薄明時間を楽しむ季節/二十四節気「夏至」
関東も梅雨入りし、雨の日が続いています。
昨日、6月21日は「夏至」でした!時の流れは早いですね。
2026年も、もうすぐ半分です。
夏の薄明時間
夏至といえば、一年でいちばん昼の時間が長い、というのはよく知られています。
また、昼が長いだけでなく、「日が沈んでから完全に夜になるまでの時間」も長いことをご存じでしょうか。
これは、太陽が地平線に対して浅い角度で沈んでいくため。深い位置まで沈むのに時間がかかり、その分、空に光が届いている時間が長くなるのです。
この「日が沈んでから完全に夜になるまでの時間」のことを「薄明(はくめい)」といいます。よく聞くマジックアワーやブルーモーメントも、この薄明の時間のなかで起こる現象のひとつです。
では実際、薄明の時間はどのくらい変わるのでしょうか。
ウェザーニューズさんが調べてくれていました。

検証によると、夏至にあたる6月の薄明継続時間は1時間49分。
それが9月・10月になると約1時間25分と、20〜30分ほど短くなるようです。
わずかな差ではありますが、せっかくの美しいグラデーション。できれば今の時期にゆっくり楽しみたいですね!
それにしても、9月や10月の薄明時間が12月の冬至よりも短いというのは面白いですよね。
太陽の角度や地球の傾きなどが関係しているようですが、宇宙や地球はまだまだ不思議がいっぱいです。ロマンがすごい。
梅雨の夕焼け
この長い夕暮れをさらにドラマチックにしてくれるのが、梅雨の湿気です。
梅雨の晴れ間や雨上がりの夕方、いつもより真っ赤な夕焼けや、ピンクと紫が混ざり合った幻想的な空になることがあります。
あれは、空気中にたっぷり含まれた水蒸気のしわざ。
夕焼けは、大気中の水蒸気やチリなどが多いほど光が散乱して赤みが増します。梅雨の時期は水蒸気がたっぷりなので、いつも以上に鮮やかで深みのある色彩が空に広がりやすいのです。
6月に撮った写真を探してみました。


こんな感じで、雲とセットになることも多いです。
一面の赤だけでなく、雲の隙間からのぞく赤やピンク、青色とのコントラストもまたオツな感じです。
じめじめする湿気も、空を美しくする役割を果たしていると思うと、雨の季節もちょっと楽しみになりますよね。
夏至の夕焼けはどうかな〜と楽しみにしていましたが、残念ながらがっつり曇りで見られませんでした!
引き続き夕方を楽しみにしていようと思います。
おわりに
夏至ということで、夏に向けて気合いをいれたいところですが、やっぱりまだ雨が多いですね。
仕事帰り、まだ空が明るいなと思ったら、それは薄明の時間かもしれません。
夏至を過ぎると少しずつ日が短くなっていくので、この長い夕暮れを楽しめるのも今だけ。きれいな空の色の変化を、ゆっくり眺めてみるのもおすすめです!
