見出し画像

STANLEY H2.0スリムクエンチャーをカスタマイズしたい人へ

■クエンチャーとプロツアーの蓋は互換性があって入れ替えられたよ。
■クエンチャーを入れるドリンクホルダーで一番コスパが良かったのはIKEAのやつだったよ。
■ストローを乾かすには割り箸を突き刺すと早いよ。
という話をこれからします。

引っ越しをしてから節約のためにペットボトルを買うのを控えた。
今まではやさしいルイボスティーを作業中に飲んでいて、amazonのセールなどで買っていたのだが一本600mlで70円ほど。
ルイボスティーをパックで買って水出しすると40pcsで500円、2パックで2Lほど作れるので単価でいうとおよそ1/10である。
一日2、3本飲んでいたのでかなり大きな差になる。そうなって来ると今度はポットから入れて飲むのがだるいな、と思うようになってくる。
マグカップで飲むとちょこちょこ席を立って注ぎに行かなければならず作業が止まってまた同じテンションに持っていくのが手間なのである。

そんな時スタンレーという会社のタンブラーを教えてもらった。
真空タンブラーで蓋、ストローがついていてこぼれにくいし飲むのも楽だし、容量も大きいのがあって使いやすそうである。

なるほど色も可愛いのがあるし、1.2Lも入るならいちいち席を立つことも減って作業効率化がはかれそうである。
とは思ったもののなかなか買う決心がつかなかった。
まず高い、高すぎる。
市場価格は8000円ほどで元を取るには70Lほどのルイボスティーを飲み干さないといけない。
さらに、1.2Lのものはカラーバリエーションが少ない。
限定色、コラボなどは0.9L程度のワンサイズ小さいサイズばかりで、大きい方のサイズにはあまりかわいい色がない。公式が一番バリエーションが多いが、見ると品切れのものも多く、ほしいと思ったら次の日までに欲しいタイプの人間としてはキツイものがある。
(イースターなどはかわいいと思うが…あとは海外色のバターゴールドなど。海外のサイトを見ると色も多いしパーツも売っているが、フリップストローパーツはなかった。付加価値としてマネタイズしてるんだろうなぁ、というのが伝わってくる。)

そして買う決断に踏み切れなかった最大の理由がこのサジェストである。

えっ…漏れるの…?

クエンチャーは完全密封ではなくて横になったりすると漏れるらしい。
PCデスクで使うものだから正直少し怖い。
作業環境はだいぶ整ってきたが、思い出したくもない値段のする機材がデスク周りにゴロゴロしている中、倒して何かを壊したら…と思うと怖くて手が出なかった。
だってこのクエンチャーの形、すっごい倒れやすそうではないか。
こういう重心の高そうなコップはどうも怖くて見てて落ち着かない。

ただ、作業をしていると水分補給に気をつけるべきなのも確かである。
もういい年なもので、この前コミッションの作業をして一日飲まず食わずの日があった時、頭痛と目眩が酷かったのに懲りてしまったのもある。
なのでまずはメルカリを見てみようと思うと、新品が2000円台で売っているとのこと。
おっやすいな!とよくよく見てみると何故か同じ人が大量に出品しているし、なんなら違う人も似たようなフォーマットで大量にクエンチャーを出品している。
調べてみるとどうやら偽物ばっかりだそうだ。
お金はかけたくないが、かといって偽物を買って安物買いのうんちゃらになりたくもない。
これからのQOLと一時の出費を天秤にかけた結果、正規品を新品で買う決心が固まりつつあった。

そんな中見つけたのがこれである。
クエンチャーの漏れないモデルである。
少し高いものの漏れないならPCデスクで使うのも安心だし、万が一漏れたとしても漏れます、と明言しているものよりは漏れないだろう…
なにより迷ってる暇があったらさっさと買って頑張っていっぱい作業をした方が効率じゃん。
1.2Lのクエンチャープロツアーはメッシコラボの高いやつか、ベージュ、黒、ピンクしかなくちょっと不満だったものの、誰にも使いやすそうな黒を在庫が潤沢だったビックカメラで買った。
使ってみるとものすごく使いやすいし、横にしてしばらくして見てみても全くもれていなくて大満足。
これでまた一歩理想の作業環境に近づいたぜ、とホクホクしていた。

…のもつかの間、漏れない代わりにこのプロツアー、キャップに付いているストローを起こして飲まないといけないのだがストローが硬くて起こすのが少し大変である。
いや、そこは我慢しろよ、と思うかも知れないがこういう細々とした不満点は後々後悔すると長い人生の間で学んだ。
そしてもう一点、めちゃくちゃ大きいために机の上の作業スペースを侵食して邪魔だったのだ。
ならば、最初からストローが出ているクエンチャーを買って、それ自体はドリンクホルダーなどに入れて倒れないようにするのがいいのでは?と考え直しはじめた。
プロツアーの方は漏れないし外出時の飲み物入れにしようかな…ただ単価は高いし、無理して今買わなくても…と悩んでいる時、ふと気になった。

これ、蓋の寸法とかは共用なのでは?

必要もないのにわざわざ2個似たタンブラーを買って入れ替えようとは思わないけど、どうせ買うかまよっているくらいならサクッともう一個買って人柱になってみるのも悪くない。
実際に入れ替えて使った人のレビューがなかったのでファーストペンギンになろうと思ってえっちらおっちらビックカメラまで行って今度は普通のクエンチャーを買ってきて、実際に蓋を入れ替えてみると、果たしてお互いの蓋を入れ替えて使うことができたのだ。
ヘッダーに乗せているのがその画像で、ドヤ顔でステンレス色のクエンチャーにピンクのプロツアーの蓋をはめたときのものである。
ネットにも情報が乗っていなかった上にとにかくモノが高いので若干バクチ要素もあったが、想定通りにことが運ぶのはすごく気分がいい。
実際に違いを見てみたところ、クエンチャーとプロツアーの本体の違いはグリップの滑り止めがちょっと違うくらいでその他の寸法はほぼ同じ。
漏れると聞いていたストロー蓋は横に倒すとちょっとしみてくるな…などというレベルではなくストロー口と蓋の飲み口からダラダラと液漏れがする。
あくまでこの蓋はホコリが入らないようにしたりするもののようだ。
なので、少しでも漏れたら困る人は迷わずプロツアーを買って欲しい。
プロツアーは全く漏れない。
色が不満なら追加でクエンチャーを買ってしまえばいい。
クエンチャーの好きな本体とプロツアーの蓋を合わせて好きな色のタンブラーを持ち歩けるし、蓋を入れ替えて使えば気分転換にも良い。
実際このタンブラーはものすごく使い心地が良く、新色もしくは限定色で気に入ったものが出たら追加でもう一個買おうとすら思っている。
保温性はかなりよく、朝入れておいたものが夜になっても冷たいのは素直にすごい。
大容量の飲みやすいタンブラーをさがしている人には特におすすめである。

ただ、不満が無いわけではない。
まず第一に高い。
水筒なら3000円程度で買えるし、保温性を気にしないならその他のタンブラーでもいいと思う。
ただ、プロツアーはこぼれないし飲みやすいのは確かで、こんな不安定そうな見た目なのに意外と安定性も高くて普通に使う分には倒れることもない。
似たようなパチモノに5000円を出すならもう2000円出してスタンレー、がいいと思うし、水筒と違って洗うパーツも少ないから楽である。
ちなみにクエンチャー用の長いストローは公式で4本3000円と鬼のような値段で販売しているので、大事に使うならちゃんとカビないように洗って乾かして欲しい。
どちらのストローも太く、まいばすけっとでもらえる割り箸が余裕を持って入るので、洗ったあとはちゃんと水を切って割り箸を入れて置くと乾きが早くなってカビにくい。
パッキンも洗うのを忘れないようにしよう。
レビューを見るとコーヒーを入れる人は色シミ付くらしいので、洗うときは柔らかいスポンジを使うと良いと思う。

次に、めちゃくちゃ重い。
たぷたぷに満タンにするとダンベルくらい重いので、そこまで飲まないよ!という人はワンサイズ下のものを買ってもいいかも知れない。
個人的には注ぎ足しがめんどくさいのでここは気にならない。
なぁに筋トレみたいなもんだ。
もう一つ、漏れないフリップストローは思ったより深く咥えないと空気が漏れて吸いづらい。
飲み口にカーブが掛かっていて、普通のストローの感覚で吸うと空気が大量に入ってびっくりする。
ここは慣れてもらうしか無いが3日もあれば大丈夫。実際に慣れた。
どうしても重さが気になるときは実店舗(LOFTにもあるが、ビックカメラが正規代理店らしく在庫が多い)で確認してみるといい。ペットボトル二本を入れると普段使いの時の重さがわかりやすい。

現在はプロツアーとクエンチャーを併用してIKEAのドリンクホルダーを二個並べて、手前側にクエンチャーのストロー蓋、奥側にストックとしてプロツアーのフリップストロー蓋のタンブラーを並べてごくごくルイボスティーを飲んでいる。

amazonでクランプ式のドリンクホルダーを見ると値段が2000円オーバーのものばっかりな上に、いらない付加価値(小物トレーやら、ヘッドホンハンガーやら)がついてたりするが、シンプルなこれがすごく馴染みが良いし、たぷたぷに満タンにしたクエンチャーを置いても問題なくクランプ出来ていて落ちる気配もない。
妙なものを買うくらいならこれが一番いいと思う。
木のような質感で若干擦れる感じがあるので、高いタンブラーを傷つけるのが怖いときは100均でフェルトシートを買って貼るのがいいかも知れない。
それを考慮してもamazonで変なものを買うよりは送料込みでも安く済む。

最後に、クエンチャー(とプロツアー)の飲み口の場所について。
グリップがついているタンブラーなので、右利き左利きで持ち手とストローの向きが合わないときは、左ネジにまわしてスコッとハマった状態(伝わってくれ)で自分の望む向きに合わせてから締め込めば問題ない。

そんなわけで、クエンチャーとプロツアーの蓋には互換性があって、入れ替えて使うことが出来たよ、という話だった。
スタンレーのタンブラーが欲しい人の役に立ったらうれしい。
みんなもいっぱい水分を補給して欲しい。

いいなと思ったら応援しよう!