躊躇なく新品の本を買える人になりたい
10代の頃から心理学に興味があった。
母親がうつ病になったのを間近で見ていたのもあったし、自分が自律神経失調症になって学校に行けなくなったりした時に、自然な流れで心理学を学びたいという思いが芽生えた。
特に関心が強かったのは、犯罪心理学という分野だった。
中でも1番興味をひかれた神戸連続児童殺傷事件についての関連書籍をお小遣いで買い集めて読み漁った。
社会人になって、多少は自由に使えるお金ができた。
今までは、本は図書館で借りるか、安い中古本を探して買っていたけれど、放送大学への入学を決めたことをきっかけに、本を新品で買い揃えてみたいと思った。
図書館で借りてもいいのだけど、結局時間が取れずにサラッと流し読みして返してしまっていたり、何度も深く読み込むことをしていなかったことに気づいた。どうせ読むなら、買って自分の手元に置いておくべきだと考えを改めた。
そして、社会人になったのだから、本を買うならちゃんと著者に返礼ができる形で買いたいと思ったのだ。
そう思ってから、3冊ほど心理学の専門書を購入した。
やっぱり新品の本は心地がいい。手に馴染む感じがある。
たかが気持ちの問題ではあるけれども、読書においてはその気持ちの問題が大事ではないかと思うのだ。
いつかは壁一面におよぶ大きな本棚を買って、それをお気に入りの本で埋め尽くしたい。
書店で躊躇なく何冊も買える大人になるのが私の新しい夢だ。
