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〜ふたつの詩と、ひとつの手紙〜


①「セブンティーン」



錆びたナイフでも、
方向音痴の風見鶏でもない。
僕達は17歳。

理解不能の宇宙人でも、
眉をひそめるナントカ世代でもない。
そう、僕達は17歳。

恋に溺れる詩人でも、
明日なきダンサーでもない。
僕達は、ただの17歳。

風の強い放課後、
汗ばむ背中をさらして、
ボタンを一つ外す。

多分、大人は分かってくれない。
でも、それ以上に自分が分からない。

自分の汗のにおいに、
ふと立ち止まる。
僕達は…


大人になったら、
きっと、壁を作ってしまうだろう。
今の17歳と、
昔の17歳のあいだに。

それでも、
叫んでしまうのか。

苛立ちと湿り気の混じる、
この風に。




②最終回


「最終回」

そう聞くと、
なんだか心がざわつくよね。

だけど、
明日も電車に乗って、
コンビニでおにぎりを買って、

見えない壁の向こうで、
湿った風の17歳を追いかける。

追いつかない、追い越したい。



「それが、どうしたの?」




あなたへ…


私は待つ。
あなたが気付くのを。

私は待つ。
あなたに笑顔が戻るのを。

私は待つ。
あなたがここに来るのを。

私は信じたい。
あの風の湿り気を。

見えない壁の向こうで、
汗をかきながら、
まだ追いかけている17歳を。

だから、私は待ち続ける…

私は待つ。
朝も昼も夜も。

私は待つ。
春も夏も秋も冬も。

街は、すっかり変わってしまった…

汗と埃の匂いの、
それぞれの17歳…

それでも、私は待つ。

今日も、ここで、
あなたを待ち続ける。


久しぶりの投稿なので、今回はふたつの詩と、ひとつの手紙としてまとめました。
もし気に入っていただけたら、スキやコメントでそっと風を送ってもらえると嬉しいです。



٩(^‿^)۶ ヨンデクレテ アリガトウ ❤️

( `・ω・´)ノ モウイチマイ ドウゾ🍀




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