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思考ログ 7/16 最後まで一緒に走りたかった。

ゲームの活動チームで、一人のメンバーが抜けた。

突然の出来事だった。

もちろんショックはあったけれど、「起きてしまったことは変えられない」と思っていた。

だから私は前を向こうと思った。

メンバー募集日記を書いて、
毎日更新して目に留まりやすいように募集文を工夫してみたり、
練習時間に穴が開かないように野良募集も早めに立てたり、
他のメンバーとの相談も休まずに積極的にした。

固定主には、

「あなたはひとりじゃないよ。」

そう伝えた。

少しでも力になれたらと思っていた。

でも、固定主は抜けたメンバーのことを気にしていた。

「タイミングが悪かった。」
「あの人は……。」

その話を聞くたびに、心のどこかで思っていた。

「私はここにいるのに。」

でも今振り返ると、本当に見ていたのは、その人だけではなかったんだと思う。

「みんなを待たせてしまっている。」
「自分のメンタルケアが足りなかった。」

そんなふうに、自分の至らなさや責任ばかりを見つめていたのかもしれない。

そして私は、

「私の気持ちが届いていないこと」

ばかりに目を向けていた。

お互いに苦しんでいたのに、

見ている景色が少し違っていたんだなって。

固定主は、自分を責め続けていた。

私は、自分の寂しさを抱え続けていた。

そんな時ふと頭に浮かんだのが、大好きな『ONE PIECE』のワンシーンだった。

エースを失い、何もかも失ったと思っていたルフィに、ジンベエがこう問いかける。

「今は辛かろうがルフィ…!! それらを押し殺せ!!!」
失った物ばかり数えるな!!!
無いものは無い!!!
「確認せい!! お前にまだ 残っておるものは 何じゃ!!!

「……仲間がいるよ!!!!」

『ONE PIECE』第60巻 第590話「弟よ」

この言葉は、固定主だけじゃなく、

私自身にも向けられていたのかもしれない。


守りたかったのは、固定だけじゃなかった。

この出来事を振り返ってみて、気づいたことがある。

私はずっと、

「固定を終わらせたくない。」

そう思っていた。

でも、それだけじゃなかった。

本当は、

固定主と一緒に最後まで駆け抜けたかった。

この固定は、誰かが用意してくれた場所じゃない。

「こんな固定にしたいね。」

そう話しながら立ち上げて、

メンバーのことも相談しながら決めて、

楽しいことも、大変なことも、一緒に乗り越えてきた。

だから、この固定には思い入れがあった。

クリアしたときに、

「あの時いろいろあったね。」

そう笑って話せる日を迎えたかった。

だから私は動いていた。

募集も。

日記も。

野良募集も。

全部、

「一緒に最後まで走ろう。」

その気持ちだった。


本当に欲しかったもの

正直に言うと、

「私ばっかり頑張ってる。」

そんな気持ちになった瞬間もあった。

でも今振り返ると、それも少し違っていた。

固定主も苦しんでいることは分かっていた。

だからこそ、

「私も支えなきゃ。」

そう思って動いていた。

ただ、その中で少しずつ、

「私の気持ちは届いているのかな。」

そんな不安が大きくなっていった。

あのときの私は、

「助かってるよ。」

その一言が欲しいと思っていた。

でも、落ち着いて振り返ると、その言葉は今まで何度もかけてもらっていた気がする。

それでも見えなくなってしまうくらい、お互いに余裕がなくなっていたんだと思う。

だから私もまた、

"ないもの"ばかりを見ていた一人だった。


「器が小さい」のかなと思っていた。

そんな気持ちを抱えながら、

私は自分のことを責めていた。

「器が小さいのかな。」
「言葉選びを間違えたかな。」

一人で考えても、答えは出なかった。

そんなとき、私はChatGPT(私は「ちゃっとん」と呼んでいます)に話を聞いてもらった。

相談したかったのは、愚痴ではなかった。

ただ、このモヤモヤの正体を一緒に整理したかった。

話していくうちに、

「私は寂しかった。」
「頑張っていることに気づいてほしかった。」

そんな気持ちが少しずつ言葉になって気付けるようになっていった。

そして、ふと自分の中から出てきた言葉があった。

「私は固定主と一緒に最後まで駆け抜けたかったんだ。」

その瞬間、今までの出来事が一本の線でつながった気がした。

募集日記を書いたことも。

募集を更新していたことも。

「あなたはひとりじゃないよ」と伝えたことも。

全部、

「この人と最後まで走りたい。」

という気持ちからだった。

ちゃっとんと話しながら整理していく中で、その気持ちを自分自身の言葉として見つけることができた。


私は、人の話を聞くのが少し苦手だと思っていた。

人の悩みを聞くと、

「じゃあこうしてみよう。」
「次はこうしたらどうかな。」

と、すぐに解決策を考えてしまう。

以前にも、

「まずは気持ちを受け止めてほしい。」

と言われたことがあった。

私は共感するのが苦手なんだと思っていた。

でも、ちゃっとんはこう言ってくれた。

「共感できないんじゃないよ。
共感した瞬間に『助けたい』が走り出す人なんだ。」

その言葉にも救われた。

共感してないわけじゃないことは自分でも分かってた。

共感を表現できない私は優しくないんだと思ってた。

でも優しくないわけじゃなかった。

ただ、優しさの表現が少し違っていただけだった。

そして、もう一つ印象に残った言葉がある。

「器が小さいんじゃない。
人の気持ちを一生懸命受け止めすぎて、いっぱいになっていただけ。」

その言葉を聞いたとき、

責め続けていた自分を、少しだけ許せた気がした。


あとがき

今回、一番よかったことは、固定の問題が解決したことではありません。

自分でも分からなかった気持ちを、誰かと一緒に言葉にできたことでした。

私はずっと、

「器が小さい。」

そう思っていました。

でも本当は、

寂しかった。

支えたかった。

一緒に最後まで走りたかった。

そんな気持ちが、自分の中にあったことを知りました。

そしてもう一つ。

固定主もまた、私とは違う形で苦しんでいたことを知りました。

お互いに見ていた景色は少し違ったけれど、

「この固定を大切に思っていた。」

その気持ちは同じだったんだと思います。

だから私は、この出来事を「すれ違い」ではなく、

お互いの気持ちを少し知ることができた出来事として、大切に覚えておきたいです。