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とあるお笑い芸人の“歌ネタ”が、わたしの子育ての救世主となった話

子育て中のみなさん、毎日お疲れ様です。
うちには今7歳と5歳のこどもがいて、夫と私の4人暮らし。
ドタバタしながらも、子育てやってきて7年も経ったのかあと思う。
乳幼児期の人との暮らしはだいぶゴールが見えてきて、数年前に比べたら少しずつ手が離れてきたと感じるこの頃です。

だけど、ここまでが長かった…!
ありがたい日々ではあるけども、やっぱり大変だった!!!

2人目の出産後数年の時期なんて、産後メンタルがアップデートされてる私、幼い下の子、暴れたい年頃の上の子、激務で頑張る夫。という構成。

今思い返したら、家族がみんなギリギリの中で頑張ってた。
睡眠が命なのに細切れ睡眠や浅い眠りでイライラもしやすいし、もっとユーモアで過ごせたら良いのにと思うけどなんだか頭と感情がパンクしちゃう毎日。

あなたのお家は、どうですか?
色んなカラーや暮らしがあるよなあ。
ほんとうにお疲れ様です。


そんなドタバタな我が家を、特に第二子が産まれて以降の数年間、とあるお笑い芸人さんの”歌ネタ”が楽しく救ってくれました。

子育てにおける歌遊び、ドライブ中の楽しみ、コミュニケーション、そして寝かしつけまで。下の子が5歳になった今も、大変お世話になっています。

歌ネタを取り巻く我が家のドタバタエピソード、ぜひ聞いてってください。

あなたのお家のこんな話も、もしあったら教えてね。
何かの流行りやオモシロが家族の中での共通言語になって文化を作っているもの、きっと何かしらあると思うのです。


うちで流行ったのは、メンバーというお笑いコンビの歌ネタです。
漫才の冒頭で出囃子が鳴り止まず、「音響さん、大丈夫でしょうか。」とのフレーズで始まり、そのまま音楽に乗って歌ネタが進んでいきます。

ショート動画で出会ったオーケストラ漫才


私は第二子出産後の時期に知りました。
YouTubeのショート動画である日流れてきた。

歌ネタが持ち味である2人が、コンサートホールでオーケストラと共演する特別バージョン。指揮者や奏者と一緒にプロの力を余すことなく発揮して、真剣にふざけ倒している。

最初何が起きているのか分からなくて何周か見た。

このライブ、漫才としても面白いんだけどもオーケストラの演奏も素晴らしい。ネタもクラシックも楽しめる。

そこから子育ての合間にオーケストラバージョン本編の動画を見てから、「おもしろ〜〜〜」となり、繰り返し見るようになりました。
ネタだけじゃなくて楽器の演奏が好きなんかもしれん。音楽のちからってすごい。


何年経っても産後メンタルの私、幼い下の子、暴れたい年頃の上の子、激務で頑張る夫。

そんな生活の中にも「面白い」と思えることがあることは、後少しのところの活力になってくれるのだと感じました。

直接ステージを見てイントロで涙目


動画を見始めてから約1年後の夏頃、私が住む県内のお祭りイベントのステージに、メンバーさんがやってくることを知りました。しかも無料だって!(オーケストラバージョンじゃないよ)

行きたい!と思いつつも「誰か体調を崩す事もあるかも。期待しないぞ」と謎のブレーキをかけながら過ごしました。がっかりしたくないんだもん。
そして無事に家族全員元気に当日を迎えることができました。ヤッター!

当日、お祭りの屋台を楽しんだ後、いざホールへ。前から10列目ほどの良い席がちょうど空いていて、ワクワクしながら着席。

定刻になり、出囃子が流れた時は感動しました〜!
いつもYouTubeで聴いていた音楽が目の前で広がることが楽しくて、うっかり泣きそうになりました。堪えたけど。
産後のホルモンも相まっていつもより感極まり人間だったからさ…。

バタバタな日々の中に現れた楽しい1日でした。

長男がハマる

しばらく月日が経ち、私の中でも落ち着いていたメンバーブーム。
そういえば歌が好きな長男もそろそろ楽しめるかも?と思い、ある日一緒に見てみました。そして長男も思った以上にハマっていきました。

車の中でも、家でも歌う歌う。
同じ空間にいる夫が「そろそろBGM変えても良いかな…」ってなるくらい、エンドレスメンバー
長男の、ハマると延々と聴き込む性格は私に似てるんだなーと分かった日々でもありました。


夫の友だち、奏者じゃんと判明

この頃、長年使ったテレビを新しく買い替えました。新しいテレビでYouTubeも再生できるように。

ある日メンバー歌ネタオーケストラバージョンをフルで流していたところ、長男と夫の「ええ!?」みたいな声が聞こえてきました。

話を聞くと、オーケストラの奏者の中に、夫の友だちが映っているとのこと!!そんなことある!?

オープニングのシーンではスクリーンに奏者の名前も映し出されるため、巻き戻して再生。間違いない!!!ええ、そんなことある??でも彼の性格だとこういうオモロいこと好きそうだからなあ。
スマホじゃなくてTVの大きな画面で見たから分かったよ!めっちゃ笑ってる奏者がいるなーと思ったら、この笑顔見覚えがある!ってなって。

夫がこの友達と過ごした時期のことを思い出したり、当時の経験がまさか今の家族時間にこんなふうにつながるなんて!とエモーショナルな気持ちになりました。

やっぱり「何に面白いと思うか」って人と人が仲良くなるときにすごく重要なポイントで、その共通点があるだけでまたこんな風に出会えるものなんだなあ。(メンバー気に入ったのは夫じゃなくて私だけど。でも、類は友を呼ぶ的な)

家族ぐるみで一気に盛り上がり、嬉しい気持ちでいっぱい。



長男が、「ありがとう」「ごめんね」を言えるようになった

何歳だってそうだけど、幼児期もコミュニケーションは難しい。

当時5歳だった長男は、自分が悪かったなあということが起こっても「ごめんなさい」を言えなかったり、誰かに何かをしてもらった時に「ありがとう」の言葉が出てこなかったり。

成長の中でいつか言えるようになるのかなあと思っていたけれど、その兆しは急に現れました。

長男は、私たち家族との関わりの中で「ごめんなさい」と思った時に、「たましい」と言うようになったのです。

ネタを知らない人にとってはなんのこっちゃですよね。
急に「たましい」いわれても、ふざけてんのかな?と怒るかもしれない。
説明してもしきれないから省きます。笑

でも、メンバー歌ネタオーケストラバージョンを日々繰り返し見ていた私たちには、その「たましい」が「ごめんなさい」だとすぐに分かりました。
そして、「いいよ」と笑顔になったりしたのでした。
また、同じ頃に「ごめんね」だけでなく、「ありがとう」も言えるようになりました。

メンバーの漫才のやり取り多用されるあ「ありがとうございます」のやりとりや、「ありがてー⤴︎」「こちらこそありがてー⤴︎」という感謝のラリーが続く場面もあり、長男にとってかなり印象に残っていた模様。

暗記して1人で歌えるほどに聴き込んでいた長男は、会話の中で必要なタイミングで「ありがとうございます」や「ごめんなさァい⤴︎」がいつの間にかテンポよく口から出てくるようになっていたみたいです。

そこから1年経過するころには、自然と「あっ、ごめんね」「お母さんありがと〜」なんて言うようになっていました。


夜が怖くて眠れない子ども2人を、寝かしつけてくれた


新しい動画、最近更新されないな〜なんて思っていたら、出ました。

「睡眠用の歌ネタ」って上の句と下の句が一致してないように聞こえるけど、メンバーならきっと成立しているんだろうという謎の信頼感。

最初はテレビの画面で再生して、BGMの美しさやスケールの大きさ、通常バージョンとの違いに大笑い。

まあ睡眠用とはいえ、さすがに子どもが寝る時には歌い狂ってしまうだろうからやめておこうと思っていました。

でも、つい昨日のこと。

2人が言うには、なんだか最近夜が怖い。
怖い夢を見そうで、寝たくない。と、子どもたちがなんだか寝にくそうなのです。

寝かしつけにどんなオルゴールをかけようかとSpotifyやYouTubeを調べていた時、「おかあさん、めんばーのすいみん用流して?」と息子の声。

こんなに心が不安な時には、なるべく楽しく布団に入れるのが良い。
私も賛成して、睡眠用バージョンを聞いたことなかった次男も「それでいいよ」と了承してくれて、早速再生しました。

いつも通り、私の右手と次男、左手と長男が手を繋いで横になりながら、1曲目のイントロ。

クスクス笑いながら、やっぱり小声で歌いながら、気がつけば15分経過。
私の両サイドからは、スウスウと穏やかな寝息が聞こえてきて、2人はすっかり眠っていたのでした。

あんなに眠るのを渋っていたのに。
最初寝るどころか笑ってたのに。

睡眠用に設えられた音楽と楽しい歌ネタの安心感が、2人を夢の世界に連れて行ってくれました。


言葉遣いだけ気になっていたけど、大丈夫だった


実は、「メンバーの漫才面白いから見てみて」ってママ友に言えない自分もいました。

その理由は、ちょっと言葉遣いが荒いから。

ところどころ、お笑い特有の強めのワードが出てきます。普段自分でもしない言葉選びだから、子どもに聞かせて良いのかなって思うのも本音です。

大人が見る分には、それはお笑いの文化の中でのツッコミだと分かるんだけど、子どもたちが吸収して普段使いするにはちょっと避けたい言葉。

お友だちや親戚関係の前で、当然のように言ったら嫌だな…。

そう思いつつ、何か気になることが起きたらその時は子どもと向き合おうと考えながら漫才を見ていました。

けれど、心配したようなことは起きませんでした。
一度だけ、親子の会話の中でいずれかのワードが出たことがあったかも。

その時には「漫才として見るのはいいけど、お母さんは自分に直接言われるのは嫌なんだ」と丁寧に伝えたことがありました。スッとした表情で分かったと頷いてくれた長男。

どうやら子どもの中でも、エンターテイメントとしてのやり取りと実際の人間関係でのやり取りを区別して捉えてくれていたようです。

そのあたりの機微って幼児も分かるんだな。
子どもを信頼してスタートして良かった
初めから制限するようなことをしなくて良かった。
そう思ってホッとしたのを思い出しました。

親が管理するべきラインはもちろんあり、しっかり見守っていきたい。
その一方で、これから先、友達やYouTubeからいろんな話や知識を得ていくだろう。

社会の中で子どもたちが育っていくからこそ、普段から見守って何かの時はしっかり伝え合う。

これからの家族の向き合い方として、今回の出来事を覚えておこうと思いました。



まさかの4000文字

こんなに書くとは思ってなかった。(笑)

ひとつのお笑いネタを取り巻いて、家族でこんなに楽しい時間ややり取りを重ねられて、嬉しい。

仕事も子育ても大変な時はあるけど、私たち家族はこうやって楽しみながら生きていけるんだって思える。これからも色んなことを面白がって過ごしていくぞという気持ちです。

ともすれば孤独になりがちな子育ての時間に、メンバーの漫才と音楽があって楽しく救われました。

満足するほど書いたから、このあたりで終わろう。

じゃあ漫才はじめていきたいんですけれども。もうええわ。ありがとうございました。



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