ClaudeでLPコーディング!便利さと同時に考えること
2026年8月3日、「Claude LPコーディング実践セミナー」に参加しました。
今回主催してくださったのは、DesignHacks初代講師、LINEデザイナー養成講座など主宰されている、るちこさん!
先ほど、Kenさん( @LPKen161 )のLPデザイン講座内限定で、「クロードでLPコーディングをやってみようセミナー」を開催させていただきました!
— るちこ (@aineruchiko) August 3, 2026
たくさんの方にご参加いただき、久々のセミナーで大緊張しましたが☺️💦
途中助けていただいたしんいち( @shin1sugaya )さん、ミンちゃん(…
普段ミンは漫画制作やWEB用画像のみ・紙ものデザインのお仕事をいただくことが多く、コーディングをする機会があまりありません(笑)
だからこそ、「Claudeでコーディングってどんなふうに進められるのかな?」と興味津々!
普段なかなか触れる機会がない分、るちこさんがいつもClaudeをどう使ってるのか、実際の進め方を見てみたい♪と思って参加しました。
今回のセミナーは、LPデザインはできるけれどコーディングは外注している方や、専門的なコードを一から学ぶのではなく、自分のデザインを自分で形にしたいLPデザイナーに向けた内容でした。
実際の画面を見ながら、「ここはどう指示する?」「あれ、思った見た目にならない…!」と、るちこさんのリアルな試行錯誤まで見せていただきました。
Claudeの新しい使い方に「おお〜!」となったのはもちろん。でも、私ミンがこの時間を通して考えたのは、技術のことだけではありませんでした。
赤ちゃんのお世話をしながらでも、学び方はひとつじゃない!
なんとるちこさんは現在、第三子を妊娠中!その中で、なんと2時間の実践セミナーを開催されました。
久しぶりのセミナーで緊張されていたそうですが、参加者の反応を受け取りながら、操作も試行錯誤もまるっと見せてくださる姿が本当にパワフル!同じ母として、ただただリスペクト。
私も最初は「やるぞ〜!」と一緒に手を動かし、ファーストビューのところまでワークを進めていました。
ところが途中で、ベビーコールによりお世話タイム突入(笑)。そこからは手を動かすのをいったん止めて、画面を見ながらワークを見学する形に切り替えました。
手を動かせるときは一緒に。難しいときは見て学ぶ。それでいい。
「今できる形で学べばいいんだ!」と思えたことも、今回のセミナーで受け取った大きな学びでした。
完成見本があると、Claudeへの指示がぐっと伝わる!
セミナーの中で、すでに完成している、きちんとコーディングされたページを基準にして、新しくつくりたいページをその型に沿わせていく方法が紹介されていました。
これには私も、「なるほど、めっちゃ実践的!」と納得。
何もないところから「いい感じにつくって!」だけでは、AIと自分の頭にある完成形が、そりゃズレちゃいます。
でも見本があれば、「この部分はこの見せ方」「ここはこの動き」と、具体的に伝えられます。
頭の中のイメージをClaudeと共有するためにも、完成した見本があるって、やっぱり強い!と感じました。
そのコードは、誰かが時間と知識を使ってつくったもの
そしてここで、大切なことに触れてくださったのは、ほかでもないるちこさんご自身。
るちこさんも普段からAIをバリバリ活用されています。だからこそ「便利なら何に使ってもOK!」ではなく、誰かがつくったコードをどこまで使ってよいのか、その線引きをとても大切にされているんです。
AIの便利さは、しっかり実務に取り入れる。でも、そのもとになった仕事や、つくった人への敬意は置いていかない。今回のセミナーでは、Claudeの使い方だけでなく、そんな姿勢まで伝えてくださいました。
見本となるコードも、最初からポンッとそこに生えていたわけではありません。誰かが時間と知識を使ってつくった「仕事」です。
特に、特定のプロが制作したコードをClaudeへ渡し、別の制作の見本として利用するのであれば、
どこまで使ってよいのか
別の案件にも使ってよいのか
AIへの入力や学習に使ってよいのか
利用料や追加料金が必要なのか
こうした利用範囲や対価について、つくった方と事前に話し合い、認識をすり合わせる。ここ、大事です!
便利!だけど、ふと気になったこと
……と、ここまで考えていたら、私の中にもう一つ「ん?」が生まれました。
「特定のコーダーさんのコードを使うなら、許可や対価が必要」と考える一方で、私はClaudeにコードを書いてもらおうとしています。
Claude自体も、インターネット上で公開されている情報などを含むデータから、言葉やコードのパターンを学習してつくられたAIです。
そう考えると、特定のコードだけに気をつければOK、とも言い切れません…。
Anthropicによると、Claudeは元データを検索して貼り合わせるのではなく、学習したパターンから言葉やコードを生成します。
ただし、文化庁はAIの学習段階と生成・利用段階を分け、生成物に既存作品との類似性・依拠性があれば、著作権侵害となる可能性があると整理しています。
つまり、「Claudeが作ってくれた!はい、そのまま納品!」とは、簡単に考えないほうがよさそうです。
私もClaudeを使うひとり。全部を理解できているわけではないからこそ、「便利だった!」だけで終わらず、立ち止まって確認したいと思いました。
では私はどう使う? 今できる線引き
AIを使わないのか、何でも使っていいのか。
どちらかに決めつけず、今できる線引きをまとめまてみました。
他者が制作した特定のコードやデザインを、許可なくClaudeへ入力しない
特定のサイトや作品の丸ごとの再現を目的にしない
コードのライセンス、利用条件、クレジット、必要な対価を確認する
顧客情報や公開してはいけない制作データを入力しない
自分のイラストやデザインについても、AI学習への利用条件をあらかじめ伝える
これで全部解決ではありません。
それでも、分からないなりに調べ、確認しながら使っていきたいです。
イラストやデザインの仕事も同じこと
私は基本的に、制作したイラストの著作権をお渡ししていません。また、AI学習への利用も許可していません。
でも、目的や条件、範囲を確認したうえで許可する場合はあります。
大切にしたいのは、「絶対ダメ!」と一方的に閉じることではありません。
自由に使えると決めつけず、まずつくった人に相談する。
そのうえで、お互いが納得できる方法を考えることです。
「参考にする」と「丸ごとコピー」は、やっぱり違う
人間も、さまざまな作品や日常から学びながらデザインしています。
でも、参考にしたものをそのまま再現するのがデザインの仕事ではありません。
クライアントさんの魅力は何?
誰に、何を届けたい?
どうすれば必要な人に届く?
どうすれば売上や行動につながる?
インプットを自分の頭で考え、クライアントさんに合う形へ変えて出力する。
その過程にこそ、人がデザインする意味がある。私はそう思っています。
「パクリではない」と言うだけでなく、なぜこの色・配置なのか、誰に何を届けるのかを自分の言葉で説明できることが大切です。
AIがつくったものにも、最後は人の心を通わせたい
AIなら「もう形になったー!」という爆速さで進められることがあります。
でも、早くつくれることと、伝わるものができることは別のお話。
余白、文字の大きさ、言葉の温度、写真の選び方。
小さな配慮の積み重ねが、見る人の安心や信頼につながります。
「神は細部に宿る」。AIを使うときも、この感覚を大事にしたいです。
AIの出力をそのまま完成にせず、最後は人が見て、考えて、整える。
そこは、AIが進化しても大切にしたい考えです。
白か黒かじゃなく、その間で考え続けたい
少し前に参加したマーケターさんとの勉強会で、「人は、つい物事を善か悪かで分けたくなる」という話がありました。
確かに、白か黒かでパキッと決めたほうが分かりやすい。
生成AIも、「便利だから使う」「問題があるから使わない」と分ければシンプルです。
でも私ミンは、やっぱりどちらか一つだけではない気がしています。
一方で、学習データや著作権などのリスクもあります。
大切なのは善悪を決めることより、自分の出力が受け取る人に与える影響を考えること。
最後に選び、整え、世の中へ出すのは自分です。
分かる範囲で調べて確認し、出すと決めたものには自分で責任を持つ。
便利さも敬意も、どっちも大切にしたい!
今回のワークショップでは、Claudeを使ったLPコーディングという新しい世界をのぞかせてもらいました!
子育て中でも、そのときできる形で学べばいい。そんな前向きな気持ちも受け取りました。
新しい技術は、まず触って試してみる。
でも、誰かの仕事や権利は置き去りにしない。
便利さも敬意も、どっちも大事!これからも私ミンらしく、AIとデザインのことを楽しく学んでいきたいです♪
るちこさん、うまくいったところだけでなく、リアルな試行錯誤までまるっと見せてくださり、本当にありがとうございました!
るちこさんとのこと
るちこさんとは昨年(何気にちょうど1年前くらい)、私がまだ第二子の妊娠超初期だった頃に大阪でご一緒し、深夜までAIや仕事について語り合いました(笑)。

今では、仲良くさせていただいている大切なクライアントさんであり、尊敬する先輩ママでもあります。
昨年は私のお腹に赤ちゃんがいて、今年はるちこさんのお腹に赤ちゃんがいる…そんな中でも、お互いに子育てをしながら新しい学びを共有できたことが、とってもうれしかったです♪
参考資料
文化庁「AIと著作権について」
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/aiandcopyright.html
文化庁「AIと著作権に関する考え方について」
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/pdf/94037901_01.pdf
Anthropic Privacy Center「モデルトレーニングで個人データをどのように使用していますか?」
