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「満たされたはずなのに、まだ“何か”を探してる」自由のその先の話

会社を辞めて、地方に移住して、好きなことをして、子育てにも向き合える日々。
温泉に入り、本を読んで、学びたいことを学ぶ。
正直、満たされていると思う。

それでも——
ふとしたときに「何かを成し遂げたい」「もっと心の底からやりたいことがあるんじゃないか」と思ってしまう。

これは貪欲なのか、それとも自然な欲求なのか。
そんな心の声に耳をすませてみたら、自分の“根っこの部分”が少し見えてきた気がする。
会社を辞めて3年以上経っての心境を書いておく。



1.満たされてるのに、なぜか「何かを探している」


家族と一緒に過ごして、夜寝る前には「今日もいい一日だったな」と思える。
生活は穏やかで、温泉にも入れるし、時間にも追われない。
そんな日々の中で「恵まれているな」と心から思う。

けれど一人の時間になると、ふと「このままでいいのかな」と考えてしまう。
何かに集中している時間は充実してるのに、あえて何もしない時間を取ると、
「もっとやるべきことがあるんじゃないか」って、心の声が聞こえてくる。

特に今は、冬の趣味が一段落して春に向かう季節。
少し喪失感があるのもあって、「心の底からやりたい」と思えるものを、
また探したくなっているのかもしれない。

2.思い描いていた“理想の自由”は、もうここにある


会社員時代に「こんな生活ができたら最高だろうな」と思っていた暮らしは、今ある。
時間に追われず、経済的にも大きな不安はなく、温泉に入って、睡眠もたっぷりとれる。
好きな本を読んで、学びたいことを学べる。そんな毎日を、もう3年以上続けている。

だからこそ、最初はすごく満たされていた。
「理想を手に入れた」って実感もあった。

でも——
これ以上の理想って、あるのかな?と、ふと考えてしまうことがある。

今は子どもが小さくて、子育てが生活の中心にある。
けれど、子育てが終わったあとは?
やりたい事業は?趣味は?体力が落ちてきたときの楽しみは?

会社員だったころ、10年後・20年後の働き方を想像して「このままは嫌だ」と思った。
今は自由だけど、長期的なビジョンをあえて描いていない自分にも気づいている。
見えなくてもいいはずなのに、「このままでいいのかな」と思ってしまう。

3.成し遂げたい、その正体は


「何かを成し遂げたい」
この気持ちは、たぶん“承認欲求”や“貢献欲”だけじゃない。

自分にしかできないこと。
自分が生きてる意味。
そういうものを見つけたいっていう気持ちが、根っこにあるのかもしれない。

別に「私にしかできない唯一無二の何かがある」なんて、思ってるわけじゃない。
でも、ただの自己満足ではなく、世の中に何かしら“成果”のようなものを残したいって、どこかで思ってる。

これって、退職した人や年配の人も感じるものなんだろうか。
あるいは、起業家や有名人のように、外に向けて何かを生み出している人だけの感情なのかもしれない。

そう考えると、私はもともと「何かを成し遂げたい」という気持ちが強いタイプで、
起業家気質だったのかもしれないな、と思う。

4.支援者としての限界と、“全力”への渇望


コンサルとして、いろんな人や企業のサポートをしてきた。
でも、やっぱり思うのは——「変えるのは当事者でしかない」ってこと。

伴走者としてできることはある。けれど、最終的な行動は本人にしかできない。
これは子育てでも、まったく同じだった。

今の私は、事業に「全力」を注げているわけではない。
寝る間も惜しんで、お金も時間もすべてを注ぐような状態じゃない。
それは、今は子育てや家族、趣味などを大事にしたいから。

でも、どこかで——
「子育てが終わったとき、全力で打ち込める“何か”がないと不安」
そんな気持ちもある。

いずれ“全てを注げるもの”が欲しいと思っているからこそ、
それが今はまだ見えていないことに、少し焦りを感じているのかもしれない。

5.有名になりたいわけじゃない。でも、残したいものがある

「有名になりたい」って思っているわけじゃない。
メディアに出たことも、副業で取り上げられたこともある。
嬉しさはあったけど、そういう立ち回りをしたいわけじゃない。

それでも私は、発信を続けている。
それはたぶん——自分の経験を、誰かに届けたいから。

自分の考えを言語化して、届けること。
その行為自体に、価値があると思っている。

それって結局、自分の人生に「価値があった」と思いたいからかもしれない。
もちろん、自分の中ではある程度満足している。
でも、人間って強欲なもので——
「誰かの役に立ちたい」という気持ちは、やっぱり捨てきれない。

今の私は、本名も顔も出していない。
だからこそ、発信の価値は“中身”だけで決まる。
それが怖くもあり、だからこそ「本当に価値あることを見つけたい」って思っているんだと思う。

6.探し続ける人生も、悪くない

以前、「あなたって、人生を探求してる人だよね」って言われたことがある。
それはたしかに、当たっているかもしれない。

探し続ける人生って、ある意味で“満たされない人生”とも言える。
でも、同時に“常に変化や成長を求める人生”でもある。

みんなが探し続ける必要があるとは思ってない。
何もやりたいことがないと言う人も、今を楽しんでいる人も、それはそれで素晴らしい。

でも私は、やっぱり次の何かを探してしまう。
探し続けるプロセスの中で、成長したり、自分と出会い直したりする。

だから今は、「何かを探してる」その状態も含めて、自分らしくて悪くないなって思っている。

おわりに

自由を手に入れて、今ある幸せを感じながらも、
私はたぶん、これからも探し続けるんだと思う。

「本気でやりたい何か」に出会うために。
そして、その“過程”こそが、自分らしい人生なんだと信じている。

この記事が、誰かが自分の人生を考えるきっかけになれば嬉しいです。もし何か感じたことがあれば、コメントで教えてもらえるとすごく励みになります。

▼以下に続きます。ぜひお読みいただけると嬉しいです。

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