「たんちょう釧路空港」へ移動しました。航空券ですが、数ヶ月前に予約すれば12,000円程度で購入できますが、日時が近づいてくるにつれて2万、3万、と結構高くなります…。なので、早めの購入か、ANAやJALのセール時の購入を狙うのが個人的におすすめです。
羽田空港から釧路空港までは、約90分のフライトです。この日は、11:30発→13:05着の飛行機に乗りました。

釧路空港に到着したら、荷物を受け取ります。釧路空港は比較的コンパクトな空港なので、荷物はすぐ受け渡しがスタートします。この日も、到着から10分後には流し始めるくらいのスピード感でした。

🎫 バス(釧路空港→釧路市内)乗車券の購入方法
釧路空港から乗るバスは、阿寒バスが運営する連絡バスです。このバスでJR釧路駅まで移動します。乗車時間は40〜45分程度で、料金は950円です。
バス乗車券の購入方法は以下2つ。
1.釧路空港の券売機で購入する
2.Webで事前に購入する
おすすめは空港の券売機で購入する形です。
背景として、Web購入の場合は、氏名や電話番号などの個人情報を入力する必要があるため、若干面倒くさいです。ただし、券売機では「現金のみ」の対応となるので、クレジットカードで購入して履歴を残しておきたい場合などは、Webでの事前購入がおすすめです。
では、それぞれの購入方法についてお伝えします。
1.釧路空港の券売機で購入する
券売機は、到着ロビーに出て目の前、空港入り口のドア横に2台設置されています。お金を入れて、「釧路駅前」を選びます。領収書の発行も忘れずに。


2.Webで事前に購入する
Web乗車券はこちらから購入できます。座席の指定はできません。QRコードがメールで届きます。削除せず、大切にメールを保管しておきましょう。
Web購入の場合はクレジットカードの利用が可能です。
Mastercard® / Visa / JCB / AMEX / Diners / DISCOVER
早速、乗車します。乗り場は空港出口すぐです。乗車時に荷物を預ける場合は、降車場所を運転手に伝えます。

バスは基本、満席になることはないと思っておいて良いと思います。この日は年明けの平日だったので、帰省帰り?の方や、ビジネスパーソンなどが多く見られ、席は7割ほど埋まっていました。
✈️ 釧路空港について補足
🚽 お手洗いについて
荷物受け取りからバス発車まで、だいたい10〜15分が目安。結構短いです。なので、荷物が流れてくるまでにお手洗いを済ませておくことをお勧めします。受け取りレーン横に2箇所、男女別でお手洗いがあります。
🥤 売店・飲み物について
釧路空港の1F到着ロビーには売店などがありません。そのため、もし飲み物など購入したい!という場合は、到着ロビーに出てすぐ左に自販機が数台設置されています。そちらで購入をおすすめします。
※ 2025年12月に、釧路空港3Fのフードコートがリニューアルオープンしました。釧路の海産物・農畜産物を満喫できるグルメが楽しめます。また、大人気ウイスキー「厚岸ウイスキー」も飲めますので、釧路空港から羽田空港に戻る際などに利用すると良いでしょう。
※ また、空港2Fには複数のお土産屋さんとラウンジ、作業スペースなどが設営されており充実しています。他にも、3階には展望デッキが開放されていたり、たまに道東の写真家さんの展示会を開催していたりするので、帰りは釧路空港でゆっくり時間を過ごすことができるかと思います。
2.釧路駅へ移動・待機
🚶 「釧路駅前」で降車
釧路駅に到着しました。降りる際に、空港で購入した乗車券を精算機に投入します。Webで購入していた人は、QRコードを運転手に提示します。
降車場所から駅までは徒歩で2-3分程度です。

この日は釧路駅で降りる人が多く、荷物は「自分で取ってね」のセルフスタイルでした。運転手さんを待たずに、ドアを開けて受け取ります。
そしてこちらが釧路駅。ノスタルジーを感じますね。

🍙 釧路駅でのおすすめの過ごし方
そして、大見出しに「待機」と書いた理由ですが…釧路空港からの連絡バスとJR花咲線の乗車時間は特に接続されていません。そのため、乗車までに90分〜120分待つことがざらにあります。
そこで、おすすめの過ごし方は以下の4つ。
1.駅内のお店でご飯を食べる(喫茶店や蕎麦屋があります)
2.待合室で本を読む・仕事をする
3.釧路のお土産を見る・購入する
4.駅周辺を散策する
駅内のお店としては、2026年1月時点で以下があります。
・セブンイレブン(コンビニ)
・なごみのおだし(カフェ・そば)
・喫茶ベル&リキ(喫茶店)
・おにぎり屋 ばんばん(惣菜屋)
・レフボン JR釧路店(パン屋)
・北海道四季彩館釧路店(お土産屋)

この日は、「喫茶ベル&リキ」さんでカレーを食べて、待合室で仕事をすることにしました。


待合室はこのような感じ。窓際の席では、釧路駅に到着する汽車を眺めることができます。また、USB式のコンセントもあるので、携帯・パソコンを充電できるのも嬉しいポイント。

3.釧路駅で花咲線に乗車
🎫 購入するJR花咲線の切符について
釧路駅でお腹を満たしたら、花咲線の切符を購入しましょう。
ここで間違える方が多いのですが…。まず、浜中町には「茶内駅」「浜中駅」「姉別駅」の3つの駅があります。地名が入っているので思わず「浜中駅」を選んでしまいたくなるのですが、観光客向けにおすすめの最寄駅は「茶内駅」です。
もう一度言います。
⚠️必ず、「茶内駅」で降りてください。
その背景は主に以下の2つです。
1.平日に毎日、町営バスが出ているのは茶内駅
2.ヨンゼロソフトが食べられる「コープはまなか」まで茶内駅から歩いて5分程度

券売機は、改札横に設置されています。左側の券売機は、クレジットカードにも対応しています。

釧路駅から茶内駅までは、片道1,590円(大人料金)です。

事前に「えきねっと」で購入している場合も、こちらで受け取りが可能です。近くに友人の窓口がありますので、もし迷った場合は訪ねましょう。

なお、JR花咲線の運行情報は公式サイトで確認できます。
🦀 花咲線の乗車方法
乗車時間が近づくと、案内板に「改札中」と表示されます。これが、乗車OKの合図です。

改札を通過し、ホーム内を移動します。この際、地下に降りる時にはエスカレーターがあるのですが、各乗り場に登るは階段しかなく、大きなキャリーケースなどを抱えていると若干不便です。

こちらが花咲線!いよいよ乗車します。乗車時に整理券は取らなくてOKです。

乗車は出発時間の15〜20分ほど前から可能になります。早めに乗車し、席を確保しましょう。ただ、花咲線は満員になることはほとんどなく、基本は座れます。
この日は札幌エリアで大雪が降った関係で、接続の特急電車が遅延し、15分ほど遅れての出発となりました。

電車内には簡易的なお手洗い(男女共用)もあります。場所は車掌室のすぐ後ろです。
余談ですが、たまに汽車と鹿がぶつかることがあります.....が、5分、10分ほどで運転が再開されます。さすが北海道人…!この日も、鹿にぶつかりそうになったのか、4-5回ほどブレーキをかけて減速するタイミングがありました。
なお、花咲線に乗車中、電波が繋がらなくなるエリアがあります。ずっと携帯を触れるわけではないので、本などを持って行っておくと良いでしょう。電波が繋がらないときは、携帯の電波が1-2本立っているものの、Google Mapが開けないレベルです。(もしかしたら携帯の機種によるかもしれませんが…)
釧路から茶内駅までの乗車時間は、1時間〜1時間20分ほど。ワンマン運転なので、下車時には進行方向側の扉からになります。汽車が停車したら、切符を渡して降りましょう。
浜中町までの移動、大変お疲れ様でした!👏
🚃 花咲線について補足

花咲線は、釧路から根室までの区間を走っている汽車です。1日に5本ほど。8時、11時、13時、16時、19時台の5本のみ…のはずです(※21時台の汽車は厚岸まで)。なので、1本逃すと2時間ほど待機する形になります。
明るい時間帯に乗車すると、花咲線で景色を楽しむことができます。その様子は公式が出している動画で、ぜひ。
4.茶内駅から各観光施設に移動
ようやく、茶内駅に到着しました!茶内駅の移動手段は以下の2つです。
1.「町営バス」に乗車する
2.「霧多布中央ハイヤー」で移動する
茶内駅には、レンタサイクル・レンタカーなどは設置されていません。また、浜中町にはタクシー会社がなく、”ハイヤーのみ”になりますので、駅前にタクシーが停まっていることもありません。
おすすめは町営バスですが、行き先に合わせて適切な移動手段を選んでください。
🚌 浜中町の「町営バス」について補足
浜中町の町営バスについて、浜中町初心者には難易度が高め(地元民でも悩む)なので丁寧めに説明します。
まず、霧多布湿原センターや霧多布温泉ゆうゆなどの観光スポットまで移動したい場合に乗車するバスは「霧多布湿原線(月曜日~金曜日運行)」です。平日は予約しなくても運行しています。
▼町営バスの運行表はこちらから
注意として、バスは接続待ちしないので、時間になったら発車します。もし花咲線が遅延して乗り遅れた場合は、霧多布中央ハイヤー(0153-62-3141)を呼ぶしかありません…。
そして、町営バスは、土曜日・日曜日・祝日は予約制(デマンド運行)になります。予約先は、霧多布中央ハイヤー(0153-62-3141)となり、前日16時までに申し込みが必要です。当日予約は受け付けていません。
そのため、土日にJR花咲線を使って茶内駅に移動し、町営バスで霧多布方面に出る場合は、
⚠️ 前日「16時」までに町営バスの予約が必須
です!!!!!!!!忘れないように。
町営バスの料金は、湿原センターはまでは100円、霧多布温泉ゆうゆまでは200円です。乗車時間は、湿原センターまで15分程度、ゆうゆまで30分程度です。もしハイヤーに乗車した場合は、湿原センターまで5分ちょっと、ゆうゆまで10分程度かと思います。
「茶内駅から霧多布岬まで移動し、ラッコを観察したい!」という方には、浜中町役場が公開しているアクセスガイドがおすすめです。
5.【おまけ】茶内駅から町営バスで行ける観光スポット
最後に、茶内駅から町営バスに乗車した場合に、アクセスできる観光スポット・飲食店をご紹介します。
🦦 観光スポット
1.霧多布湿原センター(「湿原センター」で降車) ※GoogleMap
2.モンキー・パンチ・コレクション(「診療所前」で降車) ※GoogleMap
3.霧多布温泉ゆうゆ(「ゆうゆ」で降車) ※GoogleMap
4.ルパン三世通り(「浜中漁協前」で降車)※Google Map
5.小松牧場(「診療所前」で下車、そこから徒歩5分) ※GoogleMap
6.アゼチの岬(小松牧場からさらに徒歩10〜15分)
🍜 飲食店
※基本的に、浜中町は霧多布エリアに飲食店が集まっています。「浜中漁協前」で降車すると、飲食店エリアにたどり着きます。
※不定休のところあり、もし、どこもオープンしていない…となった場合は「レストランきりたっぷ(霧多布温泉ゆうゆ内)」がおすすめです。(霧多布中心地から霧多布温泉ゆうゆまでは坂を登る必要があり、若干徒歩でもしんどいです)
1.寿司ひらの(寿司)
2.お食事まる(ラーメン・浜中養殖ウニ)
3.やぶ東(そば)
4.富士美(定食)
5.お食事処 おがわ(定食・ラーメン)→「診療所前」が最寄りのバス停
6.レストラン きりたっぷ(霧多布温泉ゆうゆ内)
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は、釧路空港経由での東京から浜中町への行き方を徹底解説しました。
正直、「やっぱり、7〜8時間はしんどい!車のほうが楽!」と思う部分もあるのですが、移動時間中に本を読んだり、仕事をしたり、ブログを書いたり…としていると、結構あっという間でした。釧路駅内のカフェでゆっくりできるのも、この旅程の醍醐味かもしれません。
【免責事項】
※ 本記事は筆者の個人的な体験と見解に基づいて執筆しています。また、記載している情報はすべて執筆時点(2026年1月)のものであり、交通機関の運行スケジュール、料金、施設の営業状況などは変更される可能性があります。
※ 実際に旅行される際は、最新の情報を各公式サイトや問い合わせ先で必ずご確認の上、旅程を組んでいただきますようお願いいたします。もし記事内に誤りや古い情報を見つけられた場合は、コメントやメッセージでお知らせいただけると幸いです。
💡 浜中町の観光情報収集におすすめ媒体
1.浜中町観光協会Instagram / Facebook
2.浜中町役場(観光情報ページ)
3.浜中町観光協会公式サイト
